能天気 ミーです!

皆様こんばんは!


今周期も新鮮胚移植を目指しています!


おととい、D10行ってきました!

の結果です👇



E2 64 

卵胞の大きさ10mm前後、

今周期もゆったりちびちゃんの気配ですチュー


今周期は、仕事の都合で、

先生からのご提案日にハマらなく、

次はD14診察です。


うまくいけばD16かD17採卵予定。


今周期の一個ちゃん、

どうか無事に出会えますように照れ!!






さて、

ここからは、

前回の続きです。



親族を私たちの不妊治療に巻き込む気持ちは

ゼロの私たちでしたが、

従姉妹のマルちゃんからの


まさかの卵子提供の可能性


を今一度考えてみたところ、



マルちゃんなら、

一度相談させてもらうだけでも

ありかもしれない



と思い立ち、

最初で最後親族間の相談案件として、

晴れ思い立ったら吉日晴れと、

電話をかけてみることに。

(↑能天気...)



マルちゃんに相談してみよう

という思いに至った理由は

いくつかあります。


まず、

1番の大きな理由は、

マルちゃん一家自体、

私の第二の家族的存在だから。


私の母と、母の姉である"マリおばさん"は、

(マルちゃん母で私の伯母)

顔も声もとても似ていて、

仲が良く、

私も従姉妹3姉妹も、

みな、

この二人の仲の良さを

好感よく思っています。


一人っ子の私は、

小学校から高校まで、

夏休みなどの長期の休みになると、

ずーっと、

他県にある、

マリおばさんの家にお世話になっていました。

(伯父伯母の厚意で)


そんなわけで、

マリおばさんは、

私の二人目のお母さんのような大きな存在

ですし、

伯父さんのことも大好きですし、

そんなマルちゃん三姉妹は、

私にとって姉妹のような存在で、

本来一人っ子の私が、

誰に会っても、


一人っ子に見えないね


と言われるくらい、

3人の従姉妹たちに挟まれ、

力関係や駆け引きなど、

社会の縮図やコミュニケーション力を

自然に教わりながら、

仲良く関わらせてもらってきました。


ただ、

三姉妹の末っ子のマルちゃんは、

私を含め、

上の2姉妹と歳の差が

けっこう開いているので、

(↑曖昧続く。因みに私は2姉妹の間の年齢。)

上姉妹ともども、

いつも少し距離がありました。


マルちゃんは近くにはいるけれど、

実際に、

私たちと常に一緒に遊んでいたわけではなく、

マリおばさんとくっついて過ごしている方が

多かったので、

なんなら、マルちゃんのほうが、

"一人っ子"のような存在

だったかもしれません。


そんなわけで、

勝手ながら、

私にとって、

マルちゃんは、

"歳の離れた可愛い妹"

という感じでした。


で、

第二の理由は、

マルちゃんが、

同性愛者さんで、

現在独身で、

恐らく生涯、

"子供を望まなさそう"

だったから、です。


マルちゃんが

同性愛者さんだということを

聞いたのは、

20年前ほどで、

情報元は、

マルちゃん三姉妹の長女

(私の一つ年上で私と一番仲がいい)でした。


聞いた事は、

マルちゃんには絶対内緒ね❗️

と、口止めされました。

(マルちゃんに怒られるから、との理由で。なら言わないでよ、と思いましたが、黙っていられなかったのでしょう。)


そのことを知った後、

私がおばさん家に遊びに行った時、

一人暮らしのマルちゃんが、

ボーイッシュな女の子を連れて

実家に帰ってきていました。


空気的に、

すぐに、

"彼氏さん"だろうな、

と、

なんの前話を聞いていなくても

わかりましたし、

マリおばさんも、

マルちゃんたちのことを

わかっている様子でした。


でも、私は、

"口止めされてしまっている"以上、

素知らぬふりを貫くしかなく、

その場を社交辞令で終わらせました。


オープンに話ができない感じが

とてももどかしかったです。


その後も、

マルちゃんと、

互いの身の上話を

深堀りするきっかけもないまま、

今に至りますが、

昨年、

うちの母と、マリおばの温泉旅行に、

マルちゃんとお友達が参加することになった、

という話を母から聞きました。


へー!賑やかでいいね!

楽しんできてね♪


と母を送り出しました。


後日、

楽しかったよ♪


と、旅行の写真が送られてきた中に、

どうみても、

カップルだよなあ、

という、

マルちゃんと、そのお隣に映る

背が高く、ボーイッシュな雰囲気漂う

素敵な女性のツーショット写真がありました。


母から、


マルちゃんのこのお友達ってさ、

もしかして彼氏?


