2016年7月20日~8月15の治療経過|非定型歯痛16 | 百変化|非定型歯痛・1日1食・Web素材

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非定型歯痛がマッサージと塩と脱歯磨き粉だけで完治間近に至った詳細記録(発症:2016-02-09)。
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今回の記事は信頼がキーワード。

"信頼と尊敬による、歯科恐怖症克服ステップ、その3"

といった感じです。
参照画1:信頼と尊敬の花言葉を持つ、ゼラニウム参照画1:信頼と尊敬の花言葉を持つ、ゼラニウム↓

これまでの歯科恐怖症克服ステップは─
歯科恐怖症克服ステップ1 > 本ブログ記事 > 2016年6月20日~7月4日の治療経過│非定型歯痛11の要約
この日は想定外の歯石取り。歯科恐怖症の私は、歯石取りでさえも局所麻酔と笑気麻酔が欠かせなかったが、目の前の恐怖よりも、今までの治療で得た主治医に対する絶大な信頼が勝り、麻酔無しで主治医にほんの少しだけ歯石を取って貰った。

──要約終了

ステップ2 > 本ブログ記事 > 2016年7月4日~7月20日の治療経過│非定型歯痛14の要約
約30分間、主治医は実況説明をしながら、全く痛みなく歯石取りをして下さった。過去の名医達同様に主治医は、歯科恐怖症患者に対する実況説明が上手であった。

──要約終了

そして、通院9回目の8月15日。診察室に呼ばれた私は、いつものように治療経過レポートを主治医に提出して診察台に座った。

提出したレポートに目を通した主治医は

"今までの痛みは、歯石も関係していたかもしれないね"

と仰り、診療台に座った私に歯科用の前掛けを付けて下さった。これは歯石取りの開始を意味します。

時間にして40分くらい。この時、歯科恐怖症の症状は発汗のみでした。

前回までは、歯石取り中は目を思いっきり瞑るか、手鏡に映る治療経過を凝視するかのどちらかでしたが、今回はうっすらと目をあけて様子を伺う余裕がありました。

そんな変化も多分、気付いておられる主治医は

"歯石取りは力が要るし、歯茎に当たらないようにしないとならないから大変なんだよ。"

と仰ったので

"はい、ありがとうございます。"

とお伝えしましたが

"本当にそう思ってる?"

と仰ったので、ついつい笑ってしまいました。笑いで調子づいたせいか私は前回と同様、通りもしない要望を懲りずに訴えました。

"右上4(*1)と5は歯磨きの時、痛いんでやらないで下さい。"

そう訴えた私に対して主治医は

"右上4(*1)は神経を抜いてあるから歯が痛い事はないんだよ。ここだよね?"

と仰り、右上4(*1)と5の歯石取りを開始された。

主治医の仰る通り、右上4(*1)は、過去の名医達によって既に神経治療済みだから、歯磨き時に誘発痛があるのはオカシイ事は自分でもわかっていたんですけどね。これも非定型歯痛の幻痛、或いは歯科恐怖症のなせる業(偽痛)だったと、この後直ぐに身をもって実感する事になったのでした。

その前に、右上4(*1)に関連する記事をご覧いただくと、この後に、非定型歯痛の幻痛、歯科恐怖症のなせる業(偽痛)がすっかり消失した、しくみがわかるかと思います。
(*1)右上4に関連する、歯科恐怖症実録

本ブログ記事 > 歯科恐怖症と笑気麻酔|非定型歯痛12

本ブログ記事 > 「人の振り見て我が振り直せ」「能ある鷹は爪を隠す」│非定型歯痛13

主治医は右上4と5をゴリゴリしながら

"これ、痛くないでしょ?"

と尋ねられたので痛くないことを伝えると、主治医は右上5を叩いたり、ゴリゴリながら

"右上5は少し黒くなっているけど大丈夫だよ。これは痛い?"

と尋ねられたが、痛くない事を伝えると

"うん、大丈夫、大丈夫!何ともない!"

