新・多面張理論1
※多面張理論の新バージョンが完成(2018/10/03)
↑是非こちらをご覧ください!!
※多面張理論を身に付けるコツとしては『既存の「○枚の基本形」という知識を一度忘れてしまうこと(順子・暗刻の特性と入れ替える)』『「最小単位の待ち⇒複合形の待ち」という待ちを見抜く手順をしっかり守ること』『太文字で示されている手牌例(例外形や特殊形など計13パターン)は暗記してしまうこと』の3点です。
※多面張の手替わりついては現時点で体系的な理論が存在しませんので、(待ちを見抜くスピードと精度を上げることにより)『14枚の手牌からこの牌を切ったらこの待ちになる』というのをしらみつぶしにしていくのが有効であると思われます。(逆に言えば、『14枚の手牌に苦戦する=13枚の手牌の技術が未熟』ということ。)
※『門清狂動画』を作成してみました。
※手牌の作成、牌理の確認、牌画の出力など多機能で便利なツールが公開されていますので、是非ご利用ください。⇒牌理/牌効率学習ツール(待ちの確認だけならこちらの方が便利。)
【多面張の作られ方】
まず、麻雀における待ちのパターンは以下の3つに分類されます。(国士無双と七対子の場合を除く)
・単騎
・リャンメン(ペンチャン・カンチャン)
・シャンポン
テンパイしている手牌であればどのようなものでも、この3パターンいずれかの(単騎なら1枚、リャンメン・シャンポンなら4枚からなる)最小単位の待ちを見つけることができます。(それ以外の部分は順子もしくは暗刻)
すなわち、この最小単位の待ちに順子や暗刻がくっつくことにより、あらゆる多面張の手牌が構成されるということでもあります。
また、順子や暗刻のくっつき方とそれによってできる新しい待ちには法則があり、大まかには以下の手順で多面張の待ちを見抜くことができます。
手牌から最小単位の待ちの部分を見抜く
↓
最小単位の待ちに順子や暗刻がくっつくいてできる新しい待ちを見抜く
【順子の特性】
麻雀における待ちのパターンは以下の3つでした。(国士無双と七対子の場合を除く)
・単騎
・リャンメン(ペンチャン・カンチャン)
・シャンポン
この最小単位の待ちに対して、順子が特定の関係でくっついた場合に『待ちをスジで伸ばす』という特性があります。
例えば、5待ちの手牌があったとして、
5+567 = 5567 ⇒5・8待ち
1134+567 = 1134567 ⇒2・5・8待ち
1146+567 = 1145667 ⇒5・8待ち
1155+567 = 1155567 ⇒1・5・8待ち
5待ちに567の順子がくっつくと、(どんな待ちでも)8のリャンメン待ちがプラスされます。
⇒あらゆる5待ちに対して567の5を渡すと、67のリャンメン(と雀頭)が残る。
5+567 = 5567 ⇒5・8待ち
5+678 = 5678 ⇒5・8待ち
5待ちが単騎である場合、678の順子がくっつくと8の単騎待ちがプラスされます。
⇒5単騎に対して678の67を渡すと8単騎が残る。
1155+567 = 1155567 ⇒1・5・8待ち
1155+667788 = 1155667788 ⇒1・5・8待ち
5待ちがシャンポンである場合、667788のイーペーコー形がくっつくと8のシャンポン待ちがプラスされます。
⇒5のシャンポンに対して667788の6677を渡すと8のシャンポンが残る。
この3パターンの順子の特性により、「亜リャンメン」「三面張」「ノベタン」「変則シャンポン(2パターン)」などの待ちが作られます。
【暗刻がない手牌】
順子の特性を知っていると、暗刻のない手牌の待ちを見抜くのが非常に簡単になります。
例えば『1223344567789』の手牌の場合、順子を左端から分けていくと、
123 234 456 7789
7の単騎が見抜けて、それに456の順子がくっついてるから4も(単騎)待ちになり、さらに123(または234)の順子もくっついているので1も待ちになります。(よって、1・4・7待ち)
また、右端から順子を分けていっても、
1 223344 567 789
1の単騎が見抜けて、それに234の順子がくっついているから4も(単騎)待ちになり、さらに567の順子もくっついているので7も待ちになります。(よって、1・4・7待ち)
実際にやる時のコツとしては、
・そんなに厳密にやらなくても、左からなら「4・7のノベタンに123(または234)の順子がくっついて1も待ちになる」、右からなら「1・4のノベタンに567の順子がくっついて7も待ちになる」という感じで見抜ける。
・「○○○の順子がくっついているから待ちが伸びる」というよりは、「○○○の順子があったら待ちが伸びる⇒チェックしたらそれがあった(なかった)」という思考手順の方がミスが少ない。
になると思います。
暗刻がない手牌では『順子を端から分けていき、それで見つかった最小単位の待ちが(順子の特性により)スジで伸びてないか確認する』ことにより待ちを見抜くことができます。
ただし、シャンポン待ちは2種類のスジができる可能性がありますので注意が必要です。
特に4~5連トイツ(シャンポン+イーペーコー)形を含むシャンポン待ちは2種類のスジで多面張を作ります。
2244556677 ⇒2・4・7待ち
3344556677 ⇒3・4・6・7待ち
[練習問題](答えは白文字になってますのでドラッグして下さい。)
2233445667788 ⇒2・5・8待ち
1123445566778 ⇒3・6・9待ち
1234455667788 ⇒4・7・5・8待ち
⇒新・多面張理論『概要・1・2・3・4・5・補足1・補足2・補足3』
↑是非こちらをご覧ください!!
