決裁文書の書き換え状況についての財務省の報告全文を読むと、何でこんなことをする必要があったのかと唖然とする。

 

佐川理財局長(当時)の答弁で、見積もり合わせをしているのに「していない」と答えた件などで理財局の官僚が慌てて書き換えたようだが、間違った答弁をしたなら後で訂正して謝ればよい。

 

その他については、すでに答弁や報道で明らかになっているもので、何で削ったのかが全くわからない。

 

官邸は、政治サイドには交渉過程を含めやましいことは何もないので、財務省に「洗いざらい出せ」と命じ、これだけの報告の分量になった。

 

朝日新聞が証拠の画像を見せなかったのは、検察リークの場合、検察官が捜査情報を漏洩した罪に問われることを危惧したのではなかろうか。

その他の理由があるのかもしれないが、朝日新聞が証拠を提示してないので不明である。