近づいてくる二人組・・・
二人とも恐らく俺達より少し年上で身長は俺と同じ180くらい、タンクトップに半パンとラフな格好、でもよく見ると右腕左腕はタトゥ-だらけの金髪と茶髪のロン毛、日焼けガングロにムキムキ筋肉マンでした。
ちょっ、ちょっともうやめてぇぇ・・・
俺達5人はもう泣きそうになりました。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
すると金髪のムキムキ兄さんが、
金髪ムキムキ兄「あ!もしかしてこれから皆殺しの館に行くんですか?良かったら俺達も一緒に行っていいですかぁ?」(‐^▽^‐)
びっくり!!(笑)
まるで女の子をナンパするようなノリでそして敬語かい!!(゜д゜;)
てっきりさっきの暴走族の元OBかなんかでしばかれると思ってたのでホッとしました。(;´▽`A``
話を聞くとそのムキムキ兄さん達も皆殺しの館の存在を知り来たわいいものの正確な場所が分からず何度もこのフェンス周辺に来ていたそうです。
俺達5人は互いに目を合わせ・・・・
「一緒に行きましょう!!」(^∇^)
初対面なのにすっかり意気投合してしまった俺達7人はフェンスをよじのぼり獣道を進みました。
一番光を照らすランタンを持った友人N村を先頭に7人縦に並んで歩きました。
この時の俺はドラクエに例えると、、
俺 戦士 LV10
友人N村 魔法使い LV8
友人M辺 武闘家 LV12
友人M井 商人 LV9
友人I内 遊び人 LV10
ムキムキ金髪兄さん バトルマスター LV 99
ムキムキ茶髪兄さん ゴッドハンドLV 99
このメンバーで皆殺しの館と言うダンジョンを攻めるんだ!そんな気分になっていました(=⌒▽⌒=)
獣道を抜けると突然舗装された道路が!!そしてその先に一軒家が!!(゚Ω゚;)
寸断された道路を見ると妙に現実味を帯びた気分になりました。
そして一軒家の玄関の手前まで来ました。
正直入るにはかなり勇気がいります。
誰が入るのか・・・そう思っていると
金髪ムキムキ兄さん「何してんのぉぉ!ほらっ!入ろっ!」o(^-^)o
そう言って勢いよく玄関を開け中に入っていきました。
ワ、ワイルドォ~!と思った瞬間・・・
金髪ムキムキ兄さん「あっ!俺何も明かり持ってなかったんや(*^o^*)」
軽い小ボケで恐い雰囲気を和らげながら皆で中に入りました。
覚えている範囲で説明すると、
昔ながらの家、つまり和風で畳みの部屋、新聞やチラシが散乱してました。
家の中は埃っぽく、使いかけの醤油差しに味の素、おわんの上に揃えた箸、
生活感を感じさせる雰囲気。( ゜∋゜)
よく見ると仏壇があり仏像が置いあったのですが、
恐かったのが・・・・
俺「ん?あ・・あれっ・・仏壇に線香が刺してある・・・」
友人N村「そりゃ仏壇やから線香の1本や2本くらい刺してあるやろ」( ´艸`)
俺「いや俺が言いたいのは線香刺すってのは火をつけて刺すってこと。その線香よく見てみ。火ついてるやん。今入ってきたばっかりやのになんで線香に火がついてんの?」
友人N村「・・・・・・・・・・・・・・・」
シーン・・・・・・
沈黙の時間が数分続きました。
脳裏によぎったのは、あれれ?なんか恐い現象が起きてるってことは既に何か霊的な物がこの部屋にいるのかい?
俺達5人は固まってしまったのですが、
金髪ムキムキ兄さん「ここは有名人気心霊スポットやから俺らが入る前に誰がギャラリ-が先に来て火つけたんちゃうかな☆気にしない♪気にしない♪」(≡^∇^≡)
こんな薄気味悪い真っ暗な部屋で・・・
なんて明るいポジティブなコメント!!
金髪ムキムキ兄さんのお陰で暗い嫌なムードは解消され部屋の探索になりました。
仏壇が置いてあった左右に小さいふすまがあり、
気になった茶髪ムキムキ兄さんが右側のふすまをあけるとそこにはお坊さんのミイラらしき物がありました。
俺達5人「ぎゃああああああああああああ!!!」∑(゚Д゚)
マジで恐かったです。本物のミイラかどうかわかりませんが腰をぬかしかけました。
しかし茶髪金髪ムキムキ兄さん達はミイラにも全くびびることもなく、
茶髪金髪兄さん「ちょっと懐中電灯貸してくれる?」
懐中電灯を渡すと茶髪ムキムキ兄さんはミイラをゆっくり観察し、
茶髪ムキムキ兄さん「これあれちゃうかな、多分、空海かなんかのミイラちゃうかな。俺TVで見たことあるもん。歴史的発見ちゃうか!」(・ω・)/
金髪ムキムキ兄さん「あ~!ハイハイ!俺も見たことあるわ!確か偉いお坊さんやろ!拝んどこうぜ!」
(^∇^)
ち、違うと思うよ!