※多面張理論を身に付けるコツとしては『既存の「○枚の基本形」という知識を一度忘れてしまうこと(順子・暗刻の特性と入れ替える)』『「最小単位の待ち⇒複合形の待ち」という待ちを見抜く手順をしっかり守ること』『太文字で示されている手牌例(例外形や特殊形など計13パターン)は暗記してしまうこと』の3点です。
※多面張の手替わりついては現時点で体系的な理論が存在しませんので、(待ちを見抜くスピードと精度を上げることにより)『14枚の手牌からこの牌を切ったらこの待ちになる』というのをしらみつぶしにしていくのが有効であると思われます。(逆に言えば、『14枚の手牌に苦戦する=13枚の手牌の技術が未熟』ということ。)
※『門清狂動画』を作成してみました。
※手牌の作成、牌理の確認、牌画の出力など多機能で便利なツールが公開されていますので、是非ご利用ください。⇒牌理/牌効率学習ツール(待ちの確認だけならこちらの方が便利。)
【多面張の作られ方】
まず、麻雀における待ちのパターンは以下の3つに分類されます。(国士無双と七対子の場合を除く)
・単騎
・リャンメン(ペンチャン・カンチャン)
・シャンポン
テンパイしている手牌であればどのようなものでも、この3パターンいずれかの(単騎なら1枚、リャンメン・シャンポンなら4枚からなる)最小単位の待ちを見つけることができます。(それ以外の部分は順子もしくは暗刻)
すなわち、この最小単位の待ちに順子や暗刻がくっつくことにより、あらゆる多面張の手牌が構成されるということでもあります。
また、順子や暗刻のくっつき方とそれによってできる新しい待ちには法則があり、大まかには以下の手順で多面張の待ちを見抜くことができます。
手牌から最小単位の待ちの部分を見抜く
↓
最小単位の待ちに順子や暗刻がくっつくいてできる新しい待ちを見抜く
【順子の特性】
麻雀における待ちのパターンは以下の3つでした。(国士無双と七対子の場合を除く)
・単騎
・リャンメン(ペンチャン・カンチャン)
・シャンポン
この最小単位の待ちに対して、順子が特定の関係でくっついた場合に『待ちをスジで伸ばす』という特性があります。
例えば、5待ちの手牌があったとして、
5+567 = 5567 ⇒5・8待ち
1134+567 = 1134567 ⇒2・5・8待ち
1146+567 = 1145667 ⇒5・8待ち
1155+567 = 1155567 ⇒1・5・8待ち
5待ちに567の順子がくっつくと、(どんな待ちでも)8のリャンメン待ちがプラスされます。
⇒あらゆる5待ちに対して567の5を渡すと、67のリャンメン(と雀頭)が残る。
5+567 = 5567 ⇒5・8待ち
5+678 = 5678 ⇒5・8待ち
5待ちが単騎である場合、678の順子がくっつくと8の単騎待ちがプラスされます。
⇒5単騎に対して678の67を渡すと8単騎が残る。
1155+567 = 1155567 ⇒1・5・8待ち
1155+667788 = 1155667788 ⇒1・5・8待ち
5待ちがシャンポンである場合、667788のイーペーコー形がくっつくと8のシャンポン待ちがプラスされます。
⇒5のシャンポンに対して667788の6677を渡すと8のシャンポンが残る。
この3パターンの順子の特性により、「亜リャンメン」「三面張」「ノベタン」「変則シャンポン(2パターン)」などの待ちが作られます。
【暗刻がない手牌】
順子の特性を知っていると、暗刻のない手牌の待ちを見抜くのが非常に簡単になります。
例えば『1223344567789』の手牌の場合、順子を左端から分けていくと、
123 234 456 7789
7の単騎が見抜けて、それに456の順子がくっついてるから4も(単騎)待ちになり、さらに123(または234)の順子もくっついているので1も待ちになります。(よって、1・4・7待ち)
また、右端から順子を分けていっても、
1 223344 567 789
1の単騎が見抜けて、それに234の順子がくっついているから4も(単騎)待ちになり、さらに567の順子もくっついているので7も待ちになります。(よって、1・4・7待ち)
実際にやる時のコツとしては、
・そんなに厳密にやらなくても、左からなら「4・7のノベタンに123(または234)の順子がくっついて1も待ちになる」、右からなら「1・4のノベタンに567の順子がくっついて7も待ちになる」という感じで見抜ける。
・「○○○の順子がくっついているから待ちが伸びる」というよりは、「○○○の順子があったら待ちが伸びる⇒チェックしたらそれがあった(なかった)」という思考手順の方がミスが少ない。
になると思います。
暗刻がない手牌では『順子を端から分けていき、それで見つかった最小単位の待ちが(順子の特性により)スジで伸びてないか確認する』ことにより待ちを見抜くことができます。
ただし、シャンポン待ちは2種類のスジができる可能性がありますので注意が必要です。
特に4~5連トイツ(シャンポン+イーペーコー)形を含むシャンポン待ちは2種類のスジで多面張を作ります。
2244556677 ⇒2・4・7待ち
3344556677 ⇒3・4・6・7待ち
[練習問題](答えは白文字になってますのでドラッグして下さい。)
2233445667788 ⇒2・5・8待ち
1123445566778 ⇒3・6・9待ち
1234455667788 ⇒4・7・5・8待ち
⇒新・多面張理論『概要・1・2・3・4・5・補足1・補足2・補足3』