「けいおん!!」18話の感想【澪と律。二人だからこそできること】
皆さん、こんにちは。
今日の記事は「けいおん2期」の感想です。第18話です!
いよいよ学園祭編に突入ということで、私もここから数話は気合いを入れて書いていきたいと思います。
アクセル全開です!
・・・でもなんでだろう、TBS本放送に追いつけないやww
☆『けいおん!!』第18話「主役!」の感想
脚本:花田十輝
絵コンテ:坂本一也
演出:坂本一也
作画監督:秋竹斉一
●脚本は花田さん
今までの担当回は、第2話「整頓!」、第5話「お留守番!」、第10話「先生!」、第14話「夏期講習!」となっております。
今回は原作2話分のお話をうまく活用していましたね。
●絵コンテ・演出は坂本さん
第6話「梅雨!」、第12話「夏フェス!」で絵コンテ・演出を担当。
したがって、今回で3度目の担当が回って来たということになります。
坂本さんは間の使い方が巧いですね。テンポ早過ぎず、かと言ってグダグダしているわけでもない。
少しカメラワークが地味かなという気もしますが、あまり奇抜なことをしていない分安定感がありますね。
第12話「夏フェス!」での素晴らしい演出を観て以来、私の中での評価は急上昇中ですよ!
●作画監督は秋竹さん
今までの担当回は、第6話「梅雨!」、第12話「夏フェス!」となっております。
ローテーション通りでの登場となりました。
やはり秋竹さんが作画監督の回は良いですね~!
キャラが一つ一つのシーンで本当に可愛く描かれていますし、作画の乱れが気になるようなカットもほとんどありません。
(あと個人的には、律の作画に安定感があるような気がして嬉しいです。律みたいにおデコを出しているキャラの髪型をバランス良く描くのって難しいはずなんですが、秋竹さんの回ではそれがちゃんとできているように思えます。)
さすがに堀口さんには敵わないです。
でも、その他の作画監督の中では頭一つ飛び抜けているのではないかという気がします。
これからも頑張って欲しいですね!
■ストーリーの要約
唯たち3年2組の学園祭での出し物が「ロミオとジュリエット」に決まった。
クラスでの投票の結果、澪がロミオ役に、そして律がジュリエット役に選ばれる。
しかしクラスメイトたちのやる気とは裏腹に、当の澪と律は演劇に対してまったく乗り気になれない。
律は乙女な役を演じることに抵抗感と恥ずかしさを感じ、一方の澪も持ち前の恥ずかしがりな性格をフル稼働させてしまうことになったためだ。
澪はこのまま役を投げ出してしまおうと考えたが、律がここで奮起。自宅で一緒に特訓することになった。
二人はその特訓のおかげで見事に役を演じることができるようになったが、澪は依然として人前だと恥ずかしさのためロミオになりきることができない。
そんな澪の姿を見たムギが新しい特訓を提案。バイトをして恥ずかしがりを克服するという特訓だ。
澪をあえて厳しい環境に置き去りにするという律の作戦が功を奏したこともあって、澪はバイト先で完璧な笑顔を身につけたのだが・・・。
それがロミオを演じる上で役立つのかどうかはちょっと不明だ。
該当する原作エピソード:あり(コミックス3巻の9~16ページと、コミックス未収録話)
■全体の感想
さて、今回は学園祭に向けての準備段階のお話だったわけですが・・・
とても面白かったです!
いや~、久しぶりに澪と律のコンビがメインになっている感じでしたね!
このコンビがメインになっているお話って実は結構珍しいですよね。
というか、アニメ2期では初めてなのではないでしょうか。第8話「進路!」で澪と律の幼少時代のエピソードが披露されるということもありましたが、あくまであのお話のメインキャラは唯だったわけですし。
普段からこの二人の絡みはストーリー上にたくさん盛り込まれてはいるんですよね。
しかし、今回のようにちゃんとしたメインのお話が回って来たのはアニメ1期の第11話「ピンチ!」以来なのではないかという気がします。
澪律コンビに主役の機会が回ってくるのを私はずっと待っていましたよ!
アニメ1期の第1話からずっと描かれ続けているこの二人の深い関係。
それを尺がたっぷりあるにも関わらずアニメ2期でちゃんと取り上げないのは普通に考えて勿体無い!絶対にやって欲しい!と、今までずっと思っていたのですが・・・
やはり京アニはそういう要望にしっかりと応えてくれましたね!
