長崎被爆者代表の城だい美彌子さん、
     安倍総理を前に渾身のスピーチ!










<一部書き起こし> 


原爆がもたらした目に見えない放射線の恐ろしさは、
人間の力では、どうすることも出来ません。
今、強く思うことは、この恐ろしい非人道的な核兵器を
世界から、一刻も早く無くすことです。
その為には、核兵器禁止条約の早期実現が必要です。

被爆国である日本は、世界のリーダーとなって、
先頭に立つ義務があります。
しかし、現在の日本政府は、その役割を果たしているのでしょうか?

今、進められている「集団的自衛権行使容認の行使」は、
日本国憲法を踏みにじった暴挙です。

日本が、戦争を出来る国になり、
日本の平和を武力で護ろうと言うのですか?

武器製造、武器輸出は戦争への道です。
一旦、戦争が始まると、戦争が戦争を呼びます。
歴史が証明しているではありませんか!

日本の未来を担う若者や子供たちを脅かさないで下さい。
平和の保障をして下さい。
被爆者の苦しみを忘れ、無かったことにしないで下さい。

福島には、原発の放射能汚染で、未だ、故郷に戻れず、
仮設住宅暮らしや他所へ避難を余儀なくされている方々が
大勢おられます。
小児甲状腺がんの宣告を受けて、怯え苦しんでいる親子もいます。

このような状況の中で、原発再稼動、原発輸出、
行なっていいのでしょうか?
使用済み核燃料の処分法も、まだ未解決です。
早急に廃炉を検討して下さい。

被爆者は、サバイバーとして、残された時間を
命懸けで語り継ごうとしています。
小学1年生も保育園生さえも私たちの言葉をじっと聴いてくれます。
この子供たちを戦場へ送ったり、戦禍に巻き込ませてはならないという
想い一杯で語っています。

長崎市民の皆さん、いいえ、世界中の皆さん・・・
再び、愚かな行為を繰り返さない為に、被爆者の心に寄り添い、
被爆の実相を語り継いで下さい。
日本の真の平和を求めて共に歩きましょう。

私も被爆者の一人として、力の続く限り、被爆体験を残して行く決意を
皆様にお伝えし、私の平和への誓いと致します。
平成26年8月9日、被爆者代表、城臺美彌子(じょうだいみやこ)。


<以上、終わり>



これほど真っ当なスピーチを私は聴いたことがありません。
それを聞いていた安倍総理の表情は、如何にも不機嫌で
面白くなさそうでした。






管理人

城臺美彌子さんの渾身のスピーチをお聴きしていて、
まず真っ先に気になったのが、当日の経過説明のところです。

まず、空襲警報が鳴らされて、それからしばらくして、
空襲警報が解除になった。
解除になって、更に、しばらくして原爆が投下されたと話されていました。

これは、広島の時と全く同じです。
そんな馬鹿なと思われる方もおられるかもしれませんが、
歴史上の事実です。
これを偶然とは考えないほうがよいと思います。

大本営軍部上層部の一部は、
米国と通じていたことが明らかになっています。
御前会議の内容は、その翌日には、米国に知れ渡っていたと。
逆の言い方をすれば、米国の意思は、その一部の軍人や政治家から、
天皇や上層部に伝えられていたという反証になります。

実を言うと、無条件降伏した数ヶ月前には、日本の降伏の意思は、
米国に伝えられていました。
しかし、米国は、色々と難癖をつけて時間を引き延ばしました。
理由は、極めてはっきりしています。

原爆が、まだ完成していなかったからです。
原爆が、完成するのを待つようにとの指示があったようです。
そして、それだけではありません。
原爆投下に協力するように圧力がかかったと語られています。

それが、天皇制の存続と天皇の命、更に、スイスに秘匿した財産を
保障する絶対条件だったようです。

その結果、広島にも長崎にもサイレンが鳴らされなかったと。
それどころか、寧ろ、原爆投下の日時に合わせて、広島の中心部に
戦争終結に反対する第二総軍や若いボランティアの多くの人間を
なるべくたくさん集結させた記録が残っています。
これが、太平洋戦争末期の秘められた恐ろしい話です。
これは、皆さんが調べられたら、全て、事実と符合しますから、
お時間のある人は、じっくり調べたら良いと思います。

つまり、アメリカの通説になっている、
原爆投下によって、終戦が早められたというのは大嘘です。
それによって、アメリカ兵の命の犠牲が最小限に食い止められた
というのも大嘘で、プロパガンダそのものです。
これは、皆さん、是非、知っておいて下さい。




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