と仰った。

この言葉は効きました。非定型歯痛の幻痛、または歯科恐怖症による偽痛を発症していた右上4と5は、気にならない程度の自発痛(3日に1回位3秒程)があるものの、なんと!この日8月15以降、歯磨き時の誘発痛が消失しました。現在9月12日も右上4と5に歯磨き時の誘発痛は無し。

信頼のおける主治医の言葉一つで、幻痛や偽痛が治まるとは非常に興味深いです。

この事に関しては、以前から非定型歯痛とストレスの関係について調べているうちに辿りついた脳とストレスと言葉の関係によるものだと実感しました。

要約すると、非定型歯痛の痛みは脳が過剰なストレスを蓄積した結果であり、それは脳に指令を与える事で治る場合もある。順番は以下の通り。
  1. ストレスが蓄積すると、無意識の食い縛りを行うようになる。
  2. 無意識の食い縛りを行う度に三叉神経を介して体の緊張が強まる。
  3. 無意識の食い縛りの繰り返しにより、ストレスに適応出来なくなった脳が歯や肩や首に対して痛みの指令を出して、その指令を受けた歯・肩・首が痛みを発症する。これを幻痛という。
  4. 幻痛の治療法には、抗うつ剤の服用と顔面マッサージやストレッチがある(私の主治医の治療方針は顔面マッサージとストレッチのみ)。
  5. しかし、治療法に頼るだけでなはなく、痛みの根本となっているストレスを断ち切る事が重要である。
  6. ストレスを断ち切る一番簡単な方法は、脳が反応する言葉で脳をコントロールする事。
  7. また、脳が反応する言葉によって痛みが消失する事もある。
今回の事象は上記の7に当てはまります。またストレスに関する上記6については、多方面で試みていますが(*2)、実証結果が揃い次第執筆します。

(*2)上記6の試みについて > 本ブログ記事 > 復元食+糖質オフの即効性効能と効果|非定型歯痛3より抜粋
7月10日に体重を量ってみたら7キロ減っていて本来の体重に戻っていた。元々職場の人間関係によるストレス(*6)で去年の12月には体重が7キロ増えていたが、それでも体型に関してはダイエットとは無縁であったから気にしていなかったけど、いつの間にか元のスリムな(正常な)体重に戻ったことは有難い。

[中略]

(*6)非定型歯痛の症状はストレスも影響するようです。人間関係によるストレスは多くの人が持つものだと思います。これを解決した簡単な方法も今後、記していければ良いと思います。

──抜粋終了

本ブログ記事 > 本ブログ記事 > 2016年4月11日~5月2日の治療経過|非定型歯痛7より抜粋
※無意識に歯が接触する回数が多くなり、1日平均20~30回程度

» 原因がはっきり分かっていたから特に問題無し。メモ日記の細かい統計によりストレスと歯の接触回数は大いに関係する事が確実にわかった。いわゆる雑談を強いられる環境下で竿の先の鈴を演じる事をやめて、貝になった日は食い縛りの回数が例外なく減りました(笑)これは今も変わらず。

[中略]

事後補足の食い縛りがストレス発散になっている説は、つい昨日8月15日の診察時に、主治医から教えていただきました。新たな人体実験統計をとってみようかな(笑)

──抜粋終了

本ブログ記事 > 本ブログ記事 > 2016年5月2日~5月23日の治療経過|非定型歯痛8より抜粋
ストレスと脳の関係に大変詳しくて、非定型歯痛の原因とリンクする面が多々ありました。

[中略]

※食い縛り予防に、よく笑い、ストレスの元を解決するように提案有

» 以前の記事「~非定型歯痛7」にあるようにストレスの元は判明、と解決法は実践していますから、ストレスに関しては特に問題なし。

──抜粋終了

話しは戻り、歯石取りも終盤にさしかかった頃、主治医は

"僕が歯を磨いてあげるのは大丈夫?"

と尋ねられたので、咄嗟に歯磨き時の誘発痛を思い出した私は

"いいえ"

と答えると主治医は

"じゃあ、歯石取りも自分でやるのは大丈夫なんだね?"

