新しいケース♪ | 織姫のSound Post

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ヴァイオリニスト小池彩織が綴る 心の風景

昨日で大変な4日間が終わりました!ブログには書けませんが、この期間、色々なことがあったなぁにひひ

もう何があっても通すだけ!な本番、1ページ1ページ弾いておさらばしていくこの喜び。

本番を終えてみて、自分の内にある音楽をまず譜面上に表現する(書き表す)ということの難しさ、そしてそれだけでは結局足りなくて奏者にわかるように説明する、その大変さを(作曲するわけではないけれど、演奏する側として)ひしひしと感じました。

もはや、(一時期ブームだった)ロングブレスダイエットか?みたいな曲は、作曲者がリハの時に「感動して鳥肌がたったビックリマーク」と言っていて、まさにその二の腕が本当に鳥肌がたっているのを見た時は、思わず笑ってしまうほどビックリしました目。でもご本人が喜んでくれてなによりです(笑)

何はともあれ、無事に本番が終わって良かった~!
リハを重ねるごとにパワーアップしていくコンマスM氏のバイオリンソロは、本当にブラボーでしたクラッカー。決めるとこビシッと決めて、さすがですキラキラ

そして・・・結果。

声とか息とか、楽器をポコポコ叩いたりこすったりの、例の一番大変だった作品が第1位でした!!
マルチン(←作曲者)やったね~にひひ

個人的には、運動会並みに体力使ってそうな特殊奏法オンパレードのチェロの方達と、一番遠くまでよく聞こえたビオラの方達の息や声や悲鳴が、どちらもとにかく素晴らしくて、尊敬の眼差しを向けずにはいられませんでしたラブラブ

だから、これが1位でよかったのです(笑)

ちゃんと音程があり、弓はまっすぐに弾く(円を描くように動かすのはもう嫌じゃしょぼん)・・・そんな普通の奏法がもっと上手くなりたい、そんな思いが逆に強くなった4日間でした。
でも、人生の中の一つの経験として、こんな現代音楽を一生懸命解読してサーチ演奏することも、楽しいです。
なんだかんだいって好きなのかも・・・にひひ

それにしても昨日の朝からまた首が痛い(。-_-。)
どうにかならないかな、この痛み。
とりあえず楽器ケースを、以前から欲しかった軽いのに変えてみました!
これ。(ケース見えてないにひひ)
photo:01

ケースを背負った時の肩こりが少し軽減するような気がします。

今日からはレスピーギ音譜
以前ナブッコの時素晴らしかった指揮者で、リハも楽しいです。
もうすぐ高山に行くからその準備もしなきゃなぁショック!