「けいおん!!」12話の感想【夏フェス!最高の神回だったね】
皆さん、こんにちはっ(*^ー^)ノ
今日の記事は「けいおん2期」の感想です!第12話です!
相変わらずTBS本放送からかなり遅れてしまっていますが・・・(^▽^;)
なるべく追いつけるように頑張りたいですww
というか、サボりグセを直したいですww
☆『けいおん!!』第12話「夏フェス!」の感想
脚本:吉田玲子
絵コンテ:坂本一也
演出:坂本一也
作画監督:秋竹斉一
脚本は吉田さんですね(^-^)/
第1話「高3!」、第3話「ドラマー!」、第6話「梅雨!」、第9話「期末試験!」で脚本を担当。
したがって、今回で早くも5度目の担当が回って来たということになります。
絵コンテ・演出は坂本さんですね(^-^)/
第6話「梅雨!」で絵コンテ・演出を担当なさっていた方です。
作画監督は秋竹さんですね(^-^)/
第6話「梅雨!」で作画監督を担当なさっていた方です。
第6話と同様、今回もキャラ作画がとても安定していて良かったですね!
秋竹さんが作画監督の回は、唯たちの可愛らしさが1.5倍増しくらいになるような気がします(*^.^*)
こうして書き出してみると、第6話「梅雨!」とまったく同じメンバーだったということが分かりますね。
どこにも付け入る隙が無い、強力なメンバーだと思います!
■ストーリーの要約
桜高校はついに夏休みに突入!
唯たち軽音部は毎年恒例の夏合宿を行うことにした。
今年の行き先は山。
夏フェスに参加し、プロの演奏を見て勉強しようということになった。
キャンプを平らな場所に設置することができなかったり、お目当てのヤキソバを買うことができなかったりと、何かとトラブルも多かったが、5人(+さわちゃん)は充実した時間を過ごすことができた。
その日の夜、唯たちはみんなで星空を見上げる。
遠くの会場から聴こえる鳴りやまない音楽に耳を傾けながら、「これからもずっとみんなでバンドできたら良いね」とお互いに確認し合うのだった・・・。
該当する原作エピソード:3巻(87~94ページ)
■全体の感想
はい、というわけで今回は原作にもあった夏合宿のお話だったわけですが・・・
もう、最高の神回でしたね!(≧▽≦)
けいおん2期の今までのお話の中で一番好きかもしれません!
ホントに良かったと思います!
夏フェスの楽しそうな雰囲気や、会場の盛り上がりなどがリアルに伝わってきましたよ。
会場で起こるちょっとした出来事の一つ一つが丁寧に描かれており、そのおかげで澪たちのワクワクとした気持ちをかなりの部分で共有することができました。
・・・まるで自分自身も澪たちと一緒に夏フェスを楽しんでいるかのような、そんな気分にさせられてしまうぐらいでした!
そして何と言ってもやはり、このクライマックスのシーンが本当に感動的でしたね!
星たちが光り輝く中、みんなで丘の上に寝そべり静かに語り合う・・・。
遠くから音楽がかすかに聴こえ、どことなく感じられる幻想的な雰囲気。
唯「でも、やっぱり私たちの方が凄いよ。一体感というか何というか。そう、オーラが!」
唯は自分の気持ちを全然うまいこと言葉として表現できていないんだけれど・・・でも、それでも、唯の言いたいことが心の奥底にまでグッと伝わって来ますよね!
プロの演奏力は確かに凄い。
けれども、バンドとしての結束力、バンドメンバー同士の信頼関係、みんなで音を合わせたときの一体感・・・そういったものは絶対に放課後ティータイムだって負けていないはずだ!
勝っている証拠なんてない。
もしかしたらただの自信過剰かもしれない。
けれども、このメンバーで一緒に演奏したときに感じるあの心地良さは、あの胸の高鳴りは、あの楽しさは・・・疑いようも無く本物だから・・・!
