敗戦国の日本に終戦日はないし、
ましてや記念日などでもない。
9月2日に調印をして世界大戦は終了した。
各国それぞれの思惑はあろうが、
敗戦国に正義はない。
かといって悪もない。
誰彼が悪いわけでもなく
誰彼が正しいわけでもない。
戦争に負けた代償は償うのが戦争のルール
只それだけの事だ。
多くの犠牲者も望んで得た結果であり、
敗戦もまた望んだ結果である。
選挙でリーダーを決めて、
失敗したらそいつの責任にする。
これが民主主義と言うのであれば、
国がどんなに形を変えても、
中身は全く変わらない。
敗戦から70年、未だに天皇がいる。
明治政府がでっち上げた万世一系という
大嘘も未だに正されてはいない。
自民党がどうの与党がどうのではない。
己一人が己れを自覚し、創造を繰り返す世界に
国民唯一の象徴という偶像は必要ない。
天皇が権威の象徴という風習があるかぎり
民は権力者に責任を擦り付ける
この連鎖は止まらない。