もし本物のミイラなら国の重要文化財になってると思うし二人ともミイラ見て興奮しすぎ!!(T▽T;)
呆気にとられる俺達5人をよそに金髪茶髪ムキムキ兄さん達はさらに部屋の探索を進めました。
何気に天井を見ると一部分だけ天井が開いてる所がありました。
何かあるんちゃうん?ということになり早速屋根裏に入ることに。
しかし入るには何か脚立か梯が無いと入れません。
あきらめかけたその時、
金髪ムキムキ兄さん「俺が肩車するから誰が一番背の高い子・・・あっじゃあ兄さん、俺におぶさって」
金髪ムキムキ兄さんに指定されたのは俺でした。
確かに友人達の中で身長は一番高かったのですが体重も75キロあります。
えっ?マジでいけんの?成人男性肩車するって結構しんどいと思うけど・・・・
そんな俺の思いは見事に打ち破られました。金髪ムキムキ兄さんは「よいしょ!」と言う掛け声と共に軽く俺を持ち上げました。
どこまでワイルドやねんと心の中でつっこみながら屋根裏の中を懐中電灯で照らしました。
屋根裏は埃だらけで別段これと言って何もありませんでした。
な~んや何もないんかいとシラケた雰囲気になりましたが、よく見ると1m程の1本の細い縄がありました。
とりあえずその縄を手に取り床に置いて懐中電灯で照らしました。すると縄の一部分に血痕らしき物が付着していました。
俺達5人「うわぁぁあああああああ!!」 「血がついてる!」 「これはやばいやろ!」(((゜д゜;)))
先程ミイラを発見した時と同等に俺達5人のビビリモードはMAXに。(x_x;)
しかしまたもや金髪茶髪ムキムキ兄さん達は冷静に、
金髪ムキムキ兄さん「これは何か事件の臭いがするなぁ、どうする警察に連絡する?」
茶髪ムキムキ兄さん「せやなぁ。連絡した方がええかも」
いやいやいや!そもそもこの場所に入る事自体立入禁止やのに警察に連絡したら真っ先俺達が警察に怒られますから!!ヽ(`Д´)ノ
その3に続きます(^-^)
二人とも恐らく俺達より少し年上で身長は俺と同じ180くらい、タンクトップに半パンとラフな格好、でもよく見ると右腕左腕はタトゥ-だらけの金髪と茶髪のロン毛、日焼けガングロにムキムキ筋肉マンでした。
ちょっ、ちょっともうやめてぇぇ・・・
俺達5人はもう泣きそうになりました。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
すると金髪のムキムキ兄さんが、
金髪ムキムキ兄「あ!もしかしてこれから皆殺しの館に行くんですか?良かったら俺達も一緒に行っていいですかぁ?」(‐^▽^‐)
びっくり!!(笑)
まるで女の子をナンパするようなノリでそして敬語かい!!(゜д゜;)
てっきりさっきの暴走族の元OBかなんかでしばかれると思ってたのでホッとしました。(;´▽`A``
話を聞くとそのムキムキ兄さん達も皆殺しの館の存在を知り来たわいいものの正確な場所が分からず何度もこのフェンス周辺に来ていたそうです。
俺達5人は互いに目を合わせ・・・・
「一緒に行きましょう!!」(^∇^)
初対面なのにすっかり意気投合してしまった俺達7人はフェンスをよじのぼり獣道を進みました。
一番光を照らすランタンを持った友人N村を先頭に7人縦に並んで歩きました。
この時の俺はドラクエに例えると、、
俺 戦士 LV10
友人N村 魔法使い LV8
友人M辺 武闘家 LV12
友人M井 商人 LV9
友人I内 遊び人 LV10
ムキムキ金髪兄さん バトルマスター LV 99
ムキムキ茶髪兄さん ゴッドハンドLV 99
このメンバーで皆殺しの館と言うダンジョンを攻めるんだ!そんな気分になっていました(=⌒▽⌒=)
獣道を抜けると突然舗装された道路が!!そしてその先に一軒家が!!(゚Ω゚;)
寸断された道路を見ると妙に現実味を帯びた気分になりました。
そして一軒家の玄関の手前まで来ました。
正直入るにはかなり勇気がいります。
誰が入るのか・・・そう思っていると
金髪ムキムキ兄さん「何してんのぉぉ!ほらっ!入ろっ!」o(^-^)o
そう言って勢いよく玄関を開け中に入っていきました。
ワ、ワイルドォ~!と思った瞬間・・・
金髪ムキムキ兄さん「あっ!俺何も明かり持ってなかったんや(*^o^*)」
軽い小ボケで恐い雰囲気を和らげながら皆で中に入りました。
覚えている範囲で説明すると、
昔ながらの家、つまり和風で畳みの部屋、新聞やチラシが散乱してました。
家の中は埃っぽく、使いかけの醤油差しに味の素、おわんの上に揃えた箸、
生活感を感じさせる雰囲気。( ゜∋゜)
よく見ると仏壇があり仏像が置いあったのですが、
恐かったのが・・・・
俺「ん?あ・・あれっ・・仏壇に線香が刺してある・・・」
友人N村「そりゃ仏壇やから線香の1本や2本くらい刺してあるやろ」( ´艸`)
俺「いや俺が言いたいのは線香刺すってのは火をつけて刺すってこと。その線香よく見てみ。火ついてるやん。今入ってきたばっかりやのになんで線香に火がついてんの?」
友人N村「・・・・・・・・・・・・・・・」
シーン・・・・・・
沈黙の時間が数分続きました。
脳裏によぎったのは、あれれ?なんか恐い現象が起きてるってことは既に何か霊的な物がこの部屋にいるのかい?