と、いきなり質問されました。


母も、

マルちゃんのことを、

マリおばさんから

何も聞かされてないことが

ここでわかり、


もはや時効だろう、


と思った私は、


うん。そうなんだと思う。

従姉妹長女が、

前にそう言ってた。


と教えました。


ああ、やっぱりね!

そんな感じだったんだけど、

特に紹介もされなかったから〜


と、

私の母は笑ってそう言っていました。


うちの家系は、

割となんでもオープンに話せるタチ

なのですが、

いかんせん、

話せる機会がない限り、

わざわざ詮索なんてできないので、

こうやって、

曖昧な情報のままで

いなければいけないところは、

マルちゃんとの距離感なのか、、

やはりどこか、

もどかしさを感じてしまいます。

(私が20年前の口止めを律儀に守り通しすぎてしまっていたせいかもしれませんが.....)


ちょっと話が脱線しましたが、

相談理由のもう一つが、

マルちゃんが、

看護師さんだから、

ということです。


都合がいいかもしれないですが、

もしかしたら、

私の不妊治療に関しても

色々理解してもらえそう

と思ったわけでした。

(前は外科系で、今は心療内科でお勤め)


それと、

マルちゃんは、

演劇だったり、

コスプレだったりを

プライベートで楽しんでいて、

同性愛者さん含め、

色々な世界観に対し、

オープンえてくれそうな感じがする

という私の

憶測と期待も湧き上がりました。


こんな感じで、

ダメ元覚悟ながらも、

気持ちの上での距離は、

家族のような存在のマルちゃん。

そして、

マルちゃんのバックグラウンドを考えれば、

相談の余地は大いにあるのでは、

という予測も相まり、


これは、

もしかしたら!?✨


という期待がムクムク。


そうと思ったら、

急げ、急げ、

マルちゃん、マルちゃん、

と、

LINEの友達の中の

マルちゃんの名前を探したら

全然見当たらなく、


そうか、LINEは繋がってなかったか、


思い出し

携帯直電へ。


📲)))



マ「・・・・はい、もしもし?」

(怪訝そうなお声)


私「あ、もしもし、マルちゃん?」


マ「、、、そうですけど、どちらさまですか?

(怪訝そうなお声に警戒感加わるご様子)


私「あ、ごめん!私、私!従姉妹のミーです!

(オレオレ詐欺の女流版...)

突然、しかも、こんな夜にごめんね!

今電話大丈夫かな!?」


マ「え?ミーちゃん、なの??

、、、って、ミーちゃん、私の電話番号、

どうして知ってるの?

(怪訝そうなお声変わらず)


私「え?どうしてって、私の電話帳に入ってるし、ずーっと前にお互い交換したんじゃん?」


マ「え?そうだっけ、、、、

もう誰かと思ったよー。

全く知らない番号だしさ。



確かに、

私はマルちゃんと直電したことは、

恐らく一度もありませんでした。


会えた時のみ、

近況をサラサラ喋り合う仲でしたから。


なので、

いきなり電話をかけりゃ、

そりゃそんなリアクションだよな、

とは思いました。

が、

マルちゃんの、私への警戒感が

思った以上で、

軽くショックを受けました、、。笑い泣き


私が逆の立場だったら、

相手が従姉妹のマルちゃんだとわかった時点で、


「なーんだー!誰かと思ったらマルちゃんかー!

誰だかわからなくてびっくりしたよー!

元気ー?何かあったのー!?」


くらいにはなりそうですが、、、

と、

そんな私のイメージなぞ、

どうでもいいでした。

とにかく、

この通り、

掴みの空気は、

不信感満載だったわけでした。


しかし!

諦めるにはまだ早い!

と、

人生をかけた相談を

このままぶつけてみることに。



((📲相談開始📲))



私の相談が始まると、

マルちゃんは、

最初の不穏な空気をどかして、

じっと聞いてくれている様子でした。



私たちの不妊治療の現況を話し、

マルちゃんに卵子提供の相談に

乗ってもらえないかどうか



そう一通り相談内容を伝え終えると、

マルちゃんは言いました。



ミーちゃんたちって、

子供作らないのかと思ってた。


旦那様が作りたがってない

って話を

前に誰かに聞いた気がしたし。


けど、

内容はわかったよ。

色々きっと大変だよね。


私の歳の離れた友達がね、

3年の不妊治療を経て

つい最近、

46か48歳くらいで、

出産したばかりだよ。

だから、

ミーちゃんも

まだまだ大丈夫だよ!


