空海の伝言(6) | アトランティスからの伝言

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かごめかごめ
籠の中の鳥は
いついつ出やる
夜明けの晩に
鶴と亀が滑った
後ろの正面だあれ?

 

本文は今年1月6日から連載した「かごめ追記」を加筆修正したものです

 

豊鍬入姫が天照大神のご神体としての神鏡八咫鏡を携えて最初に奉斎した地は、丹波若狭湾を望む風光明媚な天橋立に建つ吉佐宮、今の籠神社でした。

 


紀元元年以前の遥か昔から、丹後半島の先端にある港は豊かな海の幸を産する漁港であると同時に、日本海からの外敵に備える軍港でもあったようです。


半島東側の伊根地区に、TVの旅番組で有名になった舟屋群が建ち並んでいますが、背後の険しい断崖の下にひしめく舟のガレージは太古の水軍の名残を今に伝えています。

 


舟屋群の裏手の細い府道を北へ向かうと左手奥に浦嶋神社があります。


別名宇良神社、浦島太郎の浦嶋子が祭られています。

 


ここは浦島伝説発祥の地であり、乙姫、竜宮、玉手箱が語られ始めた最初の場所と推定されます。


天橋立の景観は異次元に存在する竜宮界を思わせ、浦島太郎の昔話と相まって、ここが神話揺籃の地であることがわかります。


浦島子の原型は古事記にある火照(ホデリ)、火遠理(ホオリ)兄弟の弟火照の命。


火照は別名海幸彦、火遠理は山幸彦ですね。


富士山の御祭神木ノ花佐久夜姫と天孫族邇邇芸(ニニギ)の子供たちです。


山幸彦は海幸彦に借りた釣り針をなくし、途方に暮れていると塩椎ノ神が現れて助けます。


「竹を編んで籠の舟を作り、海神の宮へ行きなさい。」


山幸彦の火遠理はその指示に従い、竹籠の舟に乗って海神の宮に行き、そこで豊玉姫と結ばれます。


三年ののち火遠理は豊玉姫の元を去り、土産の二つの玉と取り返した海幸彦の釣り針を携え、火照の元に帰ります。


二つの玉は汐満(しおみつ)玉と潮干(しおひる)玉で、これを使って海幸彦を懲らしめました。


ところが浦島太郎の物語では、助けられた亀が竜宮城に案内し、時を忘れて遊興にふけるうちに故郷が恋しくなり、戻ってみると昔の面影はすっかり失われていました。


寂しさに耐えきれず、乙姫の禁を破って玉手箱を開けたとたん、白髭の老翁になってしまうという話です。


別のバージョンでは、その後浦島は鶴になって飛んで行ったことになっています。


つまり浦嶋子の伝説では、「火照の命」が「浦島」となり、「竹編みの籠」が助けた「」になり、「海神の宮」が「竜宮城」になり、「豊玉姫」が「乙姫」となり、「二つの玉」が「玉手箱」に変わっただけですが、ここに来て初めて「亀」、「竜宮」、「乙姫」、「箱」、「鶴」というキーワードが登場します。

 

すなわち各々が、「瓶(水瓶)」、「十二宮」、「音秘め」、「契約の箱」、「釣る(魚)」 といった言葉に対比されることがわかります。


吉佐宮の宮司家が、阿波に隠された神宝の所在をほのめかすべく仕組んだ、古事記の絵本版とでもいえるものが「浦島太郎の伝説」なのです。

 

あるいは「浦島伝説」のほうが古く、古事記編纂の際、太安万侶がこれを引用したとも考えられます。


いずれにしろ、「かごめ唄」の物語バージョンが「浦島太郎の昔話」だったと言えるでしょう。


このように、本家本元の「元伊勢」の隠匿と共に、四方位星座の島・四国に秘められた「世界の至宝」の実在を示すための様々な方策が考案され、述べ広められたと言えるでしょう。

 

では次回に続けます。

 

 

 

 

 

再掲籠目唄(1)  

http://ameblo.jp/3t14159/entry-12261525009.html


再掲籠目唄(5)  

http://ameblo.jp/3t14159/entry-12262563133.html

 

再掲籠目唄(10)   

http://ameblo.jp/3t14159/entry-12263749104.html

 

再掲籠目唄(15) 

http://ameblo.jp/3t14159/entry-12265865326.html

 

再掲籠目唄(20)   

http://ameblo.jp/3t14159/entry-12268163563.html

 

再掲籠目唄(25)   

http://ameblo.jp/3t14159/entry-12270250944.html

 

再掲籠目唄(30)  

http://ameblo.jp/3t14159/entry-12273335278.html

 

 

 

 

 

 

 

 
 
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こんにちは  ご来訪を心より感謝いたします

このブログの管理人 Hiroshi Onishi です

大切な「音のお知らせ」が届きました

消印は紀元前1万年 つまり今から1万2千年前

ものさしを替えればつい昨日のお話です

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