俺達5人は固まってしまったのですが、
金髪ムキムキ兄さん「ここは有名人気心霊スポットやから俺らが入る前に誰がギャラリ-が先に来て火つけたんちゃうかな☆気にしない♪気にしない♪」(≡^∇^≡)
こんな薄気味悪い真っ暗な部屋で・・・
なんて明るいポジティブなコメント!!
金髪ムキムキ兄さんのお陰で暗い嫌なムードは解消され部屋の探索になりました。
仏壇が置いてあった左右に小さいふすまがあり、
気になった茶髪ムキムキ兄さんが右側のふすまをあけるとそこにはお坊さんのミイラらしき物がありました。
俺達5人「ぎゃああああああああああああ!!!」∑(゚Д゚)
マジで恐かったです。本物のミイラかどうかわかりませんが腰をぬかしかけました。
しかし茶髪金髪ムキムキ兄さん達はミイラにも全くびびることもなく、
茶髪金髪兄さん「ちょっと懐中電灯貸してくれる?」
懐中電灯を渡すと茶髪ムキムキ兄さんはミイラをゆっくり観察し、
茶髪ムキムキ兄さん「これあれちゃうかな、多分、空海かなんかのミイラちゃうかな。俺TVで見たことあるもん。歴史的発見ちゃうか!」(・ω・)/
金髪ムキムキ兄さん「あ~!ハイハイ!俺も見たことあるわ!確か偉いお坊さんやろ!拝んどこうぜ!」
(^∇^)
ち、違うと思うよ!
もし本物のミイラなら国の重要文化財になってると思うし二人ともミイラ見て興奮しすぎ!!(T▽T;)
呆気にとられる俺達5人をよそに金髪茶髪ムキムキ兄さん達はさらに部屋の探索を進めました。
何気に天井を見ると一部分だけ天井が開いてる所がありました。
何かあるんちゃうん?ということになり早速屋根裏に入ることに。
しかし入るには何か脚立か梯が無いと入れません。
あきらめかけたその時、
金髪ムキムキ兄さん「俺が肩車するから誰が一番背の高い子・・・あっじゃあ兄さん、俺におぶさって」
金髪ムキムキ兄さんに指定されたのは俺でした。
確かに友人達の中で身長は一番高かったのですが体重も75キロあります。
えっ?マジでいけんの?成人男性肩車するって結構しんどいと思うけど・・・・
そんな俺の思いは見事に打ち破られました。金髪ムキムキ兄さんは「よいしょ!」と言う掛け声と共に軽く俺を持ち上げました。
どこまでワイルドやねんと心の中でつっこみながら屋根裏の中を懐中電灯で照らしました。
屋根裏は埃だらけで別段これと言って何もありませんでした。
な~んや何もないんかいとシラケた雰囲気になりましたが、よく見ると1m程の1本の細い縄がありました。
とりあえずその縄を手に取り床に置いて懐中電灯で照らしました。すると縄の一部分に血痕らしき物が付着していました。
俺達5人「うわぁぁあああああああ!!」 「血がついてる!」 「これはやばいやろ!」(((゜д゜;)))
先程ミイラを発見した時と同等に俺達5人のビビリモードはMAXに。(x_x;)
しかしまたもや金髪茶髪ムキムキ兄さん達は冷静に、
金髪ムキムキ兄さん「これは何か事件の臭いがするなぁ、どうする警察に連絡する?」
茶髪ムキムキ兄さん「せやなぁ。連絡した方がええかも」
いやいやいや!そもそもこの場所に入る事自体立入禁止やのに警察に連絡したら真っ先俺達が警察に怒られますから!!ヽ(`Д´)ノ
その3に続きます(^-^)