唯はきっと、自分の中に芽生えたそういう熱い気持ちを伝えたかったのだろうと思います。
そしてその気持ちは、今この場にいるみんなが本当に大好きだからこそ抱くことができた感情。
唯のそんな自信たっぷりな言葉に一瞬困惑しつつも、すぐにみんなも唯が伝えようとしている気持ちの本質を理解し、そこに自分の想いを重ねているんですよね。
3年目の夏にして固く築き上がられた5人の絆。
このワンシーンにはそういう深く強いものが凝縮されていたように思えます。
あまりにも感動的で、自然と泣けてきてしまいました・・・!(ノω・、)
「けいおん!!」を観て泣いたのは、第1話で3年生になった唯たちに再会したとき以来かもしれないです。
・・・さて、この星空のシーンで私が特に注目したいキャラは、律です。
前回の感想記事に引き続きまたしても律に関する考察が中心になってしまい申し訳ないのですが、ここのシーンの律のセリフや表情についてはどうしてもしっかりと考えておきたいのです。
唯の「オーラが!」という言葉を聞いた直後に律が見せてくれたこの表情!
律という娘の性格の本質的な部分が、この表情には如実に表れているような気がします。
先ほど上で書いたような唯の熱い気持ち、律くらい頭の回転が早い娘ならもちろんすぐに理解したことだろうと思います。
律だって唯と同様、このメンバーが本当に大好きなんです。
放課後ティータイムは凄いバンドなんだぞという自信も確かに持っているんです。
そして、唯みたいに心の底からこのバンドが大好きだっていうことを言葉にしたいはずなんです。
でも律は唯と違って、ここぞという重要な所で一歩を踏み出すのが非常に苦手な娘なんですよね。
唯が伝えようとしていることは心から共感できる。
けれどもそれってやっぱり自分たちのただの自信過剰だったり、自己満足に過ぎないんじゃないの・・・?
明るく元気な性格を持っている一方で、律にはそういうふうに冷静に自分や周りを客観視してしまい、一瞬立ち止まってしまう部分もあるんです。
唯が本気で熱い気持ちを抱いていたからこそ、律はその反動でどこか慎重になってしまっているんじゃないかという印象も受けました。
・・・けれども、律は唯の言葉に確かに背中を押されています。
律は自分のクヨクヨした迷いのあるところを吹き飛ばすかのような唯の力強い言葉に、ただただ勇気をもらっているんですよね。
唯の自信に満ちた言葉への戸惑い、というか不安は確かにある。
でもそれと同時に、唯がこうしてバンドへの強い想いをしっかりと言葉にしてくれたということは、ちょっと照れ臭くも純粋に嬉しかったんです。
そんな相反する複雑な気持ちが律のあの表情には表れているように思えました。
律「そうだよな、ここで演奏できたら凄いよな!」
ここの表情も良かったですね~。
放課後ティータイムが凄い!ということを、一番最後に肯定するのが他でもない律だったということは非常に印象的でした。
「目指せ武道館!」なんて言って、律は軽音部を引っ張って来ました。
その目標はもしかしたら冗談半分だったのかもしれないし、ただの景気付けの一言に過ぎないものだったのかもしれません。
けれども、みんなで良いバンドを作ろうよ、楽しくバンドをやって行こうよという気持ちは、紛れもなく本物だったはずです。
そして、「目指せ武道館!」という言葉はそういう気恥ずかしい本心を着飾らせるための、律のいつもの茶化しだったのではないかというふうに思えます。
律にとって、武道館や夏フェスのような大きなステージに立つということ自体は、実はそこまで重要なことではありません。
いや、立ちたいと思っている面ももちろんあるとは思いますが、少なくともそれは「立てたら凄いよな!」という感じの憧れに似た気持ちに過ぎないのではないかと思います。
律にとって本当に重要なことは、放課後ティータイムは凄いぞという気持ちをみんなが今こうして共有していること、そして本気で夏フェスのステージに立ちたいと思うくらいに結束してくれていること・・・この二つに尽きるんじゃないかなという気がします。
大きなステージに立つという、自分が最初は半分おどけて掲げていた途方も無い目標が、今はこうしてみんなにとっての本当の目標のような形にまで変わりつつある。
それなら部長である自分も言わないとダメじゃないか。
慎重になって、冷静になって、気恥ずかしくなって・・・そうやっていつも自分の感情に大事なところでブレーキをかけてきたけれど、そんなブレーキは今は必要ない。
一歩踏み出すのが恐くても、言葉にしないといけないときも確かにあるから。
だから、ちゃんと言葉にして伝えよう・・・。
「そうだな」、と。
・・・みんなに背中を押されて、律もようやく自分の本心を口に出すことができたわけです。
本当に、素晴らしい名シーンだったと思います!