と尋ねられましたが、それもいいえと答え、私は以下の思考の違いについて考えました。

前者の質問で一番最初に思った事は誘発痛という痛み。後者の質問で一番最初に思った事は"スケーラーの使い方がわからない(笑)"だけで、痛みは思い浮かばなかった。

今までは、歯石取りというと痛み要麻酔しか思い浮かばなかったんですけどね。これも前述7に当てはまるかと思います。そんな事を思っていると主治医は

"汗もかいてきたし、今日はこの辺で勘弁してやろう(笑)"

と仰り、無事に歯石取りが終了し、提出レポートに対しての問診→いつものマッサージ指導となった。

それでは、9回目の診察日8月15日、主治医に提出したレポートを以下に公開します。

*文中の個人特定情報は、本記事では[伏字]とする。

*文中の赤字(mark要素)は事後補足です。尚、スタイルシートの設定をオフにしている標準ブラウザの場合、mark要素は、背景黄色の黒字で表示されます。

2016/7/20~8/15歯痛経過

7/20(水)・・・
本日、歯石を取っていただいた歯に、事後自発痛は無し。

※歯磨き時の誘発痛は通常より強度増加

※右下345、右下1、右下2と3の歯間、右下3と4の歯間が強度3

※左下2345が強度1~2

※いずれも海水塩を塗布して緩和

» またしても、むー塩(海水塩)が活躍。

7/22(金)・・・
7/20の歯磨き時に強度3の誘発痛を発症した歯が、歯磨き時の誘発痛が強度1になった
8/7(日)・・・
右下345に自発痛発症

※強度1~3が1日に10回程度、海水塩を塗布して緩和

» ここでも海水塩、むー塩が出てきた!主治医が「海水塩ってナニ?」って尋ねて下されば、待ってましたかのようにむー塩を語るんですけどねぇ…
8/8(月)・・・
昨日8/7に発症した自発痛が消失

※本日は次回の診察日(8/15)の一週間前という事から、本日から8/15までマッサージ時間を300分から60分で試みる

» この試みに対して主治医は、「良い試みだ」と仰って下さった。
8/15(月)・・・
8/8から本日までマッサージ時間を60分で試みたが、特に変化無し。この結果は改善していると捉えて良いのでしょうか?

» 主治医曰く「そうだなー、1日5時間は大変だもんね」と仰ったが、私は「大変じゃないですよ。これからも5時間やりますよ」とお伝えしました。初期の激痛に対して相当の恐怖を抱いている私にとって、1日5時間のマッサージなぞ、何ら問題はないのです。

2016/7/20~8/15まとめと質問

» ↑質問って書いてあるけど、上記以外に質問なんてないんですよね(笑)

まとめ:継続している自発痛
  1. 左上4(強度:極小/頻度:期間中気にならない程度)
  2. 右上45(強度:極少/頻度:期間中気にならない程度)
  3. 右下2345(強度:極小/頻度:期間中気にならない程度)
  4. 右下2と3の歯間(強度:小/頻度:期間中気にならない程度)
まとめ:TCHと食い縛り
  1. 無意識に歯が接触する回数は前回の一日20回程度、大幅に減少
  2. 電車で居眠中に、食い縛りの痛みで目覚める事が無くなった
まとめ:持続している歯磨き時の誘発痛
  1. 右下1の表面の歯と歯茎の境目が強度1
  2. 左下1と2の歯間と、左下2と3の歯間が強度1
  3. 前回同様、右下2と3の歯間が強度2~3
  4. 右下3と4の歯間が強度2~3
  5. 前回同様、右上4と5の表面が強度1~3

    » この痛みは、前述に記してある通り、この日を持って消失しました。

  6. 右下4と5の裏面の歯と歯茎の境目が強度1~3

2016/08/15 [伏字]

この日、8月15日の帰り際、私は主治医に

"今日は今までの中で一番怖かったですが、ありがとうございました。"

と伝えました。主治医は

"このくらいなら、怒らないと思った。"

と笑いながら仰っておられました。

過去にお世話になった名医達もそうでしたが、どんな状況下でも決して手を抜かず、たっぷりと時間を掛けて下さる主治医に感謝の限りです。

ここまで御覧いただきまして、大変、ありがとうございました。今回の記事に貴方様の評価をいただけたら嬉しいです(ランキング)↓

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次回の記事は、7月後半の1日1.5食、理に適った本来の食+糖質オフの実証経過の予定です。

本当なら以前の記事「1日1.5食 - 理に適った本来の食と糖質オフの実証経過2|非定型歯痛15」で7月分の前半と後半をまとめたかったのですが、当初「文字数オーバー(上限4000文字まで)」となってしまったので(笑)何箇所も文字を削除しました。

その為、7月分の1日1.5食経過は前半と後半に分けました。恐らく、8月分と9月分も文字数オーバーになる可能性が高いので前半と後半に分けて投稿します。こちらも応援いただけると嬉しいです(ランキング)↓

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