聖霊のもとにーメシヤの涙

聖霊のもとにーメシヤの涙

心の中に神様が入ってこられ、いらっしゃれば心が分かります。
神様が心の中に入ってこられれば、壁も突き通して見ることができ、
じっと座りながら何千年前に死んだ聖人たちを運行させることもできます。

このブログ記事をより理解するために、聖霊の真実の様相について知る必要があります。そこで、お父様の「夜の神様、昼の神様」の解釈により、聖霊の全貌をまとめてみました。次の記事をご覧下さい。

2016年8月14日「聖霊の全貌を知れば独生女の無原罪聖誕が成り立たないと断言できる」

2016年8月15日「天地ほど違うお父様の聖霊とイエス様の聖霊!(聖霊の全貌) 」


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先回記事末部より

 

つまり、三番目の真の母を立てる段階で、「六マリア」の蕩減復帰摂理が行われたという事です。ただ、二番目の真の母として予定された金明姫氏の日本から韓国への帰国が1959年5月頃ですから、ここにどのような摂理的事情が生じたのかを検証しなければなりません。真のお父様は帰国された金明姫氏との、子羊の婚苑が準備されていたとヨナ様は記しています。

 

  **2024年4月3日「六マリアを見る二代王妃の見解」より抜粋引用**

 

 それで金明姫氏が韓国に、日本に行って再び韓国に喜進様を連れて戻ってきた時、真のお父様は食口たちを集めて子羊の婚苑の準備をされたと言います。ですからお母様として迎えようとされたのです。

 

 しかし、その渦中において金明姫氏がお父様にお話しすることがあると言って二人が部屋に入って行かれて、お父様に何かの話をされてから、お父様はその子羊の婚苑を取り消されたと言う話があります。

 それで伝えられて来た部分ですが、自分が強姦されたのではなく、日本の男性と同意して性関係を持ったことを真のお父様に告白しながら、自分は真の母の位置に相応しくないとお話されたのではないかと、合理的推論をしています。
 

  **引用終了**

 

つまり、二番目の真の母との子羊の婚苑と、三番目の真の母の子羊の婚苑に渡って、1958年から2,3年の間、真のお父様は「六マリア」の蕩減復帰について語られました。ここに、夜の神様と真のお父様にしか分からない摂理的事情があるのです。

 

これからの「六マリア」に関する記事は、神様からの断言したメッセージではありません。この蕩減復帰に関する問題は、母国日本の摂理的勝利を分ける重大な内容になってきます。ですから、私をも含めて信仰において受け止められるかの分かれ道となり、悔い改めにおいて、本当の意味で「聖父・聖子・聖霊の三位一体」のキリストを受け入れることが出来るのかの岐路に立つものです。

 

読者の皆様の自由と責任において読み進めていただくようにお願いいたします。

 

  *****

 

蕩減復帰摂理歴史において、被造世界創造の為に働いていた夜の神様から発動される心情エネルギー(万有原力)は、御霊とか神霊と呼ばれていました。人類始祖誕生と共に、人間に対して働く御霊は、人間の心に四大心情圏を成就させるために働いて来るので、本来はその時から「聖霊」と呼ばれることになるはずでした。

 

ところが、アダムとエバが堕落することにより、育まれつつあった「父性」も「母性」もサタンの主管下に落ちました。「聖霊」が四大心情圏成就の為に人間に働きかけるにあたって、エバが胎中に胎児を宿すことが、エバはもちろんのこと、アダムにとっても夜の神様にとっても重要な事でした。

 

何よりも、アダムとエが神様からの祝福を受けての初夜の体験こそが、天宙全体がアダムとエバを真の愛で包み込んでくるという、霊肉一体の体験こそ、「聖霊」による心情育成の最も重要な一点でした。

 

その体験を真逆のものとして天使長に奪われましたから、神様からの御霊及び神霊の働きは、「聖霊」と呼ぶことが出来なくなりました。

 

ですから、「聖霊」の称号を取り戻したのは、タマルが胎中転換に勝利し、イスラエルに「民族的メシヤの為の基台」が立ち、メシヤが誕生できる条件が整った時に、聖書では初めて「聖霊」と呼ばれるようになったのです。イエス様の母マリアが、タマルの立てた胎中における血統転換の信仰と心情を同様に打ち立てたので、聖霊が活動できる条件を取り戻したのです。

 

イエス様が洗礼ヨハネの前に現われた時に、洗礼ヨハネに聖霊が臨み、イエス様がキリストであることを証し、その時はイエス様を受け入れました。しかしその後、洗礼ヨハネはイエス様を不信し、イエス様の弟子たちも本当の信仰を確立できなかったので、「聖霊」は離れざるを得なくなりました。

 

その為、イエス様は十字架に架けられることになりましたが、心情はサタンに奪われることなく勝利的条件を立てたので、霊的復活が出来るようになりました。霊的復活されアベルとして立ったイエス様に対して、弟子たちがカイン圏となり一体化できたので、聖霊は再び降臨し、キリスト教徒に臨むことが出来るようになりました。

 