あと、

私の友達の、

同性婚のカップルも、

精子提供を受けて、

最近出産したんだ。




私「誰が言ってたのか知らないけど、

旦那君の噂は違ってるなー。笑

私がずーっと待たせちゃってたから。苦笑

あと、お友達たちのそういう話、ほんと励みになるー!!!!」



そして、

再びマルちゃん。


でね、

まず、言いたいのは、

私の遺伝子は決してオススメできない

ということ。

 

あと、

ミーちゃん、私のことって

どこまで知ってるかな?


誰かに私のこと、なんか聞いてる?


ていうか、

他にも従姉妹はいるのに、

私を選んだのはなぜ?


私が独身なのもある?

選んだ理由を教えて?


それと、

ミーちゃんと私の距離感って

どうなの?

私、みーちゃんとの距離感が

わからなさすぎて、

今、この話をどう受け止めたらいいか

全くわからないんだけど。


あと、

もし、

提供がうまくいって、

赤ちゃんが生まれたら、

ミーちゃん、私にどうして欲しい?


子供と関わって欲しいとか、

知らないふりして欲しいとか、

そこそこの距離でいて欲しいとか、

その辺どう考えてるの?

どう考えたらいい?


って、

そもそも、

そんな相談を私にする間柄って

思ってるならさ、

もっと連絡とろう?


あと、

やっぱり

気になるのは、

赤ちゃんが

健康に産まれてくれるかもわからないし、

その子が大人になって、

犯罪に巻き込む、

巻き込まれるもあり得るし、

そうなったら、

責任って誰にくるの?

その辺の法律はどうなってるの?



と、

マルちゃんの、

大量質問やら感想やらが

波ダムの大放水波

の如く降りかかってきました。


しかし、

こうやって話してみると、

マルちゃんって、


ふえ〜

こんなに色々喋る子なんだな〜〜


と、一瞬しみじみ能天気に感じましたが、

(↑遠い親戚のオバさんか)

これらの質問にきちんと答えていかなければ、

マルちゃんとの関係性に

ヒビが入ってしまいそうな

危機感も感じ、


色々説明足らずでごめん、、


と、慌てて返答していきました。


・連絡はとってなくても、私がいつでもマルちゃんやマルちゃん一家を家族のように思っていて、だからこそ、思い切って今回相談をさせてもらったこと。


・正直、私の大好きな、そして、私と血が繋がっている、マルちゃん三姉妹の誰からでも、受けれるものなら卵子提供を受けたいのだけれど、

年齢的にお願いできるのはマルちゃんしかいないということ。


・マルちゃんが同性愛者なのは昔から聞いていたけれど、従姉妹長女に口止めされてて話せなかったこと。そして、本当はもっとオープンに色々話したいと思ってたということ。


・実際、マルちゃんが今独身なことも、卵子提供のお願いできる条件になっていること。

(もし、今後、マルちゃんが、子供を望まないのなら、私たちにどうかチャンスを与えてもらいたいという気持ちも伝え)


・もし色々うまく行ってくれて、子供が生まれたら、その責任の所在は全て我々だけれど、

マルちゃんと子供の関係は、マルちゃんが思うようにしてもらいたいと思っていること。


などなど、


答えれることを

返していきました。



マルちゃんの声が、

明るくなっていきました。


ふ〜ん、

そうか〜

なるほどね〜。


気持ちわかるよ。

私、結構古風だから、

家系とか血筋ってすごく大切

って思ってるもん。


でも、とはいえ、

最初に言ったようにね、

私の遺伝子は

本当にオススメできないんだ。


だって、

小さい頃の私が病弱だったこと、

知ってるでしょ?

ずっと病院通いで苦労したし、

多分そういう遺伝子受け継いだら、

医療費が大量にかかるよ?


あと、

私はガン系統だと思うの。

おばあちゃんも、おじいちゃんも

癌だったし、

父親の親戚もそうだったし。

それに、

私も、

もうそろそろ

いい年だし。



私「あれ?そんな?

マルちゃん、今幾つだっけ?」

(ようやく聞くタイミングを見つける...)


もう38,9だよ。

すっかりいい歳だよ。


あれれ?

能天気予想の35,6歳では

全然ありませんでしたニヤニヤ


しかし!

