鍛冶俊樹の軍事ジャーナル
(2020年7月6日号)
*我那覇真子を救え!(訂正版)
前号「我那覇真子とアグネス・チョウ」をテーマにしたトーク番組がUPされた。
コメント欄がいつになく賑やかなのだが、その中には「ウソつき」とか「幸福の科学」などの事実無根のコメントが散見される。どこやらのサイバー部隊が動員をかけたらしいのだが、こうした攻撃は、私が不都合な真実を暴露したと逆証明しているようなものだ。
ジャーナリストが不都合な真実を暴露して返り血を浴びるのは名誉なことである。
2002年に拙著「エシュロンと情報戦争」(文春新書)を出したとき、私をKGB呼ばわりした人がいたのだが、私は満更でもなかった。スパイものの原稿依頼が増えたのである。
田母神裁判のときは「鍛冶のせいで田母神閣下は有罪になった」と公言して憚らない御仁がいた。今もそうおっしゃっているようで非難しているつもりだろうが、ジャーナリストとしては身に余る光栄である。
ジャーナリストは常に不都合な真実の宝探しをしているようなもので、どこにそれが隠されているかは、掘ってみなければ分からない。何かを掘り当てても、それが真実かどうかはすぐには分からない。森がざわめき、鳥が群れを成して飛び立って、初めてそれが真実だと知る。どうやら私は不都合な真実を掘り当ててしまったようだ。
しかし、前号の何が誰にとって不都合なのだろう?ジャンヌ・ダルクの件でフランス政府にとって?・・・あり得ない。アグネス・チョウの件で、中国共産党にとって不都合?相手にとって不足はないが、それにしてはショボいサイバー攻撃だ。
残りは一つしかない。チャンネル桜の水島総(みずしまさとる)社長は何の罪もない我那覇真子(がなはまさこ)さんを切り捨てた。それだ!
軍事ジャーナリスト 鍛冶俊樹(かじとしき)
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