みなさんこんにちは~(-^□^-)
今日は、大阪は曇り空。
我が家の気象予報士さんいわく、明日からは雨模様の予報です
またやってきましたね。梅雨の季節です。
つい先日まで桜を見上げて歩いていたのに、今は若葉を見上げています。
雨が降ったと思っても、それが虹へと変わって行きます
時は、穏やかに。でも確実に。
今年もこうして流れていくのですね
さて、トマトの美味しい季節がやってきました
今日は、トマトを使ったおだしをご紹介します♪
トマトは、果肉を入れてしまうと赤色になるんですが、
ちょっと面白い方法でトマトのエキスだけ取り出します。
トマトだけだと、淡泊な出汁になるのでお料理の幅が狭くなります。
そこで・・・
トマトととっても相性の良い、旬のあの食材を組み合わせてみました
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―材料― (600ccくらい)
・完熟トマト(ヘタをとって横半分に切る)・・・大2コ
・殻つきあさり(塩水に入れて2時間~砂抜きする)・・・400g強
・顆粒昆布だし・・・小さじ1
*酒(または白ワイン)・・・100cc
・水・・・600cc
*和風アレンジには酒、洋風アレンジには白ワイン(辛口)が合います。
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―作り方―
①材料を火にかける
あさりは殻と殻をこすりつけるように丁寧に洗います。
全ての材料を鍋に入れて中火にかけます。
トマトはエキスが出やすいように切り口を下に向けます。
アクが出ますので、こまめに取ってくださいね。
(透き通った出汁にする為です)
貝殻が全て開いたら、火を弱火にしてそのままさらに10分コトコト。
10分経ったら、火を止めアサリを全て取り出して、トマトを入れたまま鍋に蓋をします。
このまま、常温になるまでコンロから外して放っておいてくださいね。
もちろん取り出したアサリは、身を取り出して食べられます。
②出汁をこす
そっと、ボウルを重ねたザル(目の細かいもの)に移します。
出てきた水分は別の容器に入れて冷蔵庫へ。
ザルの上に残ったトマトは、そのまま下にボウルを重ねて一晩冷蔵庫へ。
翌日、トマトから透明なエキスが出ています。
それを、冷やしておいた出汁に混ぜて、茶こし等で漉したら完成です
トマトは、使えますので捨てないで下さい。
アサリの旨みの中に、トマトの甘さと酸味が感じられる爽やかなおだしになりました
さあ、このお出汁。
お吸い物として、塩少々を加えてまずは召し上がって下さいませ
私は中に、
アサリの身、使ったトマトの皮を剥いて切ったもの、山菜を入れました。
これを夫が口にし、
「これ普通じゃないでヽ(*'0'*)ツ
うますぎる
」
と驚いてくれたのです。→★こちらの記事 です。
ですが、このトマトだしは色々な使い方があります。
この季節お試し頂きたいのはこちら
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―材料― (2~3人分)
・トマトのおだし・・・100cc
・塩・・・ひとつまみ
・粉ゼラチン・・・2g
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―作り方―
トマトだしに塩を加えて少し温めます。ここに、ゼラチンを振り入れてバットに流し冷蔵庫で冷やし固めます。
フォークでほぐして、完成♪
お好きな食材に少し下味をつけて、上から掛けたら完成
<今回は、豆類と、アサリのむき身、プチトマトをボウルに入れて、塩と顆粒昆布だし、ごま油少々で和えたものです。>
わけあってプチトマトを使いましたが、だしに使ったトマトの皮を剥いて一口にカットしたものを使用した方が美味しいと思います。
また、夏に向けて冷製スープパスタなんていかがですか?
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―材料― 1人分
・カッペリーニ(細いパスタです)・・・1人分
・だしに使ったトマト(皮をむく)・・・1/2コ分
・塩・・・小さじ1/4
・こしょう
・すりおろしにんにく・・・少々
・オリーブオイル・・・適量
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―作り方―
①カッペリーニ以外の材料をボウルに入れて混ぜておきます。
②表示時間通り茹でたカッペリーニを氷水で締めて、①と和えます。
お皿に冷たくしたトマトだし(塩少々を加える)を敷いて、その上に
トマトパスタを乗せます。
お好みで、大葉としょうがの千切り、白ごまを乗せてさあ召し上がれ~
夏の食欲の無い時にも、さっぱりと頂けてしまいます。
見えないのに、アサリの風味も感じられる涼しげなパスタです
また、このおだしはこんな使い方も出来ます。
そのまま( ´艸`)。トマトだしで炊いたごはん。
トマトだしを少し水で薄めて、塩を加えます。
米の上にだしで使ったトマトの皮を剥いたものを、ごろん、ごろん、とそのまま乗せます。
炊き上がったら、トマトを崩しながら全体に混ぜ合わせて出来上がり♪
このトマトごはんは、
お米の上にトマトと、今お安くなっているイカあさりのむき身、パプリカを乗せて炊いたら
パエリヤみたいに楽しめます♪レモンを絞って召し上がれ~
さて、いかがでしたでしょうか?
透明なトマトのおだし。まだまだ使えるアイデアは沢山あります。
これからトマトの収穫が盛んな季節になります。
「トマトばっかり、もういらないわ」なんて、そんな悲しいことを言わないで下さい
トマトには、こんな面白い使い方もあるんです(-^□^-)
皆さんに気に入って頂けたら嬉しいな
以前作った、「透明な胡瓜のジュレ 」も合わせて覗いてみてくださいね♪→★
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昨日のランキングは、主婦部門1位、おつまみ部門3位、近畿4位、家庭料理12位、全体順位10位でした!ありがとうございます!
家庭菜園をされていらっしゃる方も多いかと思います。
これから、トマトがどんどん元気に実ってくれる季節がやってきますね!
季節のお野菜に再会したり、また梅雨の時期がやってきたり・・・
時というのは、今もこうして流れています。
梅雨が運んできた虹の鮮やかな空も、しばらくすると夕焼けへと変わり
夕日が綺麗だと眺めていると
ほんの十数分で空は紺色に代わって・・・
虹色の代わりに、今度はぼんやり柔らかい月が浮かびます。
つい先日まで蕾だと思っていたお花だって
いつの間にか綺麗に咲いて・・・
辺りはいつの間にか、新緑一色に。
梅雨の季節を、この木々達は待ち望んでいたことでしょう。
大泣きしたあの頃だって
今では、自分の一部として受け入れられます。
時が流れるから、消えて行くものがあります。
時が流れるから、生まれるものがあります。
消えたと思っているもの・・・。
でもそれって本当は、消えるんじゃなくて
ただ姿を変えて、ずっとそこにあるのではないでしょうか
巡り巡ってまた会える、季節の味覚を、どうぞ楽しんで下さい
それではまた遊びにいらしてくださいね~
みなさんの「今」という時に、お料理が華を添えてくれますように