経絡ストレッチセミナー 基礎編 in 宜野湾 | まなブログ

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脈の変化でカラダの声を聴く『脈ナビ』による施術、セミナーをご案内しています。
大阪府堺市で鍼灸院を開業しています。
日々の気づきをつづります。

両極を知って、中庸に至る。




さらにしつこく陰陽五行応用編から。

同じく川崎市でのクローズドセミナー。


お次は、グラウンディング調律師 SOULKNOCK あき さん。

アフリカの太鼓ジャンベの演奏者でもあります。



「私の持病も五行で観られますか?」



はい、もちろん。

陰陽五行は、この世の法則。

すべての事象を観ることができます。



で、持病とは?



「潰瘍性大腸炎です。」



国から難病指定されています。

原因不明で根本的な治療法なし。


そう診断されたのは、2年半前。

発病は7~9年ぐらい前ではないかと。



病名からしてね。

肺、大腸の「金」の変動であることが想定されます。


「金」の虚かなあ。

「きゅっ」とし過ぎて、ヘロヘロになったのかな。



まずは、情報を頂きましょう。



1.9年ほど前から、前の夫に激しいDVを約5年間受けていた。


2.彼は、「火」が旺盛。興奮して昂りやすかった。


3.殴られても罵声を浴びても「私が悪い」と自分を責め、ひたすら我慢していた。


4.当時、カフェを経営しており、DVを受けながらもお客さんの前では笑顔でいようとした。


5.DVを受けてから、過呼吸、蕁麻疹、鼻炎などの症状が続いた。


6.「このままではいけない」「何とかしなければ」と常に方策を考え、焦っていた。


7.離婚が成立し、DVの恐怖を手放せた時期に潰瘍性大腸炎が発症。


8.あるがままの自分を受け容れられ、人を頼ってもいいと思えるようになった頃から、症状が落ち着く。


9.「金」が旺盛な現在のご主人と再婚。当初、ご主人を幸せにしなければというこだわりがあった。その時期、症状が悪化。


10.、「理想の夫婦関係」を追いかけることをやめてから症状が改善。



以上



濃ゆいでしょ。



さらに、補足。



前の夫さんは、平たくエラが張った「土」の顔。

アタマがとがっていて、声がハスキー、これは「火」の特徴。


結婚するまでは、「土」の優しさが溢れていました。

しかし、結婚後は手のひらを返したように虐待を加えるように。

すぐに「ぱぁーっ」と逆上して、「火」が炎に。



現在のご主人は、純粋な日本人。
けど、ハーフによく間違われる。


ってことは、彫りが深い。

「きゅっ」の「金」気が旺盛な人の特徴。



私もお会いしましたけど、見た目は柔らか。

体型にも「土」の特徴が。


10歳近く年上でね。

「土」の優しさで包み込んでくれるかと。



しかし、結婚して初めてわかることもいろいろ。

ご主人にも深い心の傷があることがわかってね。

「私が彼を幸せにしないと」って。


どうしても、これまでのつらい経験を穴埋めしたくなります。

けど、「理想の夫婦関係」という幻想を捨て。

あきさん自身の本来の強さを発揮していこうと。


それから、症状が改善されました。



あきさん自身は、「水」と「土」の気が旺盛。

でありながら、「木」「火」「金」の要素もしっかり見受けられてね。

ほんとにバランスの取れた女性。



さて、これを五行で観ていきます。



1.「金」の変動


(1)DVを5年間受けていた


殴られたり、罵声を浴びせられたり。

「きゅっ」と身が固くなりませんか?

