フランス:5月にもテロがあったリヨン、今度はアフガニスタン難民が郊外バス停で10人襲撃のテロ」 の続報です。(続報では死亡1人負傷8人となっています)

この事件の犯人はアフガニスタン人のSultan Marmed Niazi(33歳)です。

 

ダイヤグリーン

 

Lyons jihadi says Allah ordered him to kill, authorities rule out terrorism and say he is psychotic(JIHAD WATCH SEP 1, 2019 5:00 PM BY ROBERT SPENCER)

 

日曜日(9/1)検察が記者会見を開きました。 写真右は事件後の現場です。お花があります。

 

 

Nicolas Jacquet検察官は、日曜日午後3時にリヨン地方裁判所で記者会見を開きました。

 

「この事件にかかわった人物が過激化していると示すものはありませんでした。彼の電話も解析されました。」

 

容疑者には犯罪歴も精神病治療歴もありません。

彼は2014年からヨーロッパのいくつかの国で滞在しています。

2016年6月にフランスにもどってきました。

彼は2020年1月31日まで有効な一時滞在許可証を保持しています。

 

偏執性妄想を伴う侵入性精神病状態

 

「自分はムスリムで、神を侮辱する声と、自分に殺せと命じる声を聞いたと彼は言っています。」

 

彼は麻薬を多量に摂取していて、それは毒物分析で確認されています。

 

拘留中の日曜日午前中に彼は最初の精神医学的評価を受けました。彼は、神秘論や宗教を含む多岐に渡る偏執性妄想を伴う精神病状態である、と専門家は述べました。

捜査員たちは33歳のアフガニスタン人による1人殺害8人負傷の動機を解明しようとしています。

 

テロリストという仮説は現時点では有力ではなく、国立反テロリスト検察局 National Anti-Terrorist Office (PNAT) では対応しておらず、事態の進展を注視しているところです。

 

フランス当局は、信心深いムスリムが「殺せ」と繰り返し奨励するコーランを読んだことで、「アラーは自分に人々を殺せと命じているんだという考え」を持ってしまうことがあるとは思いもよらないようです。

 

コーラン

2:191

かれらに会えば、何処でもこれを殺しなさい。あなたがたを追放したところから、かれらを追放しなさい。本当に迫害は殺害より、もっと悪い。だが聖なるマスジドの近くでは、かれらが戦わない限り戦ってはならない。もし戦うならばこれを殺しなさい。これは不信心者ヘの応報である。

 

4:89

かれらは自分が無信仰なように、あなたがたも無信仰になり、(かれらの)同類になることを望む。だからかれらがアッラーの道に移って来るまでは、かれらの中から(親しい)友を得てはならない。もしかれらが背をむけるならば、ところかまわずかれらを捕え、見付け次第かれらを殺せ。かれらの中から決して友や援助者を得てはならない。

 

9:5

聖月が過ぎたならば、多神教徒を見付け次第殺し、またはこれを捕虜にし、拘禁し、また凡ての計略(を準備して)これを待ち伏せよ。だがかれらが悔悟して、礼拝の務めを守り、定めの喜捨をするならば、かれらのために道を開け。本当にアッラーは寛容にして慈悲深い方であられる。

 

8:12

あなたの主が、天使たちに啓示された時を思いなさい。「われはあなたがたと一緒にいるのだ。信仰する者たちを堅固にせよ。」われは不信者たちの心の中に、恐れを染み込ませよう。その時あなたがたはかれらの首を刎ね、またそれぞれの指先を打ち切れ。

 

47:4

あなたがたが不信心な者と(戦場で)見える時は、(かれらの)首を打ち切れかれらの多くを殺すまで(戦い)、(捕虜には)縄をしっかりかけなさい。その後は戦いが終るまで情けを施して放すか、または身代金を取るなりせよ。もしアッラーが御望みなら、きっと(御自分で)かれらに報復されよう。だがかれは、あなたがたを互いに試みるために(戦いを命じられる)。凡そアッラーの道のために戦死した者には、決してその行いを虚しいものになされない。

 

コーランはアラビア語が正文です。誰かの注釈や解釈より原典を重視する人たちが大勢いるので、それぞれがどのように解釈しているのかは不明です。

 

ダイヤグリーン

 

コーランの逐語的解釈を21世紀に実践することをフランス当局は「精神病」と見ているわけです。

精神病ならば罪に問えない場合があります。恐ろしすぎます。

 

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