■個別の感想
気になったところや面白かったところをピックアップ!
①澪律コンビが良い感じだったね☆
以下、したらば掲示板
の「けいおん!別荘地」澪律スレより引用。
誤字脱字に一部修正を加えています。
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89 :軽音部員♪:2010/06/23(水) 01:57:09 ID:Xdw5L9Hw0
終始律は保護者やってたね
通常は律が暴走して澪が保護者だけど
澪が暴走すると律が保護者になる構図がとてもいい
101 :軽音部員♪:2010/06/23(水) 02:12:43 ID:r.tv8E5s0
やっぱり澪ちゃんが暴走するとりっちゃんはやれやれ仕方ないなあ
お母さんと可愛い子供のような関係になるんだよね
昔からこうだったのかしら、いいわあ
104 :軽音部員♪:2010/06/23(水) 02:35:26 ID:EMd3AF.20
ハシャギまくりの澪ちゃんに呆れながらいつも隣にいる律ちゃん
今回は普通に神だった
108 :軽音部員♪:2010/06/23(水) 02:56:36 ID:3rxPjggYO
終始はしゃぐ澪に対する律の「やれやれ」って表情や態度が毎回良すぎた…萌え尽きた
普段も、二人きりの時は澪のワガママの数々をなんだかんだで聞いてあげちゃういい旦那なんですよね律は
113 :軽音部員♪:2010/06/23(水) 03:18:47 ID:ChCIBWuA0
澪が本気ではしゃぐ時って周囲の事が全く見えなくなって、ひたすら律だけを引っ張っていくのなw
114 :軽音部員♪:2010/06/23(水) 03:20:08 ID:j9IBaK8g0
澪ちゃんが夏フェスデビューした!って唯が言ってるのに
律の方を向いて律にだけ話しかけるとか・・w
121 :軽音部員♪:2010/06/23(水) 07:52:25 ID:rKrKshEoO
というか今回はりっちゃんが大人すぎた。
唯を見る目も澪を見る目も優しくて泣けてくる
バスの席も当たり前のように隣だし、ムギの焼きそば~も聞こえてなくて二人でいちゃつきやがってw
131 :軽音部員♪:2010/06/23(水) 12:55:08 ID:gCOERCMM0
やっぱ、りっちゃんはいざという時頼りになる感じだよな。澪にとって。
澪がステージ移動する時とか「えぇ!?」て戸惑った顔してんのに、澪は後先考えず止まらないし、ここに残るって言う唯梓ムギの意思を聞いてすぐに、キリッてして「後で連絡して云々」。
その後、早くって呼ぶ澪の方をキリッとした顔のまま見て、すぐしょうがないな~って顔になって…
挙句、残るみんなに「うちの嫁こんなでごめんな~」みたいな表情まで見せつけて。
この一連の流れが素晴らしすぎる。律の表情秀逸!
何が言いたいかというと、澪に振り回されてもやれやれって感じでついてってフォローする旦那な律最高!
律にだけわがままな感じの澪最高!
139 :軽音部員♪:2010/06/23(水) 17:14:24 ID:ChCIBWuA0
よく律は「暴走する」と言われるけど、実際には暴走してないんだよな
周囲を盛り上げるために暴走を演じてるだけで
周囲が自然に盛り上がってる時は、ちょっと引いて楽しそうにそれを見てる
まあ、気配りしすぎだw 禿げるぞw
140 :軽音部員♪:2010/06/23(水) 17:42:06 ID:ike.tQBQO
気配りがどうっていうより切り替えが上手いんだと思う
ここは暴れていいとこ・ここは落ち着いてないといけないとこってね
律が暴れるときは澪が通常モードのときだけだし
141 :軽音部員♪:2010/06/23(水) 17:51:31 ID:TdTSlZ6Q0
なんかりっちゃんは自分のやるべきことが分かってるんだよね
シーンとしてる時は周りを盛り上げよう、って思ったり
盛り上がりすぎてるから大事が起きないように周り見とこ、って思ったり
澪といい律といい大人モードと子供モードを使い分けてるな
143 :軽音部員♪:2010/06/23(水) 19:07:32 ID:/5ZmBTUAO
そんな器用なりっちゃんでさえ、不安定になっちゃうときがあり
そんなときは澪しゃんが支えてあげるんだよね。幼なじみってレヴェルじゃねえぞ!!