そう、「金」気が過剰に実するのです。


(2)自分を責める


自分が至らないから、彼が暴力をふるうのだ。

そう思い込むのは、過剰な律する意識。

「金」の実。


(3)過呼吸、蕁麻疹、鼻炎などの症状


肺、皮膚、鼻は、「金」の変動。


(4)DVの恐怖を手放した時期に発症


「きゅっ」とし続ける必要がなくなる。

「金」の「実」から「虚」に。

「陰陽消長の法則」 に則(のっと)り、上下の振幅は同じ。

強烈な「実」は、強烈な「虚」を。

潰瘍性大腸炎は、強い「金」の虚。


(5)ご主人が金気旺盛


過剰になると、相手も「きゅっ」と緊張しやすい。

「金」の実。



ほとんど「金」ですね。

これだけ、「きゅっ」とし続けて「実」したからね。

強烈な「虚」が待っていたわけです。

「金」自らのエネルギーを酷使した後、ヘロヘロに消耗。

「自剋(じこく)」と云います。




2.「火」の変動


前の夫さんが「火」が旺盛で、爆発していた。


また、虐待を受けながらもね。

カフェのお客さんの前では、笑顔を振舞っていました。

「いつも明るく元気なあきちゃん」を無理やり演出。

「ぱぁーっ」の「火」の実。


相剋関係「火剋金」で「金」が虚。




3.「水」の変動


DVに対する我慢。

「ぎゅ~っ」の「水」の実。

相当強い忍耐力が必要。


けど、「水」のエネルギーが旺盛なあきさん。

耐えられてしまうんです。


>何をしても悪化するばっかりで。

>暴力はどんどん酷くなって。

>トイレで一人になる時間だけがホッとできる時でした。


トイレにこもるだけではありません。

心も内へこもります。

過剰な内への意識は、「ぎゅ~っ」の「水」の「実」。



「水」は、本来、「金」と相生関係にあります。

「金」が母、「水」が子。

「金生水」で「金」が「水」を補う。


ところが、あまりにも子が元気過ぎてね。

母が病弱で力量差が生じるとね。

お母さんは、育児ノイローゼになるでしょ?


子が母を剋する。

これを「母剋(ぼこく)」と云います。



相生関係であろうとね。

バランスを激しく乱すと、剋する関係になるってこと。


あきさんの場合、相当「水」が実していたはずですからね。

「金」が虚しまくっている時には、「母剋」が働いた可能性が。



4.「木」の変動


「このままではいけない」

「何とかしないと」

「どうしたらいいんだろう?」


現状打破のため、方策を考え続けてました。

しかし、やること為すことすべて裏目。


この苦しみに終止符を打つため。

先へ先へ、気持ちは焦ります。


過剰な「木」気ですね。


「金」が虚していると、逆剋を食らいます。




5.「土」の変動


一見、情報の中には「土」がないように思えます。

でもね。

それだけの虐待を受けながらも前の夫に尽くそうとされていた。

彼の期待に応えて、その暴力性をも包み込もうと。

それって、過剰な「土」だなあって。


五行色体表の「五華」。

「土」は、「唇」&「乳」とあります。


「土」の心理とは、母なる大地。

分け隔てなく与えて育むエネルギー。


「土」気が旺盛だと、唇が分厚く、お乳も発達。

あきさんは、まさしく与える人。



人相学で「唇が厚い」のはね。

情におぼれやすく、甘いを好む。


この「甘い」は、食べ物だけでなく、心理的にも。



ここまでされても、反抗もせず、ひたすら耐え忍ぶ。

自分が至らないからと、さらに尽くそうとも考える。


過剰な「土」の実と。


相生関係「土生金」。


「土」が母、「金」が子。

母は子を扶(たす)くる。

本来、「土」は「金」を補います。


お母さんが教育ママで元気過ぎ。

お子さんが気弱だったら?

補うどころか、萎縮しちゃうでしょ。


子を剋してしまうから、「子剋(しこく)」と。



あきさんは、「土剋金」で子剋をくらっていた可能性も。



以上



潰瘍性大腸炎という難病。

五行で観ると「金」のめちゃ虚。


すべてにおいて「金」を剋す要素が盛りだくさん。



私も鍼灸学校時代はね。

「金」を剋すのは、「火」だけだと。

そうとしか教えられなかったし。



けど、バランスが崩れればね。

相生でさえ、剋す関係になると。


五行どのエネルギーでも剋し得る。

フツーに考えたら、そうだよね。

良い加減が大事ってこと。



「金」が虚しているからね。

「金」自体を補う。

もしくは、相生関係「土生金」で補う。



これ、先日の記事 と同じ。


桂川江美さんの咳の事例。

こちらも「金」の虚でしたね。


目に見える症状は異なってもね。

五行で観れば、ともに「金」の虚。

調え方は同じ。


これを「異病同治」と云います。



さて、あきさんの場合は?