まぁ正直、「遅すぎだよ!」と厳しいツッコミを入れたいところではありますw
でも、澪も律も可愛かったので今はそれだけでもう満足です。それに次回は「ロミオとジュリエット」の本番が待ち構えているわけですし(〃∇〃)
学園祭に向けて澪と律が特訓をするお話と、みんなでバイトをするお話。
どちらも原作にあるエピソードですが、実は時系列が全然違います。
澪と律が特訓するエピソードはコミックスにはまだ収録されていないお話です。(「きらら」を読んでいないので詳しくは知りませんが、おそらく来月発売のコミックス4巻に収録されるのだろうと思います。)
その一方、みんなでバイトをするエピソードはコミックス3巻の前半に収録されているもので、唯たちがまだ2年生だったころのお話なんですよね。
カットされていたバイトのエピソードがこのタイミングで登場したことにはちょっと驚きました。
でも、澪が恥ずかしがっている理由を原作からうまくアレンジすることによって、今回の学園祭に向けてのエピソードに自然につなげることができていたと思います。
第7話「お茶会!」のように過去回想シーンに頼るという方法を用いずに、コミックス3巻の飛ばしてしまっていたお話を見事に回収することができていたと言えるでしょう。素晴らしいです!
(まぁ、第7話の場合は曽我部さんを登場させるためにどうしても安易な回想シーンに頼らざるを得なかったのでしょうけれどw)
このように、今回は原作の異なる二つのエピソードをうまく両立することができているレベルの高い脚本だったという評価を下すことができるのではないでしょうか。
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ここからはキャラ考察です。
まず大前提として、澪がロミオ役、そして律がジュリエット役に選ばれたということが大きなポイントになってくると思います。
澪がロミオ役。
人気者の澪が主役に選ばれるというのは納得できます。でも、どうしてヒロイン役ではなくヒーロー役に選ばれたのだろうか?
澪の可愛い姿を見たいのならヒロイン役にした方がおいしいのでは・・・?
そんなふうにちょっと疑問に思ったのですが、この配役ってクラスメイトの子たちに澪がどういうふうに見られているのかをしっかりと反映した結果になっているんですよね。
澪は長身&黒髪ロング。出会ったころの唯は「かっこいい大人の女性って感じ」と評していました。
つまり、澪の内面をあまり知らない人にとってみれば、澪は見た目通りにクールでカッコイイ人に見えるんですよね。
ファンクラブの子たちも、澪の女の子らしい可愛らしさが好きというよりは、カッコ良さと大人っぽい美人さを澪が兼ね備えているというところに憧れているのではないでしょうか。
だから、澪は今回ヒロイン役ではなくヒーロー役に選ばれたのではないかなぁと。
澪には憧れの的となるヒーローでいて欲しいわけです。
まぁ、仲の良いクラスみたいですから、澪の繊細な内面をある程度は皆すでに理解しているだろうとは思いますが。
で、律がジュリエット役なわけです。
まず先にロミオ役を決め、その次にジュリエット役の投票を行ったんでしょうね。
澪がロミオなら律がジュリエットじゃないと!という論理が最高すぎますね(〃∇〃)
まさか澪律がクラス公認の夫婦にまでなっていたとは!ww
もう本当にニヤニヤが止まりませんでしたよ。うん。
と、まぁ、それは置いておいて、律が流れとはいえジュリエット役を任されることになったというのは、この第18話の前半を考える上で大きなポイントになって来ます。
まず、律はそもそも目立つのが好きな娘です。
いざというときの打たれ弱さや繊細さは半端じゃないけれど、基本的には人の前に立って何かをしっかりとこなすことができる娘です。
廃部寸前の軽音部を自分の力で再建させるなど、行動力も兼ね備えています。
そういう律がもしロミオ役に選ばれていたとしたら、結構すんなりと役に成りきることができたんじゃないかと思います。
「仕方ないな~」とか不満を言いながらも、そつなくかっこいいヒーローなロミオ役を演じてくれそうな感じ。
でも、律はジュリエット役なわけです!
ヒロイン役なんですよ!
似合う似合わないの問題ではありません。
というか、律の繊細な一面、乙女っぽい一面、家庭的な一面を知っている私たちからすれば、律がジュリエット役というのはむしろ適任のように思えます。
律ほどヒロインにピッタリ合う娘もなかなかいないだろうと。
しかし、律本人はそういうふうに思っていないんですよね。そして、周りからもそういうふうには思われていないんです。これが大きなポイントです。
男の子っぽい口調の元気なキャラ。
律はこういうキャラを今までずっと自分に定着させてきましたし、周りからもそう思われるようにしてきました。
元気で明るい・・・これも確かに律の本質的な一面であることに違いはありません。
しかし、もう一方の本質的な一面、つまり人並み以上に繊細で女の子らしい性格を律は普段から押し隠すようにして来ました。
その結果、元気で明るい一面ばかりが前面に押し出される形となり、ボケ役でムードメーカーな今の自分の立ち位置が築かれたと。
なんでそうして来たかって?
