お泊まりデイから帰った夫は、復活してくれていました。
右側への傾きは、ほとんどわからないくらいになりました。
今回のお泊まりでは、スタッフの方達が、殊更気をつけてくださって、外に散歩に連れ出したり、それができないときは、廊下を歩かせて下さったようです。
おそらくそのおかげで、足取りもしっかりとして大分楽に歩けるようになりました。
一人で立たせても、それほど不安なく立っていられるようになりました。
本当にありがたいです。
水曜日は主治医の診察日でした。
インフルエンザの予防接種も予約していました。
これまでの、針を刺すときの夫の暴れ具合からして、今回もそうだろうな..はぁ気が重いと思って行きました。
ところが!
私は片方の手を握っていましたが、針が刺される瞬間、ちょっとだけきゅっと力が入っただけで、終始穏やかに普通の顔をしていました。
すごい~~♪
私は嬉しくて、誇らしくて(?)たまりませんでした。
先生に、採血の時に暴れた話をして、こちらではなんでこんなにうまくいくんでしょと言ったら、うちは静かな環境だし、待たせたりしてないからと言っていました。
それだけなのかな~?
それだけで、こんなに違うものかと思いました。
4月にけいれん発作を起こした後、イーケプラという抗てんかん薬を飲ませていましたが、9月にまた発作を起こしました。
先生には、イーケプラを増やしましょうと言われましたが、もう少し様子を見たいと言って、その時は断りました。
先月の末、また発作を起こしてしまったので、もうやむを得ないと思って、増やしてもらうことにしました。
今回の右への傾きやふらつきは、発作のせいだったかもしれないし、副作用も怖いけど、なにより発作を起こさないことを優先しようと思いました。
これまで飲ませていたのは、イーケプラ250mgで、通常使用量の1/4です。
それを250mg2錠に増やしました。
この量で効いてくれるといいんですけど..。
夫は、薬に異常な位に過敏に反応します。
薬のせいで、死んでしまうのではないかと思ったことさえありました。
また他の薬でも、少し飲み続けると、具合が悪くなったり、体が傾いたり、ふらつくことが過去に何度もありました。
このことと、時折、空中の何もないところをつまむような動作をしたり、何もないところを凝視したりすることがあって、もしかしてレビーの可能性があるのかもと思っています。
まぁ素人の判断です。
でもいずれにしろ危険は冒したくないので、薬については必要最低限にとどめたいと思っています。
アリセプトに関しては、診断されてすぐ3mg開始の後5mg、その後、10mgが使えるようになった時点で、10mgを処方されました。
まもなく具合が悪くなったので、5mg+2.5mgの7.5mgに減らしてもらいました。
2.5mgは、薬屋さんが5mg錠を半分に割ってくれました。
7.5mgでは、目に見える副作用が出なかったので、それをずっと続けていました。
そのうち、少しずつ不穏な状態になることが増えていきました。
やがて暴力が始まって、ネット上に救いを求めてさまよった頃、コウノメソッドを知りました。
そこで初めて、アリセプトが興奮を引き起こしていることを知りました。
先生にアリセプトを減らしてくれるように頼みましたが、その時の先生の返事は、一気に進みますよ、それでもいいなら減らしますけど、でした。
素人の悲しさで、そう言われればそれでもとは言い張れず、そのまま7.5mgを続けてしまいました。
暴力は他にも様々な要因があるとは思いますが、夫の場合、アリセプト7.5mgが大きく作用していたのは間違いないと思います。
無知からとはいえ、そのせいで、私は辛い思いをしたし、それよりも夫に不要な興奮を与えてしまって、本当に可哀想なことをしてしまったと思っています。
思い返せば、薬を減らしてもらおうとする戦いだったような気がします。
2011年6月に、なんとかアリセプトを5mgに減らしてもらいました。
10月の入院後、夫は身体的にも別人になってしまいました。
