榎田さんの漫画家シリーズです!!
第4弾ですが、私は最後の第5弾を先に読んじゃったので
これで漫画家シリーズは制覇いたしました~。

面白かったです!!
タイトルにあるように
主人公の漫画家先生は吸血鬼。
ホンモノ。です。

で、担当編集者は
美形なのにものっっっっっっすごく
筋金入りのオタク!!!

原稿のためなら
たとえ火の中水の中。
このコンビと
アシスタントの黒猫が
またいい味だしておりましたwww

漫画家シリーズ
きみがいなけりゃ息もできない
ごめんなさいと言ってみろ
愛なら売るほど
きみがいるなら世界の果てでも


榎田 尤利著「吸血鬼には向いてる職業」
吸血鬼には向いてる職業 (ビーボーイノベルズ)/榎田 尤利
¥893
Amazon.co.jp

幼い頃から「マンガは友達」、マンガのためならなんでもできちゃう筋金入りのオタクの藍。念願が叶いマンガ編集部の配属となった早々、大ヒット作「ゴス ちゅる」を連載中で、問題ありまくりのマンガ家・黒田瑞祥の担当をすることに。超遅筆なうえに性格がねじ曲がってるのはまだしも、「マンガを描くのはヒマ つぶし」と言い切る瑞祥に、藍は内心怒り狂うが—。大人気マンガ家シリーズ最新作!今度のマンガ家は吸血鬼。


キャラの設定がめちゃめちゃ良かった!!
黒田瑞祥は「ゴスロリ吸血少女Ψちゅるちゅる」で今をときめく漫画家。
吸血鬼だけあってその描写はとってもリアル?
(それにしてもすんごいタイトルだよなぁ)

そしてその担当編集者となったのが藍。
自他共に認めるオタク。
このオタク魂がすこぶるすごい。

就職時の面接時には好きな漫画の話を長々として面接官を降参させ、
入社後も漫画雑誌へ配属になるように人事にかけあうこと数知れず。
そんな漫画への情熱と執念の塊のような藍が
担当となったものだから
この黒田とのコンビというかかみあわない会話がとっても楽しい。

黒田は吸血鬼なので永遠の時間を持て余している。
言わば漫画家稼業は暇つぶしでしかありえない。(と本人談)
あれやこれやと言って編集を困らせたり
締切りをわざと守らないのも
担当者の困り顔を見て喜んでいるだけなのだ。

藍もまた困らせられるようなことを次々と言われるんだけど
そこはおたく魂!
売れと言われりゃちゅるちゅるのコスプレして
自ら本屋へかけあうこの根性!

たとえいついかなる時でさえ

「絶対原稿だけは落とすまじ!」

と、Hのあとのもーろーとした
頭でさえ、常に
1に原稿、2に原稿、3も4も5も原稿
という編集者の鑑なのであったwww

そう、ちゃんと色っぽいシーンもありますですよ。

なんといっても吸血鬼ですから。

血ぃは大好物なんです。
しかも健康体・若い、とくればその血も美味い。
プラス一番血が甘くなるのは‥‥‥

もちろんあの最中~ドキドキ

しかしそれさえも編集の鬼・藍は
献血させてやるかわりに対談をしろ!!
となるわけだwww

いやー、この執念。
吸血鬼よりすごいっす!

で、私が密に気に入っているのは
黒猫のケイト。
黒田に使役されているんだけど普段は猫。
でも、修羅場は人間となりアシスタントに変わる。
まさに猫の手をも借りている状態。

修羅場も佳境となってくると
集中力を欠き、しっぽや耳がでちゃってたりするんだよね。
動物好きの私にはたまらんアシくんなのでした。

ペタしてね


にほんブログ村 漫画ブログ BL漫画へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ BL小説へ   ←参加しています。よろしくねラブラブ
にほんブログ村