ご訪問いただきましてありがとうございます。
このブログが初めての方はこちら>>
このブログの目次はこちら>>
今回は、「五感を使った覚え方」についてです。
五感とは、『視覚』、『聴覚』、『嗅覚』、『味覚』、『触覚』の五つの感覚のことです。
私達が、外部から情報を取り入れることができるのは、この五感があるからです。
この五感の内、どれが最も情報を取り入れるのに優れているでしょうか。
それは、『視覚』です。
私たちが受けとるほとんどの情報は、目から入ってくるものなのです。
だいたい、70%くらいは、『視覚』から情報を取り入れていると言われています。
勉強する時、私達は、目で文字を追って覚えようとすることが多いです。
でも、そのとき、他の感覚も総動員して覚えた方が、より効率的な覚え方ができます。
『視覚』しか使わないのは、とてももったいないことなのです。
他の感覚を使うとは、どういうことか見ていきましょう。
文字を目で追って覚えるのは、『視覚』だけを使った覚え方になります。
文字を目で追いながら、声に出して読むと、『視覚』と『聴覚』の2つの感覚を使った覚え方になります。
文字を目で追って、声に出して読み、それを紙に書いていくと、『視覚』と『聴覚』と『触覚』の3つの感覚を使った覚え方になります。
このように色々な感覚からの刺激を受けることによって、記憶の定着につながります。
もちろん、全てのことを、声に出して、書いて覚える必要はありません。
どの感覚を使うかは、覚えたい内容によって違ってくるでしょう。
例えば、英単語のように、比較的短い内容のことをたくさん覚える場合には、書いて覚えていると時間がかかると思いますので、『視覚』と『聴覚』を使った覚え方が適していると思います。
つまり、文字を目で追いながら、声に出して読む覚え方です。
私も、全てではありませんが、独り言を言いながら覚えることが多いです。
「そうか~。」
「□□は、●●である。」
「□□は、●●である。」
「□□は、●●である。」
このように同じフレーズを何回も、声に出して読みます。
また、特に大切だなと思ったことや、なかなか覚えられないことは、声に出して書きながら覚えます。
「○○はできないけど、△△はできる。」
「○○はできないけど、△△はできる。」
「○○はできないけど、△△はできる。」
このように同じフレーズを何回も、声に出して読み、紙に書いていきます。
特に、紙に書くなどして手を動かすことは、脳の運動皮質を刺激する事になるので、脳が活性化します。
手だけに限らず、体を動かす事は、脳を活発にするので記憶がより定着しやすくなります。
もし、「自分は覚えが悪いな~。」と思っている方がいらっしゃったら、それは、『視覚』だけを使って覚えようとしているからかもしれません。
是非、五感を使った覚え方を、取り入れてはいかがでしょうか。
関連記事>>
■試験は友達と受けよう
■簡単に達成感が得られる勉強法
■資格試験はジグソーパズル