年齢全く問題なし!


30代でいてくれて、

相談に乗ってくれて、


有り難すぎです📢


と思った私でした。


それと、

確かにマルちゃんは小さい時、

しょっちゅう病院通いをしていました。


その病院というのは、

気管支や耳鼻科が主でした。


確か、

中学くらいのときには、

蓄膿症の手術も受けていました。


私は言いました。


「でも、

大人になったら大丈夫になったでしょ?

私も小さい時、気管支も耳鼻咽喉科も悪かったから、マルちゃんとおんなじだよ?


あと、癌系って、

癌は今や、2人に1人はかかるとか言われてないっけ?

私の父親だって癌だったし。

だから、そういうとこ、全然気にしてないよ。」



更にもう少し、

マルちゃんの質問が続いたあと、



わかったよ。

私、

ミーちゃんたちの力になれるなら、

協力したいって思ったから、

協力するよ。


でも、その前に、

私にドナーの資格が本当にあるのか、

お医者さんにちゃんと確認してもらえる?


それと、こういう話って、

すごくしっかりと話し合っていかないと

いけないことがたくさんあると思うから、

なんなら、

弁護士さんにでも

間に入ってもらいたいところだけど、

私の知り合いで、

弁護士さんは1人もいないの。

だから、どうしよう?



私「え、、、

い、いいの!?本当に!??

そんな風に言ってくれて

本当にありがとう!!!!

そうしたら私、

今日はとにかくマルちゃんの気持ちだけ先に聞かせてもらいたくて電話してるから、

これから、どんな風にちゃんと心配なく不安なくやり取りさせてもらうか、

色々しっかり調べて、

また、近々相談させてもらいたいんだけど、

いいかな?」


うん。

いいよ。

ちゃんと調べて、

色々また教えて。

あと、採卵っていたいの?

どのくらい痛いの?

私、

半分処女みたいなもんだから。笑

痛みもすごく弱いから、

大丈夫かな?笑


私「そこがほんと心配で、、、苦笑

痛みの度合いは人によるらしくてね。

けど、だから、マルちゃんには、眠っているうちな終われる全身麻酔にしてもらうのがいいと思う。

ただ、その前の内診とかもあるから、

その時も大丈夫か心配だし、

申し訳なさすぎるなあ、、、、苦笑」


でも、ミーちゃんは、

局所麻酔でもいけてるんでしょ?

何事も経験だし、

最初は局所麻酔でいいよ!

それで耐えきれなかったら、

その次は全身麻酔にするから。


え、、、?

もしかして、

採卵

一回きりじゃなく、

複数回イメージしてくれてるの??


なんて有難い......

マルちゃん、神すぎ.....笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き



あとさ、

おばさん(私の母)にはこのこと話した?

私の親にもいつ言おうかな?

なんなら、

みんなで一度顔合わせたりする??



私「それはすごく名案だし、いずれ、そうさせてもらいたいけど、まずはマルちゃんと私たちとの話をしっかり固めてから、マリおばさんにもうちの親にも言おうかと。

って、マリおばさんに反対されちゃうかもしれないけどね、、苦笑」



うちの母なら大丈夫でしょ。

もういい歳なんだから、

自分たちで決めなさいって言うよ。

あと、

私の同性愛のことは、

高校生の時に

カミングアウトしてるんだけど、

それ以来、ずっと、

結婚はいいから、

子供だけでも産んだら?

って言われて断ってきたのね。

だから、

うちの母にとっても、

この話、

嬉しいんじゃないかな。




半泣きでお礼を何度も言った後、

また連絡させてもらいます、

と、

電話を切りました。


私が電話をし始めたときに、

リビングから自主的に抜け出していた

旦那君でしたが、

隣の部屋でドアを開けっぱなしで、

私の電話の様子を聞いていたようでした。


電話を切り終えると、

すぐに、


「(マルちゃんと話してくれて)ありがとう〜」


と愛猫嬢を抱えてやってきました。


私が、感動の余韻に浸りながら、


「マルちゃん、今時点だけど、

私たちに協力してくれるって言ってくれた!」


と伝えると、


旦「うん、話し伝わってきてた!!!

、、有難いね、、、!!!!!」


と、感無量の表情の旦那君。


2人で、

これからしなければいけない、

数々の知識の準備について、イメージ合わせ、

マルちゃんに、最後まで安心して関わってもらって、みんなでハッピーになれるよう、

精一杯がんばろう!!!


と、声を上げました。



続きます。