【再掲】3/30に解消した主治医との「ねじれの位置関係」とは | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

昨年4月のCTで、肋骨に影が映っていて
久し振りに(2年振りかな)、
乳癌のことを考える必要が生じて、
   ※結局、その後のPET-CT検査で転移が
      映っていなかったので、まだ、目に見える
      転移はしていませんが…。

転移だった場合に、転移治療に入る前に
燻っている思いを、昇華させたくて
 (そのまま、また、主治医と治療を選択して
  いかなきゃならない、転移治療は、
  初期治療以上に、難しい判断が必要、
  燻ったまま、治療に臨み難かった)
同病者であれば、患者の気持ちを分かって
くれる方もいるだろうと、
ブログを始めました。

昨年、ブログを書いたり読んだりして、
共感いただいたり、共感したり、
この件は、殆ど昇華していたのですが、
    ※「ねじれの位置」関係のままでも
       折り合いがついていた

そして、11月のブログトラブル以降、
どんどん酷くなるバッシングコメントで
傷つく方が多くなっていたけれど、

3年前から燻っていた気持ちを、
終わりにしてくれたのは、
他でもない、主治医でした。

         ⬆リンクあり

過去記事を読まない方々には
何が燻っていたか、
主治医との「ねじれの位置関係」って
何だったの?
が、分かりにくかったかもしれないので、

昨夏、ブログでお焚き上げをした際の
記事も再掲しておきます。

下記の記事内に書いた、
・検体の渡した、渡されていない   と、
・「治療が変わることはない」
    患者にとっては標準治療が全てじゃない

の燻っていた気持ちを、他でもない
主治医が、終わらせてくれたのです照れ
私は、とても嬉しかったのです。
何て言うのかな、スーッと静かに消えた
そんな感じ照れ

それで、ようやく、
       (私の場合)
        ⬆リンクあり
が書けたのです。


=====

2017年8月23日

ご訪問ありがとうございます。

私と主治医や周りの先生方、セカンド
オピニオンの先生方とは、

病状、治療に関しては、概ね、
Shared  Decision  Makingできていた
と思っていたのですが、

3年前に感じて、ずっと燻り続けていた、
まだ、少し残ってはいる、
  (主治医とは、ねじれの位置くらいの関係
   ではあるので  (笑))
のは、何なのか。

次の記事を書く前に、
もう一度書いておきたいと思います。
以前からの読者の皆様には、
繰り返しになってしまい(転記が多く)
すみません。

「転移リンパ節行方不明事件」
   (過去記事の
  『転移リンパ節はどこへ消えた』
    シリーズををご覧下さい)

主治医とは、ねじれの位置くらいの結論
で、一旦、終わらせた、
ということ、を、
過去の記事で書きました。

そもそも、主治医と私の、おそらく、
一般的でない(多くの場合と逆?)、
ねじれの位置くらいの関係。

主治医は、自分の『リンパ節郭清漏れ』を
一番気にしていて、
 (多分、本当の気持ちっぽいんですよね)
「それは頭を下げて謝ったのに、
 ずっと責められているようで嫌だった」
と、一連の確認後に、
下を向いて、寂しそうに、ボソボソと
っていうのかな、しんみり、っていうなかな
そんな感じで、言いました。

私は、『リンパ節郭清漏れ』は、
あったとしても、
ほとんど気にしていなくて、
それを責めてる気は、毛頭なかったし、
ずっと、そう言い続けてきたのに、、。

腋窩リンパ節の大きかったしこりも
奥のリンパ節もcCRはしていたし、
どの道、胸骨傍リンパ節は手術で
切り取れないのだから、
  (ハルステッド手術も、2度確認して、
   2度断られたし、、
  リンパ節は cCRしてたから、自分も、
  全摘でいいかなって納得したし、、)
他に追加で郭清漏れがあったとしても、
私の気持ち的には大差なく、
私にとっては、
あんまし大きな話ではない、、。

私は、
リンパ節転移の
抗がん剤効果を
知りたかったから、

リンパ浮腫リスクを負って、
私にとっての、
リンパ節郭清の主目的
だったから、

なのに、
レベル1、2の腋窩リンパ節郭清をして、
病理に渡されたリンパ節は4個、
抗がん剤効果の検出はゼロ。
(癌の検出もゼロ)

※術前化学療法前の
  私の腋窩リンパ節のしこりは、
  自分でも触って分かる、
  1cm×3個が 繋がったようにしこり形成
  されており、細胞診もクラスⅤ(悪性腫瘍)
  転移は確定していたのです、、。

※通常は、十数個~20個くらい
  (確か、乳癌学会の患者向け診療ガイド
    ラインにも、どこの病院のサイトにも
    書いてある)

私にとって、
頭を下げて謝って欲しかったのは、
研修医のリンパ節取り出し漏れ、
または、病理の検査漏れ、

乳腺外科(主治医)は、
拾い出したリンパ節はあくまで
サンプリングであると言い、

脂肪ごと検体を渡した
(研修医に確認した主治医の言葉)、
と言っており、

病理医(責任者)は、
リンパ節は、
外科から渡されたのが4個で、
その4個しか検査していない、

渡された検体は、先日お見せしたもの
(原発巣の乳房)が全てだ
と言っている、

その、
患者の私の主目的に関する結果
について、
全く納得し難い状況のまま

放射線科医も、
「リンパ節の件は、私たちも困ってるの。
 でも、 リンパ節の個数が、
  『治療に関係するのは』
 鎖骨上リンパ節領域に照射するか
 どうかだけ。
 元々、転移があったから、
    (病理検査結果からだけであれば、
     しなくてもよい)
  鎖骨上リンパ節領域も照射し、
  最大限の治療はしているから、
  安心して」

研修医を疑って主治医に激怒された時も、
「これ以上、お話しても、 
『治療が変わることはない』
  それでも、これ以上、話したい?」

医師と患者の立場の違いを強烈に感じた
ひと言でした。
念のため補記すると、放射線科医も、
主治医も、熱心な医師で、
治療に関して
Shared  Decision  Makingできてきた
医師たちなのです。


確かに、M病院として、
何をこれ以上話しても、
『治療が変わることはない』
のは確かです。

でもね。
患者にとっては標準治療が
全てではないし

実際、私は、
(今までの記事で書いてきたように)

郭清漏れ、したがって、
リンパ節もpCRしたかどうかは不明、
癌が残っている『かもしれない』リンパ節
が身体に残っている、
という、
その時点の、病院(主治医)が説明する
『事実』を踏まえて、

必死で調べて、
活性化自己リンパ球療法
を追加したのです。


そして、何より、
医師や病院への不信感を
払拭できない

それが、患者にとっては、
一番、恐ろしいこと
だったし、
今でも、少し燻ってはいることなのです。

(主治医とは、その件を、『ねじれの位置の
  関係』で終わらせてはいるけれども、

 そもそも奇妙な、 普通とは逆であろう、
『ねじれの位置の関係』 、
   ~主治医は『郭清漏れ』だと言い、
      私は違うと思っている、、
  責められていると思い込んでる主治医に
  それ以上、白黒ハッキリさせることは、
  やめた
    ~グレーが苦手な私にしては珍しい
  主治医が好きだから、、
     ⬆勿論、医師として、人間として
  という、私の『自己判断』に対して
  割り切れず、燻り続けたのです、、)