わが息子君は、あと数日で14歳の誕生日を迎えます.
この機会に、少しだけ昔話を書こうと思います.
いつもは主にレシピばかりですが、誕生日までに2回ほどブログ的な記事にお付き合いください.
この記事は、息子君が大人になった時にいつの日か、家族と過ごした日々を思い出したら読んでもらえるように~そんな思いで書きます.
今回は主に今から10年前の、息子君が4歳だったあたりのことまでを書きます.
まず、前置きから.
私がこのブログを始めた理由は二つあります.
ひとつは「仕事以外の趣味を!」と主人に勧められたから.
研究が好きで仕事に突っ走って、時々それが負担になりすぎてすり減っていた私を見て、息抜きできる場所を作れということでした.
かなり前から言ってくれていたんだけど、なかなか踏み出せずにいたところを・・・
その気にさせたのがもう一つの理由です.
それは息子のために、母親の子育ての記憶を形あるものとして残してあげたかったから.
ブログを書き始める少し前、ちょっとした病気が見つかりました.
幸い大したことはなく完治しましたが、それまで自分は丈夫で健康だと思っていた私には人生観が変わるほどの出来事でした.
今回は大丈夫だったけど、もしも何かあった時に・・・
私が母としてしてきたことを、息子が懐かしく思い出せるような形あるものがほとんどないことに気づきました.
もちろん、彼の記憶には残るでしょうが・・・
仕事に追われて、アルバムやビデオ集の一つも作っていない・・・
それで、毎日のご飯の記録をレシピにして書き残すことにしたのです.
主人に勧められていた、仕事以外の趣味にもなるし!
実際に始めてみると、多くの方々との出会いが広がり、レシピを書くことで少しでもお役にたてているのかも!って実感できる、とっても大切な宝物になりましたけど!
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
そんなわけで、今回は子育ての中で私が特に大切に思っていたことを中心に書こうと思います.
それを語るには、4歳前後のことを挙げるのが一番良いのです.
もちろん、私も決して立派な母親ではなく、間違ったこともたくさんしたし、息子君を悲しませるようなことも何度もありました.
でも、ひとつだけ、一番伝えたかったことは・・・伝わったのではないかと思っています.
息子君が小さかった頃、通っていた保育所などでたくさんの子供さんたちを見て気づいたことがありました.
それは、人には生まれつき備わっている性質があり、3~4歳ごろにはそれがすごく表に出るということ.
とにかく元気な子、物静かな子、素直な子、運動が好きな子、好奇心の強い子・・・
きっと、こういうところは大人になっても変わらない部分なんだろうな~と今でも思います.
「三つ子の魂百までも」といいますが、それぞれの子供の性質を見抜いて、3~4才くらいまでに教育すれば・・・
それは一生モノの宝になるんだろな~
そんな風に直感的に思いました.
私が息子に一番大切にしてほしいことはなんだろう?
それは、自分で考えられる大人になること!
これは主人とも意見が一致しました.
まずは自分で考える力を付けさせよう.
そのためにはどうすればよいか?
私なりに考えて、決めたことがあります.
ひとつは、いけないことをした時に頭ごなしに叱らず、必ずゆっくり丁寧に理由を説明すること.
それ以外にも、興味を持って何か聞いてきたとき、「どうせわからないだろう」と思わずに、ちゃんと説明すること.
これは息子が赤ちゃんの時から実践しました.
時々、「今の説明はわかった?」と聞いたら、首をかしげることも多かったです.
それでもかまわずに説明し続けました.
今は詳しくわからなくても、考える姿勢がなんとなく伝わればいいって、そう思っていました.
そんな風にして、4歳になったころでした.
何かのきっかけで、こんな風に話しました.
「あのね、どんなことでも自分で考えるってとっても大事なんだよ. まだ子供でも、やっぱり自分で考えるのが大事. 周りの友達は子供だからそれは間違いも多いだろうし、お母さんやお父さん、それに保育所の先生だって、大人だからっていつでも正しいことをいうとは限らないんだよ. 間違うかもしれない. だから、これからはまずはお話を聞いて、それからもう一度自分で考えてね. そうしてから、どうするか決めるんだよ.」
一度言っただけでは分からないかな~と思いました.
でも、三日ほどして保育所から帰ってきた息子君が、とっても嬉しそうに話してくれました.
「今日ね、先生がお話ししている時に、友達はみんな立って遊んで聞いていなかったの. でもね、お母さんが自分で考えろって言ってたから、僕は自分で考えて、今はちゃんと座って先生の話を聞いたほうがいいって思って、じっと体育座りして待ってたんだよ. そしたらね、先生がね、みんな○○くんを見習いなさい!!って言って、叱ったんだよ!!」
この時はもう、舞い上がるほど嬉しくて嬉しくて、息子君をしっかり抱きしめました.
これでこの子は大丈夫だ!ってそう実感しました.
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
あ、でも、こんな風に書くと私もずいぶん立派な母親で、息子君も相当しっかりした中学生だろうって思われるかもしれません.
決してそうではなくて、足りないところや課題はたくさんあります.
それから、子供の「三つ子の魂」は、小学校に上がり、中学、高校と歩むにしたがってだんだん見えなくなるようです.
そりゃあ人間関係とか、他にもいろいろありますもん.
だけど、思春期を過ぎてしばらくしたとき、ベースになるのはやっぱり
「三つ子の魂」 なんじゃないかと思っています.
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
そんなわけで、息子君、これから多少困難な状況があったとしても、あなたには自分で考える力があるはずです.
しっかり考えて、着実に歩みを進めてください.
読んでくださった皆様、長々とすみません
たぶんもうひとつ、「三つ子の魂」について記事を書くと思います.
まずは一つ目でした!