浴槽から立ち上がれなくなったり、ベッドから一人では起きれなくなってきました。
けいれん発作も頻発し、私はもうどうしていいかわかりませんでした。
もしもレビーならば、アリセプト5mgは多すぎると思いましたが、レセプトが認められなくなるからということで、それ以上は減らすことができませんでした。
どうしても減らしたかった私は、2012年3月から、一日おきに飲ませることにしました。
こうすれば、一日あたり2.5mgということになります。
その後間もなく、アリセプトを後継品のドネペジルに変えて、先生が3mgを処方してくれました。
いざ3mgが実現してみると、今度は、減らすのが正しいのかどうか不安になりました。
レビーだという確信があるわけでもなく、病気の進行が更に早くなるだけかもしれないと思いました。
くよくよと思い悩みましたが、やはり長期間飲ませることの弊害はあると思うし、いずれにしろ完治させる薬ではないし、なるべくなら体に入れる異物は少なくしたいと思いました。
完全にやめてしまえばよかったのかもしれませんが、そこまでの踏ん切りがつきませんでした。
コウノメソッドによれば、1.67mgでも効果があるとのことでした。
その位の少量でも、薬として機能するなら、更に減らしたい。
今飲ませている3mg錠を半分にすれば、1.5mgになってそれに近づけるなぁとずっと思っていました。
けいれん発作を起こすのも、歩行障害がでてきたのも、日中、時々傾眠傾向があるのも、全て病気が進んできたせいで、最終ステージに入ったから当たり前だと先生はこともなげに言います。
それは正しいのかもしれません。
というか、正しいのでしょう。
でも、私は往生際が悪いので、はい、そうですねとあきらめがつかないんですよね..。
イーケプラを増量する話の後、ドネペジルを更に減らすわけにはいかないですか?と聞いてみました。
それじゃOD錠(口崩錠)にする?と聞かれました。
私が半分に割って飲ませることは可能ですけど、お泊まりデイにそれを頼むことはできません。
お泊まりデイに持参するのは、きちんと個別に包装されたものでなければなりません。
結局、3mg錠を薬局で半分に割って、分包してもらえることになりました。
この頃は低量でもレセプトが通るみたいだからと言っていました。
レビーかと思ってるようだけど、この方(=夫)は絶対にアルツハイマーですからと言われました。
アルツハイマーが、レビーも発症することはあり得ないとも言われました。
でもいいんです。
念願だった1.5mg錠を手に入れることができましたし。
これで歩行が改善するとか思っているわけではありません。
ただ、夫の体に入れる異物を最小限にしたいだけです。
いつもありがとうございます。
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右側への傾きは、ほとんどわからないくらいになりました。
今回のお泊まりでは、スタッフの方達が、殊更気をつけてくださって、外に散歩に連れ出したり、それができないときは、廊下を歩かせて下さったようです。
おそらくそのおかげで、足取りもしっかりとして大分楽に歩けるようになりました。
一人で立たせても、それほど不安なく立っていられるようになりました。
本当にありがたいです。
水曜日は主治医の診察日でした。
インフルエンザの予防接種も予約していました。
これまでの、針を刺すときの夫の暴れ具合からして、今回もそうだろうな..はぁ気が重いと思って行きました。
ところが!
私は片方の手を握っていましたが、針が刺される瞬間、ちょっとだけきゅっと力が入っただけで、終始穏やかに普通の顔をしていました。
すごい~~♪
私は嬉しくて、誇らしくて(?)たまりませんでした。
先生に、採血の時に暴れた話をして、こちらではなんでこんなにうまくいくんでしょと言ったら、うちは静かな環境だし、待たせたりしてないからと言っていました。
それだけなのかな~?
