ヌーダの新店「bb9」へ☆ | 3uz(ミユズィー)のグルメ*

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「熾き火(おきび)」焼きレストラン、ヌーダ「Nuda」の新店「bb9(べベック)」にれびさんと行ってきました☆

蒔の火入れの都合で、前日までの予約がないと入れないヌーダ。運が良ければ当日の昼行って夜の予約が取れることもあると聞いて…実は店先まで行って振られたことも^^;
前日でも、、それより前でも、、人気店なので(タイミングも悪かったのか)トライするもなかなか予約が取れず、結局行けなかったままリニューアルの為閉店してしまったヌーダ。

この度のリニューアルオープンを期に、まだヌーダの時ほど予約が困難ではない今!と狙い撃ちw
(食べログのヌーダが「閉店」表示のまま新店舗として新たに登録されているので、常連さんや狙ってる方以外、気付かれにくいのかも…?行くなら今です☆)

ヌーダの店名だけ変更しなかったということは…内容もかなり変わった?!と思いきや、お店の雰囲気はガラッと変わったものの、内容は大きくは変わっていないとのこと。良かった☆

基本、昼、夜、同じで8000円のお任せコース。

ただ、内容はお寿司屋さんのようにその日の”ネタ”で決める為、毎日、毎回、「全く同じ」ことはないそうです。

お店の雰囲気が全く違うので、一度通り過ぎてから戻って入店。

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よく見ると、ドアの横に小さく店名が…野口太郎みたぃw

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快く出迎えて頂き、窓際の席へ。

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最初れびさんは泡、私は…事情あって今アルコールが飲めないのでスパークリングウォーターで乾杯w

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メインの、今回依頼されているロゴの打合せを軽くして、お料理の登場と共に次店へもちこしw

最初のお皿にまずびっくり。

魚のメインではありません。

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カルパッチョの代わりに、こちら。ヒラマサを人肌位に火を通してあり、お皿もあたたか。
厚みがあってしっとり柔らかい歯応え。

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アサツキをアドバイス通り「手でちぎって」食べると、香りも良くさっぱり。「人肌の温かさ」が胃袋に優しく美味しい。
なるほど前菜かも。

そっと置かれた自家製パンがまた美味しい。

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温かくて、外はサクパリッと、中はもっちり。

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なんでも、お料理もですが、パンも時間を逆算して、焼きたてをオーブンから直でテーブルまで出しているそうです。美味しさに納得。

二皿目は、シンプルなようで情熱を秘めたようなこちら。

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トマトをマキのオーブンで丸焼きしたものとフレッシュモッツァレラチーズ。上にルッコラの花。

モッツァレラ半分→トマトを丸々一口で!→モッツァレラ
の順で頂くと口の中でカプレーゼ☆と坂井シェフ。

言われた通り試してみると…シンプルな見た目と裏腹に、驚く程のモチベーションを秘めてました。

口いっぱいに温かい濃厚なトマトの甘い果汁が、じゅわ~~~ぁぁぁと広がり…暫しその余韻に酔いしれてました。

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三皿目は、くわなの焼きハマグリ

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口が少し開いたとこまでの優しい火入れなので、取れにくい貝柱はナイフで。

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つるんとしたハマグリと、その出汁とバターにコリアンダーのミックスが面白い。

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四皿目は「野菜だけのお皿」

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上は生野菜、下が温野菜

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タンポポ、コゴミ、若ゴボウ、ラディッシュ、セロリの根っこ、こいも、、、沢山の季節のお野菜がふんだんに♪ それぞれの味の個性を楽しみながら頂きました。


五皿目は、アーティチョークと河内鴨のロースの、出来たてのミンチをチョリソにしたもの。

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「是非お箸で頬張ってください」

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ほんとだ。お箸がとても自然なお皿でした。

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アーティチョークの葉の焦げた香ばしさと…
チョリソ柔かぁ~ぃ♡

出来たてのチョリソはこうもソフトなものなのか?!と驚きました。
生肉好きとしても、座布団5枚!です。


六皿目は、琵琶湖の稚鮎(初鮎) とフキとカタクリ

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…別名「ニガイお皿」

まるで鮎が水面で戯れているような…躍動感のあるこちら。

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鮎の濃縮された旨味にしっかりした苦味。
フキの良い香り。そして最後に苦味。

カタクリもさっぱりの後にピリリとした辛味。

見た目の美しさからは想像できない、濃くて面白いお皿でした。


七皿目は、淡路のマナガツオ

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マナガツオは、全体がこのお皿程の大きさで、高級なお寿司屋さんが使いたくなるような厚みのあるサイズ なんだとか。。ってお皿全体の写真がなぃ…;

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確かに。身がふっくら柔らかく、あっさりとした繊細な脂が美味い。

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香ばしい皮に塩見が効いていて、身の旨味を引き立てます。


「江戸前」ならぬ「神戸前」のお寿司屋さんの情報なども仕入れつつ…


八皿目は、グリーンアスパラのリゾット

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フレッシュなアスパラが印象的です。

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そしてメインの九皿目は、土佐の赤牛。上に花山椒。

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お肉は絶妙な柔らかさ。

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花山椒のみかんのような香りがフワッと鼻に抜けて、爽やか☆

断崖絶壁 を想わせる出で立ちがアート。

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デザートは、フレッシュチーズのアイスクリー とイチゴのソース。

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糖度が低くてこれだけ滑らかなのは、出来たてじゃないと出せないそうで、パティシエの方とかが自分たちではできない(レストランなどその場で食べて貰える環境じゃないと提供できない)と感動されるそうです。

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デザートもう一品来ました。

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こちら、まきの香りのするアイスクリーム。

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しっかりスモークのフレーバー。
口に含んだ瞬間、本当にスモークが鼻腔に立ち込めるようで…楽しい。
燻製した何かを入れているのか?はたまたアイスクリーム自体を燻製しているのか??気になって聞いてみたところ…企業秘密だそうですw

こちらも、糖度や脂肪分が低くて、これだけ滑らかなのは、出来たての成せる技なんだそう。

出来たてのアイスクリーム、美味☆


最後にほうじ茶でほっと一息。

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調理の手法が、スペインのバスク由来の「熾き火(おきび)焼き」ということで、もっとスペイン寄りの味や演出を想像していましたが、全体的に「スペイン」風というよりも日本人の舌により馴染み安心感を与えるような、そんな「和」寄りの演出なんですね。

サーブしてくださる西川ソムリエも、坂井シェフも、好奇心旺盛な初客の私達にも気さくに色々とお話しくださり、とても和み、そして楽しめました。


最後に当日のメニューと使ったお野菜を記したお土産が☆
こういうサービスとても嬉しいです♡

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ありがとうございました。