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前回は、目標設定の方法その２『日付を入れる』という記事を書きました。
具体的に書いた目標に、日付を入れましょうということでした。
そうすれば、より鮮明に目標がイメージできますよと。
試してみるのは、「無料」ですので、まだ試されていない方は、是非やってみることをオススメいたします。
さて、今回は「目標設定の方法その３『確かめる』」についてです。
（その１、その２、その４はこちら↓）
■目標設定の方法その１『具体的に書く』
■目標設定の方法その２『日付を入れる』
■目標設定の方法その４『行動する』
目標設定の方法その３『確かめる』
「確かめる」というのは、どういうことかというと、「その目標が、本当に達成したいことなのかどうかを確かめる」ということです。
別の言い方をすると、「その目標にコミットメントできるかを確かめる」ということです。
コミットメントとは、「責任を持って関わること」です。
つまり、あなたの目標を見て、確かめていただきたいのは、次のような事です。
・本当に自分が望むことなのか。
・本当にやりたいことなのか。
・心の底から達成したいことなのか。
・積極的に関わりたい目標なのか。
これらの項目を確かめて、「もちろん！この目標を達成するんだ！」と即答できた目標は、達成できるでしょう。
しかし、「う～ん、そう言われるとどうかなぁ。」とか「まあ、どっちかというと達成したいなぁ」と曖昧な返事をしてしまう目標は、途中で挫折するか、目標そのものを忘れてしまうでしょう。
例えば、前回決めた目標は、こうでした。
「８月１５日に、家族で沖縄の石垣島のＡＮＡインターコンチネンタル石垣リゾート２泊３日の旅行に行く。」
この目標を客観的に見て、「本当に自分は、沖縄に行きたいのだろうか？」と考えてみるわけです。
すると、「よし！絶対に沖縄に行くぞ！」と思えれば、この目標にコミットメントできています。
しかし、「自分が本当に行きたいのは、沖縄ではなくグアムかもしれないなぁ。」と思ったら、この目標には、コミットメントできないでしょう。
このような葛藤が、心のどこかにあると、目標は達成できません。
ゴール（目標）が間違っているとわかっていると、それに向けて努力をしなくなるからです。
ですから、そのゴール（目標）は、自分にとって本当に意味のあるでなければなりません。
この「確かめる」という作業をしないと、とても無駄な時間を過ごしてしまいます。
東京から東海道新幹線に乗り大阪に行きたいのに、東北新幹線に乗り、仙台に向けて出発するようなものです。
このような間違いは、目標設定を今までしたことが無い人がよくします。
そういう人は、とりあえず目標を書いてみます。
しかし、目標達成に向かう途中で、「実際には、そんなにやりたいことではなかった。」と感じて、挫折してしまうのです。
こういうことは、多々あります。
例えば、ある人が、「宅地建物取引主任者（宅建）の資格試験に合格すること」を目標にしたとします。
宅建は、不動産を売り買いしたり、貸したりすることを仕事とする場合に必要です。
不動産業界で仕事をするためには、必須とも言えます。
しかし、その人は、介護福祉の仕事をしているとしましょう。
将来的にも、不動産業界に行くつもりは無いと考えている人です。
ただ、なんとなく目標設定した方が良いと聞いたので、資格試験の一つでも取ろうかと思って、宅建を目標にしてしまったのです。
やはり、このような場合も、目標に向かっている途中で挫折してしまいます。
目標は自由ですが、自分自身でコミットメントできる目標を立てなければ、達成できないのです。
ですから、具体的に書いて、日付を入れた目標は、本当に達成したい目標なのかどうかを確かめてくださいね。
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■目標設定の方法その２『日付を入れる』
■目標設定の方法その４『行動する』
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