皇帝は赤い糸に誓う

四つ子の虎の仔を産んでくれ！！

新皇帝（虎）シリーズ第４弾ですー！！
シリーズがすすんでいくにつれ、
仔虎の数がどんどん増えていっております！！ww
つか、皆張り合い過ぎww

息子は父に父は祖父に・・・・という具合に
必ず自分の父親よりもより子だくさんを目指すぞーー！って攻め様が張り切るんで
大所帯になっていっておりますね～。
子供を産む受けちゃんは大変です。

そしてこのシリーズ、新になってからは
ずーっと代替わりで息子が次の話の攻め様となっている。
なので今回の攻め様も前回の話で生まれた四つ子のうちの一人なんですねー。

ということは、次の話は今回生まれた子供のうちの一人が
主人公になるってことですよねー？ww

これまでのシリーズレビューはこちら
　　　

「帝は愛妃を娶る」「皇帝は恋姫を攫う」「皇帝は寵妻を侍らす」

加納　邑著「皇帝は赤い糸に誓う」

皇帝は赤い糸に誓う (ビーボーイノベルズ)/リブレ出版: ￥893　Amazon.co.jp

妹の病を治すため、昔、虎の王の国があった宮殿跡を訪れる胡斗。宮殿の奥には妙薬となる『虎の王の牙』があるらしく、そこで出会った高貴だけど謎めいた洸と一緒に探すことに。虎に変化する秘密を持ち、精悍で魅惑的な力強い瞳の洸に、胡斗は熱心に口説かれ、とまどう。だが、宮殿内に仕掛けられた危険な罠から身を挺して胡斗を守る洸に、自然と胸が高鳴りはじめ…。七重の赤い糸に導かれるように、出会った2人の運命のラブロマンス。

シリーズとはいってもどこから読んでも楽しめる作りにはなっています。
ただ最初に書いたようにシリーズは次の代、次の代へと引き継がれていっているので、
どうせ読むならば最初から読んだ方がより楽しめるのかな、と思っています。

でも何度も言っているとおり、
どの話も同じような展開が待受けておりますww
はい、そして何度も言っているとおり、これはストーリー云々よりも
虎のもふもふをいかに楽しむかにかかっているのです！

仔虎の可愛さと大人の虎の柔らかい腹毛のもふもふ感。
これをいかに堪能できるか・・・ってところでしょうかねww

加納さんの書く、虎の腹毛描写が毎度毎度気持ち良さそうなんですよー！
ああ、私もあれに包まれて寝てみたい！
どんな高級ベッドよりも絶対に気持ちいいに決まっている！
って思わせてくれちゃうんですねー。
しかも虎といっても人間なのでケモノ臭もしないだろうし。

この舞台となる国の皇帝は代々人虎の血を引いており、
稀に虎に変化する子供が生まれる。
それは明らかにこの国の皇帝の血をより濃く受け継いでいると言われ、
直系でなくても人虎となれるものが皇帝となれるんですねー。
しかし、新シリーズになってからは
稀に人虎の血が現れるどころか、毎回虎に変化できる子供が生まれてきているので
直系の子供がそのまま皇帝の座に就いております。

皇帝たちは皆自分の妻（♂）を溺愛しちゃっているんで、子供の数がハンパない。
一番上と下が離れているってことは今でもオサカンなんでしょうww
そんな彼らの囲まれて育ってきた今回の攻め様であり皇子である洸が
運命の恋人とは赤い糸で結ばれている、、、と思っていても自然な流れでしょうね。

そして運命の赤い糸の相手は毎度貧しい生まれで心優しい子が定番となっているんだけど、
今回ももちろんそういう受けちゃんであります！ww
妹の病気を治すために古都の遺跡に眠るといわれている「虎の王の牙」を探しに来た胡斗。
冒険心から同じく「虎の王の牙」を探しに来た洸。
同じ目的である二人は一緒に遺跡を探索することとなり・・・。
遺跡なのでいろんな仕掛けが施されている。
しかも彼らを襲う人物も現れたり・・・・
というような命がけな描写もあるけれど、絶対にアンハッピーになるわけないという確信があるので、
安心して読みすすめることができますよー。

加納さんのこのシリーズは
甘甘ラブラブハッピーエンドやもふもふが大好きな方にオススメですねー。

Ｈ度

ストーリー度

もふもふ度

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