事前情報をご覧のとおり。

自ずとバランスをとっておられます。



前の夫さんからの虐待に耐え。

自分を責め続けていた日々。


「そのまんまの自分でいいんだ。」

「人に頼ってもいいんだ。」


自分に課した過剰な「金」がゆるみ。

自分にかけなかった「土」をかけ。



また、いまのご主人への「依存できる関係への憧れ」を断つ。

「理想の夫婦関係」を追いかけることをやめる。


「依存できる関係への憧れ」は、過剰な「土」。

「理想の夫婦関係を追いかける」のは、「こうあるべき」の過剰な「金」。


ともに手放され、良い加減に。



「金」の実を抑えることによってね。

「金」の虚も浅くなる。


「土」を適度に保つことによってね。

「土生金」で「金」を補う。


結果的に、潰瘍性大腸炎の症状が緩和。

「土」と「金」のバランスを取る。


収まるべくして、収まるところへ。



>頑張るほどに上手くいかなかった。



ある意識を強く念じる。

それは「実する」につながります。

実した分、必ず「虚す」のです。


リリースして、良い加減を保つ。

自ずと調う見えない力に身をゆだねる。



あきさんの濃ゆい事例。


これ、個人セッションではないのですよ。

参加者15名のセミナーでのカミングアウト。



ブログでのご紹介にもね。


>実名でOK♪


即レス、ご快諾。

あきさん自身、すでに受け容れられているからこそ。



あきさんのブログ をご覧ください。



深いのに重くない。



押しつけがましさがない。

ご自分が感じたことをありのまま。

そこに評価を加えない。


これまでの経験。

しっかり糧にされてますね。

相手を応援するメッセージに溢れています。



そうやって、誰かが輝くサポートをする。

まさに、母なる「土」のエネルギー。

「土」の良い加減な使い方。


きっと難病を卒業される日も近いですね。


すでに、あきさんにとっては、


「難病」


じゃないんだろうな。



そうそう、経絡ストレッチも手段のひとつ。

「土」である脾・胃経のポーズなんかオススメ。

陰陽五行と組み合わせると、イイかんじ。


あなたもいかが?



と、無理やりセミナーの告知につなげるのです。



< 経絡ストレッチセミナー 基礎編 in 宜野湾 >



1.日時


平成27年7月14日(火)10時~17時 ※昼休憩1時間含む



2.場所


フェアリーフォレスト


沖縄県宜野湾市佐真下82-4



3.定員


10名



4.参加費


15,000円



5.内容


(1)OSを『東洋』に入れ替える

 ・太極図に観る見える世界と見えない世界

 ・象(かたち)が形をつくる

 ・人体は球体


(2)どちらでもあり、どちらでもない

 ・呼吸 → 吸うでもなく、吐くでもなく

 ・目 → 開くでもなく、閉じるでもなく

 ・意識 → 集中するでもなく、広げるでもなく


(3)イメージで経絡を伸ばす

 ・直線ではなく、円

 ・弓なりにたるませず

 ・大きく描くほど、よく伸びる


(4)『どぅる~ん』で枠をハズす

 ・頑張ると融けない

 ・丹田だけは意識を込める

 ・押さずに待つ


(5)8つの基本ポーズを体験する


 ①任脈のポーズ

  ・云いたいことをこらえて我慢しているあなたに。

  ・抑圧された感情が胸を詰まらせる。

  ・胸の詰まりを解消し、目が輝く。


 ②督脈のポーズ

  ・椅子に座っりぱなしで姿勢が悪いあなたに。

  ・頭の使い過ぎが背筋を強張らせる。

  ・首、背中、腰がほぐれて、頭スッキリ。


 ③肺・大腸のポーズ

  ・ため息ばかりついてるあなたに。

  ・気を遣い過ぎると肩の前側が凝る。

  ・胸が広がり、呼吸が楽に。


 ④脾・胃のポーズ

  ・胃腸が弱く、時間が来たから食べてるあなたに。

  ・首が凝る原因は食べ過ぎ。

  ・消化吸収能力を高め、ココロがゆるむ。


 ⑤心・小腸のポーズ

  ・鬱憤がたまりまくっているあなたに。

  ・肩甲骨内側のコリは心労。

  ・ココロがオープン、ストレス発散。


 ⑥腎・膀胱のポーズ

  ・根を詰めっぱなしのあなたに。

  ・冷え、夜更かしが腰をだる重くする。

  ・背中、腰がスッキリ、集中力が復活。


 ⑦心包・三焦のポーズ

  ・緊張しっぱなしで脱力できなあなたに。

  ・頑張り過ぎが自律神経を失調させる。

  ・循環を促進し、カラダを温める。


 ⑧肝・胆のポーズ

  ・先のことが気になって仕方ないあなたに。

  ・イライラが片頭痛を起こし、目を充血させる。

  ・解毒能力を高め、ココロが伸びやかに。



6.申込方法


フォレストさんのこちら の申込みフォームより


※事前にこちら でキャンセルポリシーをご確認ください。



以上



五行の調和をはかる手段のひとつ。

あなたもいかが?


真夏の沖縄でお待ちしています。




では、今宵はこのあたりで。