そのキリスト教徒たちが二千年に渡って、キリストへの信仰を世界に伝道拡大して、「世界的メシヤの為の基台」を築き上げたのです。

 

さて、その「世界的メシヤの為の基台」の上に立つ為に、真のお父様は1945年に再臨主としての路程を出発しました。真のお父様は再臨主として出発する前に、真の母となる崔先吉氏と結婚しています。

 

  **真の父母様生涯路程1より抜粋引用**

 

 先生がみ旨を知ってから、聖進のお母さんと結婚したのも、私の好きなようにしたのではありません。霊界から指示があってしたことです。霊界の指示のもとで会ったのです。その人の名前が崔先吉です。

 

 名前が男のようですが、どうして崔先吉としたのでしょうか。霊界から教えてくれたのです。先に吉というのです。女として先に吉という言葉は、神様の摂理の中で誰よりも祝福を受ける女性になることができるということです。そのような名前なのです。

 

 (略)

 

彼女は、キリスト教信仰が篤くて、信仰的代表だというのです。そのような観点から見れば、全世界を代表すると同時に国家を代表して、男の洗礼ヨハネの立場でなく、女として洗礼ヨハネの使命を果たさなければならない立場にいた人が、聖進のお母さんでした。キリスト教の使命とは何かというと、新婦を提示して、新婦を天の前に連結させることですから、そのような観点から見る時、そのような意義があるというのです。その時、聖進のお母さんは、神社参拝の問題を中心として監獄暮らしまでした経歴をもっていました。そのような女性を探したのです。そのような乙女を探したのです。

 

  **引用終了**

 

キリスト教徒たちが二千年に渡って築いた「世界的メシヤの為の基台」は、キリストを迎えるだけではなく、キリストの新婦となる女性を立てる為の基台でもあったという事です。

 

崔先吉氏との間に長子・聖進様が誕生した後に、摂理はキリスト教の洗礼ヨハネ的人物たちの不信によって崩れていきました。崔先吉氏も真のお父様に背信し離婚を要求するようになりました。

 

キリスト教徒たちが立てた「世界的メシヤの為の基台」が崩れ、二次摂理の出発を余儀なくされました。しかし、二千年に渡って築かれた「世界的キリスト教基盤」を簡単に失うわけにはいかないので、洗礼ヨハネ的使命者たちの背信を一世の失敗と見なし、二世の位置に立つキリスト教学生たちの伝道摂理となっていくのです。

 

歴史編纂会・編著

『日本統一運動史~文鮮明先生御夫妻と日本の統一教会および統一運動の歩み』より

 

第二章 エバ国家として選ばれた日本 二、 日本をエバ国家とした第二次摂理

 キリスト教を立てて成そうとした第一次摂理は失敗しましたが、そのキリスト教を滅ぼしてしまうことはできません。なぜなら再臨主に課せられた使命は、不信した者を裁くことではなく、イエス様が成せなかった、全人類を救い天国を実現することだからです。そのために興南刑務所や釜山を中心とした蕩減路程を歩む中で弟子を復帰し直し、カイン的教団となったキリスト教を救う道を開き、さらにキリスト教が果たすべきであった使命を担ったアベル教団としての統一教会を、1954年5月1日に創立したのです。すなわちメシヤと一体となった統一教会を立ててキリスト教を復帰し、さらに諸宗教をまとめ、無神論である共産主義的唯物論を克服し、民主世界を立て直して共産世界を解放し、すべての人類を天国へと導く道を切り開いたのです。

 そしてキリスト教の二世の立場に立った梨花女子大学と延世大学を中心とする伝道が進み、キリスト教の一世の摂理を蕩減復帰する段階を迎えましたが、またしても既成キリスト教と韓国政府の反対にあって、真の御父様は西大門刑務所に入ります。その後、無罪の言い渡しによって1955年10月4日に釈放され、摂理の立て直しが進められていきました。その中で韓国とともに、世界における摂理の立て直しがなされなければなりませんでした。

 そこで世界全体の救いに責任を持つエバ、アベル、カインの国として、最も神に近い国々が失敗したので、その蕩減として、第二次世界大戦において最も神から遠い立場にあった国の日本、ドイツ、そしてアメリカが立てられました。ここでアメリカがそのままアベルの国として使命を継続するようになったのは、復帰せねばならない世界のキリスト教を代表する中心国家であったためです。

 

二次摂理の為の統一教会が、1954年5月1日に創設されました。その年12月に、真の母となる為に二番目として選ばれた金明姫氏は、真のお父様と結ばれ、その翌年1955年8月に喜進様を東京で出産されました。

 

喜進様の誕生を獄中で知った真のお父様は、西大門刑務所を釈放された後に、神様から最も遠い国となっていたサタン側のエバ国家日本を、神側のエバ国家として立てました。

 

サタンは自らの主管下にある日本を、神側のエバ国家として公表されたことを知って、金明姫氏に対して霊的な総攻撃を開始します。心の内から侵入を試み、またサタン自らの意志を行動に現わしてくれる男性の心に侵入するのです。

 

そして、エデンの園の堕落の状況が、日本において米国において、今でもそのまま繰り広げられるのです。

 

 

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