合格点170点か~(+_+)

憲法・商法以外の法律基本科目が昨年より平均点を下げたのに対し、一般教養科目の平均点が大幅にアップしたのを総合した感じかなあ。

合格者数は、昨年より1人増えただけだね。


合格していた方、おめでとう!

これまでどおり、優先順位の上の方から、できる限り、論文対策を進めていってください。


残念ながら不合格だった方…どうしても、記事「司法短答結果発表を受けて 」でアップした動画と似た話になってしまいますが、まずは心を癒してください。

環境が許す限り、好きな物食べたり、好きなことをしたり、好きなだけ寝たり。

心のままに泣くことも大事かも。


で、だんだんメンタルが回復してきたら、①短答本試験現場でどのように考え・行動して解いたのかという“短答再現”を、できる限りでいいのでしてください。ぜ~んぶ忘れたという人は、もう一度解き直すのでもいいでしょう。

これによって、敗因を的確に捉え、来年の短答合格に向けての最短ルートを見極めるのが目的です。


ただ、これはメンタルきついし、今からだと結構忘れていると思うので、客観面から②新司・予備短答全過去問と今年の本試験問題との類似性を検証する方に逃げるのもありです。

これにより、

・過去問類似問題で不正解が多ければ、そもそも過去問自体を「完璧」にする

・過去問類似問題はほぼ正解していたら、過去問自体は「完璧」だけど、過去問演習等を通じて“現場思考力”を鍛える

必要があるといった、大雑把な方向性を見極めることはできるので。


でも、くれぐれも無理して心を折らないようにね…本末転倒だから。


【補足】4A基礎講座の受講生の皆さんへ


合格していた方は、上記のとおり、粛々と論文対策を進めてください。


以下、残念ながら不合格だった方が、上記の①短答再現と②過去問との類似性検証を終えた後に何をすべきかについて、いくつか提案をさせていただきます。


1 昨年度の4A基礎講座の受講生の方へ

まず、法律基本科目答練も受講されている方は、添削期限が迫っているので、一気にこれを消化することをオススメします。

で、今年度の4A基礎講座の再受講は、オススメしません。

確かに、今年度の4A基礎講座には、昨年度よりも改善する方向で、テキスト・講義内容を変更した部分が少しあります(cf.憲法テキストの主な変更点はこちら 、民法テキストの主な変更点はこちら )。

しかし、昨年度の段階で既に練りに練って提供したテキスト・講義なので、大部分は変更ありません。

このような講座を再受講するために安くはないお金を払うのは、もったいないと感じる人が多いと思うのです。

それでもどうしても再受講したいという方は、WEB-SCHOOLマイページの「講座からのお知らせ」の「【重要】受講期限&本試験分析講義無料配信のご案内」の中で、再受講割引等をご案内しているので、ご覧ください。

少なくとも論文対策としては、予備試験論文過去問と論文解法パターンテキスト掲載問題(予備試験H23~25を取り込む以外は、昨年度と今年度でほとんど変わらない予定)をくり返しくり返しくり返し解いて「完璧」にすることが最優先だという点に変わりはありません。

そのための技術と材料は、既に昨年度の4A基礎講座で充分に伝授済みですから、これを淡々とこなしてください。

それでも、論文対策のペースメーカーがほしいという方には、今年度新たに開講した「4A実践答練 」が最もオススメです(全科目一括で申し込んでいただければ、私の個別指導も標準装備されています:パンフP21上)。

これは、4A基礎講座をある程度消化したことを前提にした答練なので、昨年度の4A基礎講座の受講生にこそ最適かもしれないくらいです(今年度の受講生には、その可処分時間等によっては、後回しにすることをオススメしています)。

科目間でだいぶ間が空きますが、その間に、次の科目につき、予備試験論文全過去問と論文解法パターンテキスト掲載全問をくり返しくり返しくり返し解いて(できれば答案まで書いて)「完璧」に近づけてください(なお、下記の短答対策も論文対策に直結しますから、並行することをオススメします)。

どうですか、これだけでもかなり大変でしょう?普通は、4A基礎講座を再受講している暇なんてないはずです…ひょっとしたら、4A実践答練を受講する暇もないかもしれません。

他方、短答対策としては、上記①短答再現と②過去問との類似性検証を終えた上で決めるべきではありますが、ほとんどの方が、これまでと同様、新司・予備短答全過去問をくり返しくり返しくり返し解いて「完璧」にすべきだという結論に辿り着くと思います。

そのためのペースメーカーとして、知識集中完成講義と並行するという方法を、4A基礎講座の受講中にもオススメしましたよね。

それだけでは不安だという方には、私の個別指導だけを3・5回受けられる「4A個別指導」のご案内を、WEB-SCHOOLマイページの「講座からのお知らせ」の「【重要】受講期限&本試験分析講義無料配信のご案内」の下の方にしています。これを利用して、質問やご自身の勉強の方向性を相談するだけでなく、短答過去問潰しの進捗の監督・叱咤激励役を私にさせるというのはいかがでしょうか?

なお、知識集中完成講義については、受講期限後も聞けるようにするために、受講期限内に全て音声ダウンロードしておくことを強くオススメします。これに対し、論文解法パターン講義については、聞き直すことはあまりオススメしません(それより問題を自力でガンガン解いてください)が、一応音声ダウンロードしておきたい気持ちは分かります。



2 今年度の4A基礎講座の受講生の方へ


今年度の4A基礎講座(刑法:渋谷校では7/8~)に合流することを第一目的として、未消化の講義(憲民)があるならば、それを倍速で聞く等して、予習・復習もそこそこに、ガンガン消化してください。

講義の進行ペースに置いていかれると、どうしても挫折しやすくなってしまうからです。


あとは、4A基礎講座のペースに乗り、個別指導の機会を利用する等して短答・論文対策の方向性を適宜修正しつつ、過去問・4A論文解法パターンテキスト掲載問題潰しに励んでください。