日帰り入浴が1000円となると、なかなか訪問の機会に恵まれなかったのですが、
最近は、入浴の数を回ることも出来なくなったので、1湯をゆっくりと大事に・・・
2012年に国登録有形文化財に登録された、木造三階建てを持つ秘湯の会のお宿ですが、
もともと嵐渓荘の建物では無くて、燕駅前にあった、小川屋旅館の建物を1955年頃に
こちらに、少し配置?を替え、移築されたとのことです。
駐車場からは、建物の裏側から入ることになりますが、ちょうど、桜の美しい季節に
小川が流れ、うっとりするような光景に見入ってしまい、宿の受付へなかなか進めません。
↓こちらは、温泉では無く、水だと思います。手動で水が出ます(別の方が出されていました)
一通りお庭を見て、気が済んだ頃玄関へ~。
入浴はOKだったのですが、食事を申し出ると少々間が・・・
ギリギリセーフだったようです
お庭に見とれている場合じゃなかったm(__)m
ということで、先に食事を待つ間、ロビー周りを見学。
どこも綺麗に手入れされ、気持ちが良いです。
東日本大震災の年の夏、水害でこの美しいロビーは泥でぐちゃぐちゃになって、
必死に復興されていたのをブログで拝見していました。
あの時は、たしか、駒の湯山荘、栄光館、大塩温泉他も随分被害を受けていました
飲泉ならぬ、源泉入りのお茶で一服出来ます。
皆さんは、すでにお食事は済ませられ?入浴で人が移動する程度。
ここは、私たち貸切状態。
お食事・・・といっても、私が選ぶものですから豪華なものではありません。
どうしても食べてみたかったのは
源泉でつくられた、オリジナルのおうどん♪
そう~~嵐渓荘は、しょっぱい温泉とのことなので、おいしいに決まっている~~
お食事ギリギリな時間なのに、ワガママ言って、あたたかいのと、冷たいのを1つずつお願いしました。
ぐふふふふ~~。
想像通り
このまま何も付けなくてもいいくらい? とってもおいしいわ
お水も良いですしね~~。
温かい方は、きのこが入っています。
こちらは、甘めのザ・関東のおだし♪って感じです。
私、元関西人で、もちろん関西のおだし好きですが、この甘目で濃い色の関東のおだしも
無性に食べたい時があるくらい好きなんですね~。
この、緑の山菜?なんだろう?シャキシャキしてうんまい~。
温かい分、どうしてもちょっぴり、麺が柔らかくなっちゃうけれど、これも美味。
やっぱり、両方味わえて、めっちゃ満足
では、渡されたタオル持って温泉へ~
浴場は大きく2か所に分かれ、この日はボイラーの調子がよろしくないという、離れの山の湯は
温いので、大浴場の方が・・・と言われたのですが、それなら、あえてそちらが空いているだろうと
まずは離れの山の湯へ。
こういうところを通って行きます。
宿泊時は贅沢に貸切使用になるようですが、日帰りでも各浴室が細かく時間設定され、
すべての湯船に入れるよう、とても細やかな心配りをされている嵐渓荘。
まずは、この時の男湯になっていた、深湯のある方。
露天が深いのかな~。
てか、この内湯と露天が丸ごと貸切って
あ、案の定??誰もいなくって、男湯貸切状態だったとのこと。
そして、この時間女性専用になっていた、石湯のある方。
脱衣篭がかわいい~よっ
おお~~~って言っちゃいますよねぇ。
溢れ出しが無いように思いますが、左の方から投入され、右の桶、すのこみたいな下に
廃湯されていました。加温かけ流しかと。
お休み処で、待ち合わせ出来ますね~。
沢山湯巡りしていた頃なら、写真だけ撮って、どちらかにしたであろうけれど、
今は、もう一つの方も頂きます
実は、この時、カメラ1台しか持ってなくて、男性側先に撮って来てもらいました。
露天は人がいたので、内湯1枚のみ(ああ、私はとうとう温泉ブロガー失格か)
で、この時の女湯へ~。はい、貸切状態ですた。
離れのさっきの所と比べると、うーーーん普通。
でも、ここからなんですよ。
温泉ブロガーなら普通ですが、最近見て下さる?減量系??のブロガーさんから見ると
はぁ??意味不明な写真たち。
湯舟の底です。
海の中ではありませぬ
コレ、一体全体どうなっているか分かりますぅ??
色んな所入って来たけれど、ちぃ~と私の記憶ではこんな状態は無かったかな??
なんで、上まで来てなくって(水面)途中で、終わってんの??
しかも、ここ塩化物泉だよね~~。
やっぱし、カルシウム+炭酸水素ですかね~?
加温によって、さらにパワーアップ??
てかですね~~、今更ですが、本当の所、行きたいって背中おされたのは、
おじゃる☆さん のブログ~(勝手に、リンクすいません)
おじゃる☆さんの、露天の「ニョキニョキ伸びる析出物」という表現とお写真。
2012年訪問されたようですが、お陰様でや~~~っと行けましたよぉ~。
でもさ、おじゃる☆さんほど、インパクトのある写真が撮れなかったぁ~(下手っぴやなぁ)
で、ぼーっと浸かっておりますと、
ニョキニョキといえば、ん??ん??
えええ~~??ここにもニョキニョキ??
いや、冷静に考えると、こんなに都合よく??
時期も早い??
根元にネットっぽいもの見えたし??
伺おうと思ったけれど、帰る頃、チェックインの時間でお忙しそうだったので真相は不明
駐車場に土筆もニョキニョキ
新潟県三条市長野1450 11時~15時半(浴槽により異なる) ¥1000 嵐渓荘
2017/4/23 お気に入り度 ★★★☆