入門書の選び方 | 衛生管理者・エックス線作業主任者・危険物取扱者の合格率約90%の試験対策ブログ

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今回は、「入門書の選び方」についてです。

これから新たな分野の資格試験に挑戦したい、勉強したいと思っている方もいらっしゃると思います。

そんな時はやはり、基本的なことや概略について書いてある入門書を、読むのが良いでしょう。

あなたが知りたいと思っている分野の入門書は、探してみるとたくさんあるはずです。

ただし、どのような入門書を選ぶかによって、その後の勉強の進み具合が変わってきます。

では、入門書を選ぶ時に、どのようなことに注意すれば良いでしょうか。

注意しなければならない事は、3つあります。


1.『薄いものを選ぶ』

まず、入門書は薄くないといけません。

つまり、ページ数が少ない本が良いでしょう。

分野によって異なりますが、100ページも無いような本を見つけましょう。

なぜかというと、本を読み終えるまでの時間が短くなるからです。

本を読み終えるまでの時間は、すでに知っている内容であれば短くなります。

その分野の知識が無い状態で、何百ページもあるような分厚い本を選んでしまうと、読み終えるまでにかなりの時間がかかってしまいます。

なかなか読み終えることができないと、途中で投げ出しかねません。

そうすると「自分にとって、この分野は不向きなんだ。」と思ってしまうのです。

入門の段階では、なるべく1冊の本を読み終えたという「達成感」を得ることが重要です。

でも、本のページ数が少ないと、書かれている内容も薄いのでは?と思われるかもしれません。

その通りです!

所詮、入門書ですので、概論でしか過ぎません。

内容を深く理解して、知っていく事は、入門書を足がかりにして、継続した勉強をしていく事が必要です。

ですから、決して1冊だけで済まそうと思わないことです。


2.『図や要約が多いものを選ぶ』

次に大切なのは、図などがたくさん描かれているかどうかです。

とにかく、図、絵、写真、グラフ、要約、まとめなどがたくさん入っている本がよいでしょう。

4ページに1つくらいは、これら図などが入っている本を、入門書として選びましょう。

私は、入門書として見開き2ページで、片方のページが図などになっているものを選ぶ事が多いです。

すでに知っている知識なら、文字を見ただけで、自分の頭の中で想像できますが、知らない事は全く想像できません。

すると、どうしても理解に時間がかかるのです。

ですから、文字だけでなく図などで表現されていて、意図的に視覚化できる本が良いのです。


3.『文字が大きいものを選ぶ』

最後に、文字が大きいものを選ぶ事が大切です。

びっしりと細かい文字が詰まっている本は、入門書には向きません。

「そんなの当たり前じゃないか!」と思われるかもしれません。

しかし、新たな事に挑戦しようとする時は、人のエネルギーが高まっている状態ですので、「これくらい情報量があったほうが読みごたえあるな!」と思って、細かい文字の本を選んでしまうのです。

そうではなく、なるべく大きい文字で書かれていて、行間もたくさんとってある本がよいでしょう。

やはり、1冊の本を読みきって達成感を得ることが、次のステップにつながります。

入門の段階で、難しい本を選んで、必要以上に時間を掛けないようにしましょう。

1冊の本で間に合わせるのではなく、入門書を入口として複数冊の本を読んでいく事が大切です。


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