・大した知識もないのに 中印関係を語る「5流タブロイド紙」

 

 

 

2020年7月2日(木曜日) 『夕刊フジ』記事より

 

『Dedicate this victory towards peace and harmoney』

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12300399892.html

 

2020年6月18日
Moon of Alabama

 

月曜夜、インドと中国兵士の戦闘で、数十人の命が失われた。

月曜夜、 この50年で最大の軍事対決、東ラダック地方のガルワン渓谷で中国軍兵士との凄まじい衝突で、部隊指揮官(CO)を含め20人のインド軍人が、亡くなり、地域の既に激しやすい境界紛争を大きくエスカレートさせている。

 

政府筋が、中国側も「相応の死傷者」を出したと述べたが、人数をあれこれ詮索しないことに決めている。匿名情報によれば、衝突で、少なくとも43人の中国兵士が、ひどく負傷したか、亡くなったと推測されている。

 

双方両国の実効支配線(LAC)に沿って、銃を使わないことに同意していた。兵士は、非常に冷たい川が流れる険しい峡谷の高度4,000メートル(14,000フィート)の山の尾根で、夜間お互い戦うため警棒と石を使った。どうやら、死者の多くが、尾根から川に落ち、低体温症で亡くなったのだ。

 

 

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歴史的に不明瞭で、係争中の国境地帯における小規模衝突は四月から続いていた。直接の理由はインドがLACに向けて作った新軍用連絡道路と、攻撃的パトロールのように思われる。だが、これら衝突の背後にある戦略上の理由は遥かに大きく立ちはだかっているようだ。

 

まずは、この地域の歴史を一瞥しよう

 

 

帰属は特定問題に限定され、ジャンムー・カシミールは自治権がある州になった。

 

1947年のインド-パキスタン分割の際、中国は歴史的にチベットの部分アクサイチンをとったが、パキスタンは、ギルギット・バルティスタン州として知られる区域、北の部分をとった。歴史的、宗教的、文化的な理由から、双方とも、おそらく現在インドの地域の更に多くの部分の領有を主張したがるだろう。

 

 

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カシミールは、大半がイスラム教徒で、パキスタンは自国の一部と見ている。東ラダック地域はかつてチベットに属していた。中国側のアクサイチンの仏教徒と同様、よく似たチベット方言を話す人々が僅かに暮らしている。

 

2019年8月ナレンドラ・モディ大統領下ヒンズー・ファシスト政府は、ジャンムー・カシミール地域の自治権を保証する憲法の一部を一方的に無効にした。インドは中国境界に沿ったラダック部分の領有を主張した。これが、パキスタンとの新しく復活した衝突を引き起こす我々は予測した

 

 

インド政府の動議が議会で論じられた際、大臣が今中国とパキスタンに属する地域の領有を主張した

 

 

この主張イスラマバードと北京で警鐘を鳴らした。

 

中国とパキスタンの唯一共通の国境は、パキスタン実効支配カシミール(POK)にある。もしインドが、万一、この地域を取り戻そうと試みれば、パキスタンと中国は分離される。パキスタン海岸から中国に向かう道路や鉄道やパイプラインを建設する500億ドル・プロジェクト、中国パキスタン経済回廊地帯(CPEC)は中断されるだろう。

 

 

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中国はアメリカが支配する南シナ海とマラッカ海峡を通る海路に代わる戦略上重要な通商路として、この回廊に資金供給している。

 

 

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太平洋で、いつか起きかねない紛争のため、中東油田からの輸送路を維持するのにパキスタン経由ルートが中国には必要なのだ。

 

 

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昨年のジャンムー・カシミール地域の自治剥奪は、中国を恐れさせた唯一の問題ではなかった。モディ大統領下のインドは、伝統的な中立を放棄し、対中国協定であるアメリカの「インド-太平洋」プロジェクトに参加した。この地域で、インドは、かなり長期間、軍事インフラを増強している。

 

 

人工衛星写真が、中国が更に多くの軍隊をLACの背後に配備しており、状況が更に拡大した場合に備えていることを示している。インドも増援を広範な地域に送っている。

 

最近の衝突で、アメリカオーストラリア口頭でインドを支援した。だが、いずれも実際の紛争に関与するとは思えない。

 

1962年の中国-インド戦争も、似たような国境での小ぜり合いと、より広範な戦略上の背景で始まった。数日のうちに、中国はインドから、いくつかの地域をとったが、一カ月後、それはインド領域に取り戻された。狙いは、インドに教訓を与えることで、その狙いは実現していた。

 

もし対立が拡大すれば、モディ大統領に対し、中立でない連合や外国領土に対する権利主張には代償が伴うと、注意を喚起するため、似たような限定された短期的紛争があるを私は予想している。

 

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2020/06/why-the-chinese-indian-skirmishes-may-escalate.html

 

マスコミに載らない海外記事 

『中国-インド間紛争がエスカレートするかもしれない理由』より

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-700fec.html

 

【関係記事】

 

『中国との衝突航路に艦船を航行させるワシントン』

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-07f86b.html

 

正直に言って、なぜインド人がこんなに「反中意識」をたぎらせているのか理解できない。


英語ブロガーMichikoさんレポートにも、「反中日本人」でなければ“中国人の成りすまし”だとか、本当に幼稚でバカげているし、この分野に限っては、本当に愚かであるとしか言いようがない。聞いているだけでも『押しつけがましい』し、これでは「逆効果」と思うのだが、物事を柔軟に捉え、仮に一致できない点はあったとしても、良好な人間関係を築けると、私は確信している。

 

ゆえに、決してインドの方々は『敵』ではありません。

 

しかし、今の政治を見ていると、モディ首相「危険な火遊び」で得られるのは、「インドの国益」などではなく、遠く海を越えた帝国“表の庭”が、邪魔者がいないように「綺麗に手入れされる」に過ぎないのです。

 

 

<参考資料>

 

・Cluttered talk blab blab blab 『Dedicate this victory towards peace and harmoney』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12300399892.html

 

・同 『親日国・反日国ベスト3』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12404256124.html

 

・マスコミに載らない海外記事 『中国-インド間紛争がエスカレートするかもしれない理由』

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-700fec.html

 

 

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