”抗がん剤治療、免疫治療を受けるときの大切な基本事項” 関明彦医師 | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

近い「将来」の乳癌の新薬情報の記事を
いくつか発信しましたが、
  (直前の記事を5つほど、ご参照下さい)

私は臨床試験結果の動向も見ていますので
それらの治療で乳癌が「治る」とは
思っていません。

  ※新薬であれば、
    寛解はあり得るとは思っていますが…。
    中には完治する人が非常に稀に出るかも。

再発・進行(ステージ4)の治療は、
増大を抑えていく、
(縮小しなくても、長く増大が抑えられれば)
狙うのは生存期間の延長、QOLの維持、
であることは、私にとって自明だった、
ために、明記していませんでした。

乳癌ステージ4の読者さんは、
その辺はご存知の方がほとんどだと
思いますが、
そうでない読者さんに、誤解を招くかなぁ
と、ハタと気付かせていただいた、

関先生の記事を、
リブログさせていただきます。


私のブログの読者さんへ

がんが縮小する人のほうが少ないこと
(後半戦の場合)
がんが完全に消滅する確率は
極めて少ないこと、
つまり縮小しても残ること
抗がん剤治療が永久に効き続けることは
ないこと、つまり耐性化し、
再燃する可能性があること、
以上を大前提として、
がん治療を行っている。
」(引用させていただきました)


殺細胞性抗がん剤の縮小率は、
(後半戦でなく、前半の方の)
エビデンス、すなわち一定の「患者集団」
の臨床試験結果をならせば、
2割程度、

副作用は、発生率が高い(全くない人は
少ない、程度の差はあるけれど)、

という「事実」「現実」。

だから、


じゃあ、効くってなに?
小さくなること?
それが最終ゴールじゃない。

長く生きること、生きている間、
人間らしくすること。
これが最終ゴールじゃないでしょうか?

僕ら医療者は、がんの縮小ではなく、
長く生きること、
つまり延命を第一の目標にしてます。

がんが小さくならなくても、
命の長さが長くなる、それはありえます。
だから意味がある

僕らはがんをただ小さくするために
治療しているのではなく
例え小さくならなくても
最終的に長生きできるように治療をしている
治療のゴールは、
QOLの改善維持と、延命だ。

だから、僕らと患者さん側との
この認識の乖離に関して
やっぱり時間をかけて、
話し続けなきゃならないんだと感じた。
」(引用させていただきました)

仰っしゃる通りであり、

それをきちんと、ハッキリと
説明して下さる医師が、
真に「心ある」医師だと、私は思います。


近い「将来」の新薬では、
ステージ4の薬物療法の治療目的は、
まだ、大きく変わることはない
かと思います。

それでも、一乳癌罹患者として、
新薬が開発され、進歩していることを、
喜ばしく動向を見ていますし、

副作用が小さく、効果(維持)が
大きければ(長く維持できれば)いいなぁ、
と、期待しています。


「今」ある医療で、精一杯治療して
下さっている、「心ある」臨床医
(+医療スタッフ)の方々や、

新治療や新薬の開発、臨床研究をして
下さっている医師や製薬会社の方々、
臨床試験に参加して下さった先輩患者の
皆様に感謝の思いを込め、

治療の結果に悔しい思いをしている
同病の方々も元気が出れば、との思いで
私は新薬の記事を発信しました。


===

なお、以前から書いておりますように、
私が関明彦先生をご紹介しているのは、
ある肝転移のブロ友さんに、
私が同じ状況であれば検討する治療
の1つとして、
血管内治療(癌カテーテル治療、すなわち
動注化学療法、動注塞栓術という局所療法)
を、自分のために学ぶとともに、
ご紹介させていただき、
他にも必要な方がいらっしゃれば、
とご紹介しています。

※因みに、私が実際にその状況になったとして、
  場所的に大阪で治療を受けるのは厳しいと
  思われるのですが、
  セカンドオピニオンを受けたいとは思っており、
  それを踏まえて東京で似たような治療を受けられる
  病院にもセカンドオピニオンに行くかもしれないし、
  そのために療法を知ってアタリをつけておくための
  実際の治療のことを書いてくださっている関先生の
  ブログは大変有りがたく拝読させていただいて
  おります。
  また一方で、関先生が否定的なラジオ波焼灼療法も
  別病院で聞いてみるとは思いますが…。
   (こちらも、「もし、まだ聞いてみていなかったら
    聞くだけ聞いてみたら? 私が似たような状況
    だったら聞いてみる」、と病院名だけをご紹介した
    ブロ友さんがお二人います…その後、ブログ記事も
    発信しました)
  肺の場合にも関先生や、別病院で凍結療法
   (凍結療法は別のブロ友さんの記事で知りました)
  も聞いてみたいと思っていますし…。
  より現実的になったら、直接、聞くべき医師・病院に
  聞きに行きますが、そのためにも、あらかじめ
  怪しくない療法は、ある程度の知識は持っておく
  情報収集はしています。考えてくれる家族がいる
  わけでもありませんから。
  他にもアタリをつけたい方々のために公開
  しています。
  タイミングを逃すと出来なくなる治療もあるので、
  適時適切に動くためには、予め知っていることは
  大切だと思います、それを、「アタリをつける」、
  と書いています。
  そういう私の姿勢や、ご紹介している療法や内容を
  批判する方々はお読みにならないで下さい。
  (当たり前だと思いますが、念のため書いておきます。
   具体的必要に迫られている方は、主治医さんに
   診療情報提供書を出していただいて、関先生の所属
   する病院にセカンドオピニオンに行って下さい。)

※直前の新薬のご紹介記事5つは全身療法の薬物療法。
  過去記事でも書いていますが、カテーテル治療、
  ラジオ波焼灼療法、凍結療法は局所療法。
  放射線療法(X線のピンポイント照射、ガンマナイフ
  ~ガンマってからにはΓ線~、先進医療でやっている
  陽子線、重粒子線など)も局所療法。
  限局した転移であれば寛解・完治を狙える可能性も
  ある。乳癌の場合、多発転移が圧倒的に多い、
  多発転移の場合、その転移を何とかすれば延命に
  繋がる、あるいは何とかしなければ命に関わる
  といった転移の縮小に使われる。
  基本的には全身薬物療法をベースに、適時、
  可能であれば局所療法を入れるってイメージだと
  理解しています。(主治医からも聞いているし)


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