私の表現方法について、歯に衣着せない、スカッとする、ズバッと言ってくれると肯定的な評価がある一方で、攻撃的だ、バカにしているというお叱りを受けることがあります。しかし、私のツイートは、DV事件を念頭において申し上げているもので、世の中の夫婦全般に向けたものではありませんし、DVの相手方に対してオブラートに包んでは、伝わるものも伝わらないため率直な言葉でツイートをしています。
私が申し上げているのは、DV加害者にとって、共同親権概念とその周辺にある概念、例えば、片親疎外症候群やフレンドペアレントルールなどが、DVを正当化する役割を果たしていることであり、実際の事件でも、ガチのDV加害者ほど、共同親権理論に陥っているという問題点を指摘しております。
私が、問題だと申し上げているのは、家庭裁判所の結論が不服だからといって街宣したり、共同親権になればフリーパスで学校行事に参加・自宅訪問できるなどと思い込んだ発言をしたり、一年の半分の面会交流が認められるまで面会交流調停を繰り返したり、共同監護・共同養育がしたいと言いながら、「虚偽DV」非難、「連れ去り」非難、精神的暴力はDVでないなどの発言、さらには刑事告訴や支援措置への攻撃のことです。
このようなことがまかり通れば、私が、これまで裁判所で守ってきた、依頼者の安心で安全な暮らしが脅かされます。悪徳弁護士の飯の種だなどと言われることは的外れもいいところ。DV事件で、お金が儲かるはずがないし、私はそもそもお金に興味がないのです。
共同親権概念は、DV加害者にとっては、甘いトラップで、麻薬と同じです。でも、あなたがすべきことは、家庭裁判所で、監護親の言い分にも子どもの言い分にもよく耳をかたむけて、自分の認識や言動を見つめ直すことです。
DV加害者は、遡れば不適切養育の被害者であることも多いと思っています。方向性はともかく、頑張っていることもわかります。私がしたいことは成敗ではなく、今、子どもにとって何が最善なのかを、裁判所で丁寧に検討することを共同したいのです。実際のところ、DV事件の多数が、そうやって解決しているのです。断絶している人が過激なことをしているのではなく、過激な言動が断絶を招いています。
渾身でツイートしているつもりですが、伝わって欲しい人には伝わりません。それがDV加害者であると分かってはいるのですが。