玉元一家全員集合 Part4 | フィンガー5ファンブログ

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ではでは、part4!スタート


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他方、学校に出かけた人はどうしているのでしょうか。

5人兄妹の中で学校の成績が一番いいのがミッチイと大将の二人。

大成高校の2年生のミッチイの2学期の成績はクラスで8番でした。

「3学期は仕事が忙しくって学校へ行けなかったので、2学期より少し下がるかもしれない」とミッチイはちょっぴりくやしそう。

彼の通信簿はほとんどが5で4はチラホラ。

市立久米川小学校5年生の大将も立派な成績です。

一番の苦手は家庭科。

男の子みたいな大将だけに、どうやらお料理だとかお裁縫は苦手のよう。

この家庭科さえのぞけば、大将の成績はほとんどが5。

 3の中に5がパラパラ・・・というのがもうすぐ久米川小学校を卒業して中学生となるアーチャンの成績。

あッアーチャンにも5がありました。それは音楽です。

「ずいぶん可愛い中学生だなぁ。

一体、アーチャンに合う制服があるのだろうか?」 

4月から中学生になるアーチャンをつかまえてお父さんがそうからかったことがありました。

すると、アーチャンはフンゼンとして、

「なかったら作ればいいだろう!」

とにかくおチビさん!と言われるのが、アーチャンにとっては一番くやしいことのようです。

3を中心に4と2が左右に入ったり出たりするのがカズとマーチャン。

ところで、堀越学園3年のカズはもうすぐ高校を卒業します。

「おやじは少々無理をしても大学に行くようにすすめてくれましたが、大学にいくことは断念しました。

勉強がそれほど好きでもないのに肩書きだけもらいに行っても意味ないと考えたからです」

リーダーのカズにとっては、やらねばならぬ事がいっぱいあります。

とても大学と仕事を両立させることはムリだと思ったわけです。





ところでお父さんは長男のカズがお医者さんになってくれたら・・・

と夢に描いたことがありました。

「私は16歳の頃から病院で働いていました。

そして、戦時中は13年間も長い間、衛生兵として病院にいました。お医者さんほど人助けになる仕事はないと思ったのです」 

お父さんの息子にたくした夢も彼らが音楽の道を選んだことではかなくも消えてしまったわけです。 

東村山市立第2中学3年生のマーチャンも、すぐに中学を卒業して高校生です。

「この道に入るとき、学校だけはちゃんと行きます、

とお父さんたちと固く約束しましたからね。

高校ぐらいはきちんと出なくちゃ・・・」 

親おもいのマーチャンはそう決意のほどを語っています。

午後2時になりました。「そろそろ迎えに行ってきますよ」と安兄が立ち上がります。

テレビ局の仕事は大体が5時ぐらいから。

カズとミッチイは学校からまっすぐにテレビ局へと直行しますが、市内の学校に行っているマーちゃん、アーチャン、大将の3人は安兄が車でテレビ局まで送るのです。

まず、家からすぐの二中によって、マーチャンを車に拾い上げて、久米川小学校に回ります。

「早引けして帰るのが恥ずかしいんでしょうね。

アーチャンも大将も校門をでないで、ちっちゃな体で塀をよじ登って出てくるんですよ」と安兄が説明してくれました。

そこへでの行き方を注意して眺めているとチョコンとおかっぱ頭が覗いて手招きしました。

安兄の説明通りにそれはアーチャンと大将でした。

「待った?」「ううん」「じゃっ、レッツゴー!」と

アーチャンの掛声に車はテレビ局を目指してスタート。

「美香ちゃん寂しがるだろうなぁ」と大将がポツリ。

いまほど仕事がない頃、大将は家に帰ってくると、よく美香ちゃんの相手をしていたのです。

家の近くの砂場でママゴト遊びをして・・・。 

その頃は全員が学校から帰ってくるとすぐに8畳間でレッスンを始めました。

毎日毎日、最低4時間の猛レッスンです。





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今日はここまで。


毎回、コメントしてくれる方有難う御座いますo(^▽^)o

凄く嬉しいです(^ε^)♪

あと、3ページです^^

では、明日もお楽しみに★



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