ながら勉強はしない | 衛生管理者・エックス線作業主任者・危険物取扱者の合格率約90%の試験対策ブログ

衛生管理者・エックス線作業主任者・危険物取扱者の合格率約90%の試験対策ブログ

衛生管理者(第1種、第2種、特例第一種)・エックス線(X線)作業主任者・危険物取扱者の試験に、短期間の勉強で、一発合格するための役立つ情報をお伝えするブログです。講習会、通信講座の情報もお知らせします。

ご訪問いただきましてありがとうございます。

はじめて>>このブログが初めての方はこちら

もくじ>>このブログの目次はこちら


今回は、「ながら勉強はしない」についてです。

単調な作業をする時、『ながら作業』をする方は、いらっしゃるのではないでしょうか。

性質の違う2つのことを同時に行うことを『ながら作業』と言います。

例えば、次のような作業です。

ラジオを聞きながら、家事をする『ながら家事』。

テレビを見ながら、トレーニングをする『ながらトレーニング』。

音楽を聞きながら、掃除をする『ながら掃除』。


このように、ラジオや音楽を聞きながら作業すれば、面倒な単調作業もはかどったり、リラックスして行うことができます。

私も、筋力トレーニングを行う時、ノリの良い音楽をかけて行っていました。

そのほうが、リラックスしてトレーニングできるからです。


また、掃除などの作業だけでなく、勉強や仕事をする時にも、音楽を聞きながらする人が居ます。

そのように、ラジオや音楽を聞きながら、勉強や仕事をする習慣のある人を『ながら族』とも言います。

ところが、単調な作業での『ながら作業』は、効率的なのですが、知的な作業での『ながら作業』は、非効率的なのです。

つまり、ラジオや音楽を聞きながら勉強する『ながら勉強』は、非効率的な勉強方法と言えます。


ある日のことです。

私は気分を変えるために、資格試験の勉強をファミレスで行いました。

そのとき、周りが少し騒がしい環境だったので、ウォークマンで流行の音楽を聞きながら勉強する事にしました。

これで周りの雑音が耳に入らずに、勉強に集中できると思ったのです。

でも、なかなか覚えようとしてる事が頭に入ってきませんでした。

その後、結局自宅に戻って勉強したという経験があります。


勉強をする時、このように音楽を聞きながら暗記しようとしても、なかなか覚える事はできません。

勉強で大切なのは、集中力です。

覚える事に対して、どれだけ集中できるかが大切になります。

音楽を聞きながら勉強すると、勉強に集中できなくなります。

特に、歌詞のある音楽は、よくありません。

歌詞にメッセージがこめられているからです。

『ながら勉強』の場合、目から入ってくる情報と、耳から入ってくる情報を脳が一生懸命処理しようとします。

これらの情報は、内容が異なったの情報なので、目から入ってくる情報だけに集中できなくなります。

そうなると、暗記の効率が落ちてしまいます。

覚えようとしている参考書の内容と、耳から入ってくる歌詞が反発しあうのです。


また、歌詞のない音楽をインストルメンタルといいますが、オーケストラの演奏なんかでも勉強中は聞かない方が良い思っています。

たとえ歌詞の無い音楽であっても、音楽の方に注意が向いてしまうからです。

音楽を聞きたいのであれば、休憩時間中に聞いてリラックスするのが良いでしょう。

『ながら勉強』は、集中力を妨げる原因となりますので注意しましょう。


>>関連記事
■五感を使った覚え方
■苦手科目はパフォーマンスが良い
■2種類の資格試験の特徴