新潟なのか長野なのか、はっきりしてちょーーー!!ヽ(`Д´)ノ
と叫びたくなるような不思議なネーミングの
越後長野温泉(笑)。
先日の新潟湯巡りの最後を締めますのは
歴史を重ねた深みのある一軒宿の温泉。
ちなみに、場所が『三条市』なので
お魚のアメ横『寺泊魚の市場通り』にも立ち寄るプランを立てたら
寺泊は長岡市で結構遠く、1時間くらいかかりました(笑)。
寺泊に行くときは、いつも三条燕ICで降りるので近いと思ったんだけどね(~_~;)。
その寺泊から1時間かけてやって来たのは
下田郷、清流守門川の渓流沿いに佇む秘湯のお宿。
GW真っ只中の晴天とあって
広い駐車場には、たくさんのマイカー、キャンピングカーなどなど。
うーーーーん、これは画像は無理かしら?┐( ̄ヘ ̄)┌
貸し切りを望むどころか、芋洗い覚悟・・?
と恐る恐る本館正面玄関へと50m進みます。
駐車場は建物の裏手に当たるために
全容は正面に周り込むまではわかりません。
でも、こんな・・・・なに?(笑)
ちょっとバス停のようだけど
車を待つところかしら?
家族や足の悪いおじいちゃんおばあちゃんに
ここで待っててもらって、お父さんだけ駐車場に車置いてくる・・とか?
正面玄関から少しだけ距離があるので、傘も用意されていて
さすがの日本秘湯を守る会らしい気配り。
苔むした小さな屋根がまた風情を誘います。
そして、その本館表までの通路には
まさに今を盛りと咲き誇る、満開の桜!!ヽ(^。^)ノ
黒い木板の日本家屋を背景に、白い桜が映えること!!
3月に行かれた温泉HUNTERさんの画像は
一面の雪景色でしたから
桜の季節がちょっと遅いのねぇ♪
今年最後の桜かなぁ(*^_^*)。
楽しめてラッキー♪
と、この時は思ったのだけど
今年最後の桜は、5月中旬になって行った
日光湯元の桜でした(笑)。
越後長野温泉 妙湶和楽 嵐渓荘 HP
〒955-0132新潟県三条市長野1450
TEL 0256-47-2211 FAX 0256-47-2216
日帰り入浴
時間 大浴場 11時~15時 / 山の湯 11時~12時,13時~15時半
料金 大人\1,000、小人\700
嵐渓荘本館建物『緑風館』は
昭和初期に燕駅前に建設された旅館を1955年に移築したもの。
今年(平成24年)になって、国登録有形文化財となった歴史ある建物です。
もちろん内部も♪
古き木造の建物、磨きこまれて輝く床板。
サッシではなく、昔ながらの木枠の大きな窓から
優しく注ぎ込む陽射しに癒されます。
全体像が無いのは、日帰り受付も激混みで(爆)
個室を借りての食事つき入浴休憩等もできるので(個室食事は要予約)
ちょうど前の方が、その手続きで時間がかかってました。
気づいたらおじゃる☆の後にも二組待ちヽ(;´ω`)ノ
やっと番になって、入浴料@1000円×2人を支払うと
緑色の浴用タオルを貸してもらえました。
そして
『大浴場と山の湯がありますが、山の湯は狭いので、今は混雑しているようです。』
とのご説明あり。
うーーーん、どちらかと言えば、山の湯目当てで来たのだけど
狭いお風呂で混雑芋洗いは嫌なので・・。
とりあえず、大浴場から行ってみよう・・
大浴場入口暖簾。
この間に、素敵なラウンジなどもあったのだけど
そこも混雑してたので、画像は無しです(笑)。
まったくねぇ、これだからGWは・・・(^_^;) なら平日に行けって話しよね・・。
脱衣所は広々で大勢の方が一度に入浴してもゴミゴミした感じになりませぬ。
白を基調とした明るい印象で、浴室との境はガラスの素通し。
脱衣かごが丸い籐製なのがお洒落♪ヽ(^。^)ノ
大浴場もそこそこの混雑で、常時3~5名。
多い時は10名くらいいらしたかしら。
ついに貸し切りにはならなかったので
一番少ない時を狙ってお声掛けをして1枚 ありがとうございま~す♪
男女別大浴場には大きな内湯とすぐドアの外に露天風呂があります。
内湯はちょっと見、味気ない長方形の石張り浴槽なのだけど
近づいて良く見ればこんな・・・・。
すごい!!ヽ(;´ω`)ノ
湯船の中の段や壁に、ごってりと凝固した成分析出物!!
マニアでない方が見たら
『気持ち悪い!!(((( ;°Д°))))』
と思われるであろうレベルです(爆)。
見ての通り無色透明、臭いもほとんどなく
これといった特徴がなさそうなのに・・なんだこれ?(爆)
しかしその実力は、浸かってみて始めてわかる!!ヽ(^。^)ノ
内湯の湯温は42℃程度のちょい熱め。
そして・・・とにかくヌルヌル!!!
本当はここ来るのちょっと悩んでたんですよ。
『加温循環の冷鉱泉』だから。
でもいろんな方のブログや口コミ調べてみると
みなさん一様に『循環だが塩素臭は感じず、良いお湯!!』とおっしゃる。
なら、お邪魔してみよう‥と思ったわけですが(笑)。
もう、ただ一言・・。
すごい!!!ヽ(^。^)ノ
これに尽きます(爆)。
源泉掛け流し顔負け。
日本屈指の濃厚“強食塩冷鉱泉”。
かっては疲労回復用に薬として販売されていたというのも納得です。ヽ(^。^)ノ
露天は、3~4人はいればいっぱいかな?という小ぶりの岩風呂。
竹垣で囲われていますが、風が通って空も緑も目に眩い、なかなかの雰囲気。
入浴視線で撮るとトロミ具合がなんとなくわかるでしょう?(*^_^*)
さらに驚いたのが、お湯の中から
は、半端ない!!!Σ(・ω・ノ)ノ!
後からいらした、おばあちゃま、ママさん、チビちゃんの3世代ご家族。
お若いママさんが、「これってなんだろう?温泉の何か?」
と、口にすると、お母様が
「飾りよぉ~~!温泉がこんなにならないでしょう。」と。
本当に、造った飾りとも見まごうほどの素晴らしさ。
露天は39℃ほどの気持ちの良い温湯なのですが
なにしろ日本屈指の強食塩冷鉱泉ですからね(笑)。
その温まり方も半端ではなく、驚くほどの汗が・・・額から顔から・・滝のように(爆)。
なんだか、充分満足してしまったのではありますが
やはりここに来たからには、『山の湯』に入らねば帰れまい。
一旦身支度整えて(滝汗だとこれが辛い・・(x_x;))
別館の山の湯に向かうことにいたしました。・・混雑終わったかなぁ・・。
山の湯に、つづく♪
いつもお願いするのは心苦しいと思っちゃいるのよ・・。
でも・・。
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廊下に掛けられていた昭和初期の温泉成分表。
ナトリウム-塩化物冷鉱泉 (高張性弱アルカリ性冷鉱泉)
泉温 16.5℃ pH値 7.6
冷鉱泉のため加温有り 加水なし 循環あり
塩素消毒の浴槽内注入は無いと思われる