この機会に、少しだけ昔話を書こうと思います.
いつもは主にレシピばかりですが、誕生日までに2回ほどブログ的な記事にお付き合いください.
この記事は、息子君が大人になった時にいつの日か、家族と過ごした日々を思い出したら読んでもらえるように~そんな思いで書きます.
今回は主に今から10年前の、息子君が4歳だったあたりのことまでを書きます.
まず、前置きから.
私がこのブログを始めた理由は二つあります.
ひとつは「仕事以外の趣味を!」と主人に勧められたから.
研究が好きで仕事に突っ走って、時々それが負担になりすぎてすり減っていた私を見て、息抜きできる場所を作れということでした.
かなり前から言ってくれていたんだけど、なかなか踏み出せずにいたところを・・・
その気にさせたのがもう一つの理由です.
それは息子のために、母親の子育ての記憶を形あるものとして残してあげたかったから.
ブログを書き始める少し前、ちょっとした病気が見つかりました.
幸い大したことはなく完治しましたが、それまで自分は丈夫で健康だと思っていた私には人生観が変わるほどの出来事でした.
今回は大丈夫だったけど、もしも何かあった時に・・・
私が母としてしてきたことを、息子が懐かしく思い出せるような形あるものがほとんどないことに気づきました.
もちろん、彼の記憶には残るでしょうが・・・
仕事に追われて、アルバムやビデオ集の一つも作っていない・・・
それで、毎日のご飯の記録をレシピにして書き残すことにしたのです.
主人に勧められていた、仕事以外の趣味にもなるし!
実際に始めてみると、多くの方々との出会いが広がり、レシピを書くことで少しでもお役にたてているのかも!って実感できる、とっても大切な宝物になりましたけど!
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
そんなわけで、今回は子育ての中で私が特に大切に思っていたことを中心に書こうと思います.
それを語るには、4歳前後のことを挙げるのが一番良いのです.
もちろん、私も決して立派な母親ではなく、間違ったこともたくさんしたし、息子君を悲しませるようなことも何度もありました.
でも、ひとつだけ、一番伝えたかったことは・・・伝わったのではないかと思っています.
息子君が小さかった頃、通っていた保育所などでたくさんの子供さんたちを見て気づいたことがありました.
それは、人には生まれつき備わっている性質があり、3~4歳ごろにはそれがすごく表に出るということ.
とにかく元気な子、物静かな子、素直な子、運動が好きな子、好奇心の強い子・・・
きっと、こういうところは大人になっても変わらない部分なんだろうな~と今でも思います.
「三つ子の魂百までも」といいますが、それぞれの子供の性質を見抜いて、3~4才くらいまでに教育すれば・・・
それは一生モノの宝になるんだろな~
そんな風に直感的に思いました.
私が息子に一番大切にしてほしいことはなんだろう?
それは、自分で考えられる大人になること!
これは主人とも意見が一致しました.
まずは自分で考える力を付けさせよう.
そのためにはどうすればよいか?
私なりに考えて、決めたことがあります.
ひとつは、いけないことをした時に頭ごなしに叱らず、必ずゆっくり丁寧に理由を説明すること.
それ以外にも、興味を持って何か聞いてきたとき、「どうせわからないだろう」と思わずに、ちゃんと説明すること.
これは息子が赤ちゃんの時から実践しました.
時々、「今の説明はわかった?」と聞いたら、首をかしげることも多かったです.
それでもかまわずに説明し続けました.
今は詳しくわからなくても、考える姿勢がなんとなく伝わればいいって、そう思っていました.
そんな風にして、4歳になったころでした.
何かのきっかけで、こんな風に話しました.
「あのね、どんなことでも自分で考えるってとっても大事なんだよ. まだ子供でも、やっぱり自分で考えるのが大事. 周りの友達は子供だからそれは間違いも多いだろうし、お母さんやお父さん、それに保育所の先生だって、大人だからっていつでも正しいことをいうとは限らないんだよ. 間違うかもしれない. だから、これからはまずはお話を聞いて、それからもう一度自分で考えてね. そうしてから、どうするか決めるんだよ.」
一度言っただけでは分からないかな~と思いました.
でも、三日ほどして保育所から帰ってきた息子君が、とっても嬉しそうに話してくれました.
「今日ね、先生がお話ししている時に、友達はみんな立って遊んで聞いていなかったの. でもね、お母さんが自分で考えろって言ってたから、僕は自分で考えて、今はちゃんと座って先生の話を聞いたほうがいいって思って、じっと体育座りして待ってたんだよ. そしたらね、先生がね、みんな○○くんを見習いなさい!!って言って、叱ったんだよ!!」
この時はもう、舞い上がるほど嬉しくて嬉しくて、息子君をしっかり抱きしめました.
これでこの子は大丈夫だ!ってそう実感しました.
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
あ、でも、こんな風に書くと私もずいぶん立派な母親で、息子君も相当しっかりした中学生だろうって思われるかもしれません.
決してそうではなくて、足りないところや課題はたくさんあります.
それから、子供の「三つ子の魂」は、小学校に上がり、中学、高校と歩むにしたがってだんだん見えなくなるようです.
そりゃあ人間関係とか、他にもいろいろありますもん.
だけど、思春期を過ぎてしばらくしたとき、ベースになるのはやっぱり
「三つ子の魂」 なんじゃないかと思っています.
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
そんなわけで、息子君、これから多少困難な状況があったとしても、あなたには自分で考える力があるはずです.
しっかり考えて、着実に歩みを進めてください.
読んでくださった皆様、長々とすみません
たぶんもうひとつ、「三つ子の魂」について記事を書くと思います.
まずは一つ目でした!
お菓子レシピのリストを更新しました.
朝ごはんレシピのリストを更新しました.
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