それだけで、こんなに違うものかと思いました。
4月にけいれん発作を起こした後、イーケプラという抗てんかん薬を飲ませていましたが、9月にまた発作を起こしました。
先生には、イーケプラを増やしましょうと言われましたが、もう少し様子を見たいと言って、その時は断りました。
先月の末、また発作を起こしてしまったので、もうやむを得ないと思って、増やしてもらうことにしました。
今回の右への傾きやふらつきは、発作のせいだったかもしれないし、副作用も怖いけど、なにより発作を起こさないことを優先しようと思いました。
これまで飲ませていたのは、イーケプラ250mgで、通常使用量の1/4です。
それを250mg2錠に増やしました。
この量で効いてくれるといいんですけど..。
夫は、薬に異常な位に過敏に反応します。
薬のせいで、死んでしまうのではないかと思ったことさえありました。
また他の薬でも、少し飲み続けると、具合が悪くなったり、体が傾いたり、ふらつくことが過去に何度もありました。
このことと、時折、空中の何もないところをつまむような動作をしたり、何もないところを凝視したりすることがあって、もしかしてレビーの可能性があるのかもと思っています。
まぁ素人の判断です。
でもいずれにしろ危険は冒したくないので、薬については必要最低限にとどめたいと思っています。
アリセプトに関しては、診断されてすぐ3mg開始の後5mg、その後、10mgが使えるようになった時点で、10mgを処方されました。
まもなく具合が悪くなったので、5mg+2.5mgの7.5mgに減らしてもらいました。
2.5mgは、薬屋さんが5mg錠を半分に割ってくれました。
7.5mgでは、目に見える副作用が出なかったので、それをずっと続けていました。
そのうち、少しずつ不穏な状態になることが増えていきました。
やがて暴力が始まって、ネット上に救いを求めてさまよった頃、コウノメソッドを知りました。
そこで初めて、アリセプトが興奮を引き起こしていることを知りました。
先生にアリセプトを減らしてくれるように頼みましたが、その時の先生の返事は、一気に進みますよ、それでもいいなら減らしますけど、でした。
素人の悲しさで、そう言われればそれでもとは言い張れず、そのまま7.5mgを続けてしまいました。
暴力は他にも様々な要因があるとは思いますが、夫の場合、アリセプト7.5mgが大きく作用していたのは間違いないと思います。
無知からとはいえ、そのせいで、私は辛い思いをしたし、それよりも夫に不要な興奮を与えてしまって、本当に可哀想なことをしてしまったと思っています。
思い返せば、薬を減らしてもらおうとする戦いだったような気がします。
2011年6月に、なんとかアリセプトを5mgに減らしてもらいました。
10月の入院後、夫は身体的にも別人になってしまいました。
浴槽から立ち上がれなくなったり、ベッドから一人では起きれなくなってきました。
けいれん発作も頻発し、私はもうどうしていいかわかりませんでした。
もしもレビーならば、アリセプト5mgは多すぎると思いましたが、レセプトが認められなくなるからということで、それ以上は減らすことができませんでした。
どうしても減らしたかった私は、2012年3月から、一日おきに飲ませることにしました。
こうすれば、一日あたり2.5mgということになります。
その後間もなく、アリセプトを後継品のドネペジルに変えて、先生が3mgを処方してくれました。
いざ3mgが実現してみると、今度は、減らすのが正しいのかどうか不安になりました。
レビーだという確信があるわけでもなく、病気の進行が更に早くなるだけかもしれないと思いました。
くよくよと思い悩みましたが、やはり長期間飲ませることの弊害はあると思うし、いずれにしろ完治させる薬ではないし、なるべくなら体に入れる異物は少なくしたいと思いました。
完全にやめてしまえばよかったのかもしれませんが、そこまでの踏ん切りがつきませんでした。
コウノメソッドによれば、1.67mgでも効果があるとのことでした。
その位の少量でも、薬として機能するなら、更に減らしたい。
今飲ませている3mg錠を半分にすれば、1.5mgになってそれに近づけるなぁとずっと思っていました。
けいれん発作を起こすのも、歩行障害がでてきたのも、日中、時々傾眠傾向があるのも、全て病気が進んできたせいで、最終ステージに入ったから当たり前だと先生はこともなげに言います。
それは正しいのかもしれません。
というか、正しいのでしょう。
でも、私は往生際が悪いので、はい、そうですねとあきらめがつかないんですよね..。
イーケプラを増量する話の後、ドネペジルを更に減らすわけにはいかないですか?と聞いてみました。
それじゃOD錠(口崩錠)にする?と聞かれました。
私が半分に割って飲ませることは可能ですけど、お泊まりデイにそれを頼むことはできません。
お泊まりデイに持参するのは、きちんと個別に包装されたものでなければなりません。
結局、3mg錠を薬局で半分に割って、分包してもらえることになりました。
この頃は低量でもレセプトが通るみたいだからと言っていました。
レビーかと思ってるようだけど、この方(=夫)は絶対にアルツハイマーですからと言われました。
アルツハイマーが、レビーも発症することはあり得ないとも言われました。
でもいいんです。
念願だった1.5mg錠を手に入れることができましたし。
これで歩行が改善するとか思っているわけではありません。
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