久しぶりにブログを書きます!
先週は、ほぼ文京シビックホールに通っていて、そのうちの数日間は、右の鎖骨を痛めて腕があがらなくなり湿布必須の毎日で、かぶるタイプの服を脱ぎ着するのもシャワーを使うのも髪を結ぶのも辛く、動作がノロノロでしんどい毎日でした。
今は多少名残りがあるものの腕は動かせるようになったのですが、先日友達との会話で、とあるソリストの(演奏中の)動作を真似していたら、治りかけていた右腕が一瞬抜けそうになりました。馬鹿なマネはやめようと反省しています。
さて武満作曲賞本選演奏会のリハが始まりました。
譜面審査を通過した4名の作品を演奏します。
今回も、すごいです。
「quasi scream!」って・・・
怖い( ̄◇ ̄;)
ホラー?
今日のリハの持ち時間は一人あたり1時間で、この曲に関しては作曲者本人による説明で30分近くかかり、3分の1も進みませんでした(笑)。(よって上の写真の箇所まではたどりついていない)
フッハーとか、イ~~とか、フシュッとか、文字では表せない息の音を出さないといけなくて、吸ったり吐いたりと過呼吸になりそうなくらい大変な曲なのです。
今回は全体的に、この音どうやって弾くの?という疑問はものすごく多いのですが、小節は追っていきやすいので、自分の居場所を見失う心配は比較的少ないかなぁという気がしています。
というか、もしかして長年鍛えられてきたおかげで複雑なリズムに慣れてきたのかしら・・・なんてね。ちょっと嬉しい
頭の中でイメージしていたものが、実際に音となって立体的に現れた時、作曲者ご本人はどういう気持ちになるのかは想像できませんが、限られた時間の中で、できるだけ彼らの想いが込められた音符一つ一つに命を与えてあげなければいけないなと思っています。
と、これは理想です(。-_-。)
現代曲って、作曲家の方達に言わせてみれば、この技法(作曲法?)はひと昔前流行ったものだとかそういうのがあるらしいですね。知りませんでした。
謎の箇所や演奏不可能な箇所はたくさんありますが、このコンサートを乗り越えたら何だか強い子になれそうな気がする
そんなポジティブ思考で、今回も頑張ります。
1曲リハをするごとに30分休憩があるのですが、指揮者や作曲者に質問をしたり、おやつを食べる時間もちゃんと取れるので、頭と心を適度に休ませることができてちょうどいいです
本番はオペラシティにて、5月26日(日)15時からです。全席自由の1000円!と、お求めやすい価格となっておりますよ
これが終わった後の、ローマ三部作楽しみです