● あなたは「いい子」路線？それとも「不毛な反抗」路線でしたか？
こんにちは！高橋リエです。
このところ、ブログを更新できていませんでしたが、３月はトラウマについて、さらにがっつり学んでいます＾＾
トラウマというと、一般には、戦争に行って生還してきたり、事件の被害者になった、というイメージがありますよね。
強烈な恐怖の体験をしたために、その後も心身の後遺症に悩まされてしまう
そんな、特別な、めったにない恐ろしい体験をするとトラウマになる、というのが一般的なイメージです。
ところが、毒親育ちさんのトラウマというのは、早期に始まり、日常的、長期にわたってできるもの。
発達性トラウマといって、一般的なイメージのトラウマとは少々、性質が異なるのですね。
いまこの発達性トラウマについての研究が進んでいます。
お医者さんをはじめ医療関係者も参加しているのは、いわゆる西洋医学の範疇では、これまで感情について本格的に扱っていなかったからでしょう。
モラハラやDV、人格障害などの症状も、発達性トラウマが原因であることが多いのですね。
ともあれ、こうした知識が広まっていくことで、だれが悪い、と個人を悪者にするのではなく、本当の意味での治癒が広がっていくことを、心から願っています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ということで、今日は「反抗」について、書いてみますね。
毒親育ちさんの特徴のひとつに「反抗期がなかった」ということがあります。
ところが実際には、「たしかに反抗期はなかったです」とおっしゃる方もいれば、「ずーっと反抗期でした」とおっしゃる方もいるんですね。
これはどういうことかと言いますと・・
後者の方の反抗は、「健全な反抗期」の反抗ではなく、幼児のダダコネに似た、「不毛な反抗」なのだろうと思うのです。
なぜなら、ほんとうに健全な反抗期をへてきたのであれば、わたしのお客様にはならないはずだから・・＾＾;
親に反抗しなかった人と、ずーっと反抗してきた人、
この違いは何かと言うと、その方が幼いときに選択したサバイバル戦略の違い、です。
親の気に入る「いい子」になってサバイバルしてきた方は、反抗期がありません。
ところが、お姉ちゃんお兄ちゃんが「いい子」路線を選んだ場合、下のきょうだいは、同じ戦略では親の注意が引けない、と無意識に判断します。
哺乳類の子にとっては、母親の注意を引くことが死活問題、だからです。
よって「いい子」の逆、反抗的態度を見せることで、母親の注意を引いて手をやかせる、というサバイバル戦略を選びます。
そうすると、見かけ上は、ずっと反抗していた、となるのですね。
でも、この反抗は、じつは母親の注意を引くためであり、「こっちを見てほしい、わかってほしい」という思いが動機です。
だから、本当の「健全な反抗期」とは、違うのですね。
健全な反抗期では・・・
＊ ＊ ＊
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ところが実際には、「たしかに反抗期はなかったです」とおっしゃる方もいれば、「ずーっと反抗期でした」とおっしゃる方もいるんですね。
これはどういうことかと言いますと・・
後者の方の反抗は、「健全な反抗期」の反抗ではなく、幼児のダダコネに似た、「不毛な反抗」なのだろうと思うのです。
なぜなら、ほんとうに健全な反抗期をへてきたのであれば、わたしのお客様にはならないはずだから・・＾＾;
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哺乳類の子にとっては、母親の注意を引くことが死活問題、だからです。
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そうすると、見かけ上は、ずっと反抗していた、となるのですね。
でも、この反抗は、じつは母親の注意を引くためであり、「こっちを見てほしい、わかってほしい」という思いが動機です。
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