新・多面張理論(補足2) | 無気力無関心(仮)

新・多面張理論(補足2)

新・多面張理論の暗刻の特性について、『待ちのパターン変化』に着目して書き直してみたいと思います。

青色:基本のパターン変化(B⇒C、C⇒D、D⇒B)
桃色:例外形や特殊形のパターン変化

ちなみに、多面張理論で要暗記となっている『太文字で示されている手牌例』というのは、そのほとんどが基本のパターン変化ではない形です。



新・多面張理論2』『新・多面張理論3』(暗刻が1つある手牌)

暗刻を抜いた残りの形(最小単位の待ち)
 ⇒A:ノーテン
 ⇒B:単騎
 ⇒C:リャンメン(ペンチャン・カンチャン)
 ⇒D:シャンポン

【パターンB】

基本のパターン変化(B⇒C)
333
222345

【パターンC】

基本のパターン変化(C⇒D)
2344455

複合形のシャンポン待ちにイーペーコーがくっつく変形パターン(C⇒D
2233334455

例外パターン(C⇒C
2233344566

【パターンD】

基本のパターン変化(D⇒B)
2233444
2233344

順子が暗刻との距離をつなぐパターン(D⇒C
2233456777

例外パターン(D⇒C
3344445566788



新・多面張理論4』(暗刻が複数ある手牌)

【最小単位の待ちとそれぞれ暗刻との複合形】

暗刻が複数あっても、基本のパターン変化(B⇒C、C⇒D、D⇒B)は変わらない。

【複合形を新たな最小単位の待ちとする】

C⇒D⇒Bのパターン
1113334455567
2344455566678

D⇒B⇒Cのパターン
1122333456888
1112233344567

B⇒C⇒Dで複合形のシャンポン待ちにイーペーコー形がくっつくパターン
333444556677
222444556677

連続暗刻パターン
333444555
2233444555
222333444




新・多面張理論5』(特殊な複合形)

D⇒Cのパターン
1133444555

C⇒Bのパターン
2233344457

C⇒Dの特殊パターン
2233344456677

C⇒D⇒Bのパターン
2233344456
2233344445

例外パターン(C⇒C)
222444566


⇒新・多面張理論『概要補足1・補足2・補足3