もう皆さんお分かりですね。
律が恥ずかしがり屋だからですよ。
律のいつものあの男の子っぽい言動や茶化しは、自分の乙女らしさや繊細さを隠すための一つの手段なのではないでしょうか。
(もちろん意図的にやっている部分だけではなく、無意識のうちに素でやっている部分もあるとは思いますが。)
「自分は大雑把なんだぜ!ボケ役なんだぜ!」ということをアピールすることによって、「だから・・・女の子らしい一面には触れないでね」という心のバリアを張っているようにも思えます。
律はとにかく自分の乙女な一面に触れられるのが苦手であり、自分でもそれと向き合うのを非常に気恥ずかしく思っているのです。
アニメ1期の「冬の日!」で見せてくれたあの動揺っぷりや、第14話「夏期講習!」でムギの言葉に本気で照れていた姿がここで効いてきます。
まさに、りっちゃんは純情の塊!
・・・まぁ、あくまで深読みかもしれないですが、こういう解釈も十分に成り立つのではないかなぁと。
そんな律がジュリエット役をやる・・・これは一種の「革命」ですよ!
自分の女の子らしい一面に向き合おうとせず、そして周りからも女の子らしく見られないようにして来たのに、それをぶち破らなければいけない状況に今回追いやられてしまったわけですから。
それはもう動揺しますよね!
乙女の化身みたいなジュリエットを演じることなんてできないですよね。
男のロミオ役だったらどんなに楽だったことか!
周りからジュリエットが似合わないと言われるのも初めから目に見えていたはずなんですが、まともに反論することもできませんでした。
打たれ弱さ全開です。だが、そこが可愛い!
さて、しかし、律はやられてばかりの娘ではありません。
律「このままバカにされっぱなしで終わって良いのかよ!?よくなーい!」
持ち前の行動力・負けず嫌いを発揮させ、律はしっかりと前に進むことができました。
澪も最初は嫌々だったけれど、律の行動に何か思うところがあったのでしょうね。
ちゃんと律について来ています。
澪は相変わらずの恥ずかしがり屋だけれども、今の澪には逃げてばかりの弱さはもうありません。
第7話「お茶会!」では、ファンクラブの子たちのために堂々と歌を披露することができました。
そして、第15話「マラソン大会!」では、ビリになり恥ずかしい思いをさせられるリスクが例え高まってしまうとしても、唯たちと最後まで走るということを選択することができました。
恥ずかしがりを克服したわけではないけれど、自分のそういう一面にしっかりと向き合えるくらいの強さを澪はすでに身につけているのです。
澪「うん、分かった」
教室で見せてくれたこの決意が澪の成長の何よりの印です。
で、そんな二人が特訓を行うわけですね。
澪はロミオになるのでなく律になりきり、そして律はジュリエットになるのではなく澪になりきる。
この解決方法がいかにも澪律コンビらしいというか、澪律だからこそできることなんだろうなぁと思います。
お互いを知り尽くしていないとこんな解決方法は絶対に実現しないはずです。
二人だから解決できること。
二人だから乗り越えられること。
律は澪がいないとダメなんです。澪が隣にいてくれないと実はボケることすらできないんです。そして、大好きだからずっと見守っていたいんです。
澪は律がいないとダメなんです。律がいるから心を開けるんです。律がいなかったらきっと内気なままの自分を変えることだってできませんでした。
お互いに支え合い、今までもこういう高い壁を何度も突破して来たんでしょうね。
二人の着飾らない自然なやりとりがそういうことをヒシヒシと伝えて来てくれます。
澪のこんなにリラックスしきった笑顔なんてそう簡単に見れませんよ!
律の前だからこそこんなに自然体で居られるんですよね。
こんな無邪気でかわいい澪の姿を見たら、ファンクラブの子たちはきっと卒倒するに違いないw
・・・さて、これで問題解決かと思いきや、そう簡単には行きませんでした。
律は特訓の成果を見事に発揮し、ジュリエット役を演じることができるようになっていました。
(まぁ、深読みすると、りっちゃんまた逃げているなぁ~という気もするんですが。「あくまで私が演じているのは澪っぽいジュリエット。決して私自身が女の子らしくなっているわけではないよ!」という牽制がちょっぴり感じられたりもしますw)
しかし、澪は人前だとどうしてもロミオになりきることができません。
澪「だ、だって・・・あの時は律しかいなかったし」
!?(((゜д゜;)))
もうね、どんだけ愛の告白なの!結婚宣言じゃんコレ!
ファンクラブの子が真っ青になっちゃうよ!!
と、まぁ、それは置いておいて、澪はこのようにまだ一歩先に進むことができずにいました。
で、澪がこういう状態になったときに律がどういうモードになるのか、もう皆さんはご存じですね。
「気配りモード」!
澪を見つめる律のこの優しい視線・・・素晴らしいです。
茶化しつつ、そして自分を道化にしつつ、実は澪をしっかりとフォローすることができている律。
そんな律がこうして見つめてくれている限り、澪はきっと大丈夫。
それに何より、これは律が一番分かっていることだろうけれど、澪はやるときにはしっかりとやる娘なんだ。
だから大丈夫。
もし壁にぶつかったとしても二人が一緒なら今回もきっと乗り越えられるよ。
だから安心して本番のステージに向かって欲しいな。
■個別の感想
気になったところや面白かったところをピックアップ!
①中野ォ!
プッ!
プッ!
な、中野ォォオオオオ!
あずにゃん、さすがに先輩に対してそういう態度はどうなの?(^▽^;)
と、最初に観ているときは思ったのですが・・・。
でもちゃんと冷静になって考えてみると、この梓の笑いって律をかなり強く信頼していることの何よりの証ですよね。
律センパイなら許してくれる、分かってくれる・・・そういう信頼があると同時に、律が好きだからこそ口から出て来た「プッ!」だったのです。
その証拠。
見てください!このじゃれ合うときの嬉しそうな表情!
梓はこういう展開になることを読んでいたとしか思えませんね。
律センパイがなんかガラにもなく沈んじゃっているみたいだし、いつものようにツッコミを入れさせてあげて元気にしてあげよう!
ここのシーンではそんな気配りすら感じられます。
梓、すごいよ!
梓「ツッコミにまったく迫力がない・・・!?」
こんなことを言えちゃうくらいです。
やはり梓は律のことをちゃんと理解しています。
で、一方の律としても、梓がこういうふうな一歩進んだ仲に踏み込んで来てくれたということは純粋に嬉しかったでしょうね。
これだけ打ち解けられるというのは、先輩・後輩の関係がより深まったことの裏返しですし。
だから、梓の冗談が多少厳しくても本気で怒ったりするようなことは絶対にしなかったんですよね。
これって第16話「先輩!」に対する一つの回答なんじゃないかという気もします。
あのとき、律と梓だけ二人きりにならなかったんですよね。
でも、今回のお話のおかげで律と梓が二人きりになったときどういう会話が生まれるのか・・・それがちょっとだけ分かったような気がします。
律と梓が二人きりになったら、屈託なく冗談を言い合えるような打ち解けた良い感じの雰囲気が生まれるのかもしれませんね。ムフフ(〃∇〃)
これから先この二人の絡みはもっと描かれるべき!
②百合モード(?)なムギ
ムギ「りっちゃんと澪ちゃんが主役なら、台本大幅に書き直さなきゃ!」
うむ、ムギちゃん良いよ良いよ~!(〃∇〃)
最近封印されつつあるムギの百合好きな一面を久しぶりに見ることができたような気がして、ちょっとだけ嬉しかったです。
やっぱりムギは女の子同士が好きなキャラじゃないと! ←オイww
③木ですが何か?
主人公なのに配役が木!
これぞ唯クオリティww
それでも真剣に頑張ろうとしているところが可愛い(*^.^*)
④これは・・・もはや犯罪ですな
み、みおぉおおおおお!?(///∇//)
制服を着崩しているだけだというのに・・・何というか凄くえっちぃ感じがしますww
これはもはや立派な犯罪だ!ww
⑤良いね
なんかここのシーン異様に好きです。
ベッドの上で完全にリラックスしきっている二人・・・ホントに仲良いよなぁ(*^o^*)
⑥これって澪の角度からだと確実に見えてるよね?w
見えそうで見えない!これぞ鉄壁のディフェンス!
いやしかし、これって澪が座っている角度からだと確実に見えてますよね?ww
ふぅ、まぁ仕方ないですね、律のぱんつは澪だけが拝める物と決まっているわけですし(・∀・) ←え?w
⑦ぜひとも接客されたい
うむ、二人とも良い笑顔だ!(*^▽^*)
こんな可愛いウェイトレスが働いているカフェがもし本当にあったら、毎日通いたいなぁ!ww
⑧いちごちゃんのオーラが半端じゃないw
今回はクラスメイトの出番がたくさんあったわけですが、一番印象的だったのはやっぱりこの娘!いちごちゃん!
このクールさは半端じゃない!
一体どういうプロフィールを持つ娘なんだろうか・・・謎は深まりますww
もっと知りたいな、いちごちゃんのこと。
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