148 :軽音部員♪:2010/06/23(水) 22:55:24 ID:gCOERCMM0
りっちゃんには澪の扱いなんてお手の物なんだな。
お互いのいろんな一面を見て、ずっとそうやって二人で過ごして来たんだなあ。
155 :軽音部員♪:2010/06/24(木) 00:38:17 ID:lnkD4qsY0
今回は、澪を眺める律の視線だけでお腹いっぱいですよw
156 :軽音部員♪:2010/06/24(木) 02:11:57 ID:PMQuTc0IO
12話やっと見れた・・・。
澪おおおおおおおおおお!!!
今回の澪のはしゃぎっぷりがほんまに可愛い。
それについてく律も良すぎ。
いつも振り回されてるんだからたまには澪の方から
律を振り回さないとねw
しかし12話の澪は見事に律しか見えてない状態だったね。
「律、律」ってDTA思い出したよ。
いや~今回も良い澪律回でした。ごちそうさま。
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以上、「【けいおん!】澪×律スレ 11」より引用。
ぶっちゃけ2ちゃんとかの掲示板は好きになれないし、最近はほとんど見たりしませんが・・・
こういうふうに面白い考察が飛び交っていることもあるので結構あなどれないと思いますww
以下、私の見解。
軽音部に入りかなりの成長を見せてくれたとは言え、澪の性格の根本には内気なところや怖がりなところがまだまだ強く残っているんですよね。
自分にあんまり自信がなくて、積極的に動いて行けない一面が澪にはやっぱりまだあります。
律は小さなころから澪を隣でずっと見てきたからこそ、澪の性格に関していろいろなことを知り尽くしているのだろうと思います。
優しくて、しっかり者で、頭が良くて、面倒見が良くて・・・。
そういう澪の凄いところを熟知しているからこそ、澪の内気さや怖がりな部分を歯痒く感じているのではないかという気がします。
澪はこんなに凄いんだから、もっと積極的に自信をもって動いていけるようになって欲しい!
内気さや怖がりのせいで澪の良い部分が表に出にくくなってしまっているのは本当に勿体無い!
こうしたもどかしさを律は常に感じていると同時に、澪にいつの日か弱点を克服してもらいたいと願っているのだと思います。
だからこそ、今回のように澪が自分から楽しいことを見つけそれに全力を注いでいる姿は、律にとっては本当に嬉しいものだったに違いないはずです!
ちょっと熱が入り過ぎで暴走気味になってしまっているけれど、そこはあんまり問題じゃない。
というか、暴走気味で危なっかしいところは自分が見守ってあげればそれでOK。
澪にはいつもの恥ずかしがりや消極的なところを取り払って、このまま存分に楽しんで欲しい。
それがきっと、澪を一歩前に成長させてくれることになるだろうから・・・!
律は今回こういう気持ちを抱きながら澪をサポートする側に回っていたのではないかなぁと。
澪がヘタっているときや周りが見えなくなっているとき、律はなるべく気付かれないようにさりげなくフォローを加えます。
そして澪の弱点克服が自然と促されるように行動するんですよね。
アニメ1期第6話などで律が澪に対して見せてくれた温かい思いやりの気持ちが、この第12話でも丁寧に描写されていたのでとても良かったです!
②やきそば!
ムギにとっては「夏のお祭り=焼きソバを食べる!」ということだったみたいですねw
終始焼きソバにこだわり続けている姿が無邪気ですごく可愛かったです(〃∇〃)
焼きソバ食べさせてあげたかった・・・。
③こげにゃん♪
こげにゃん可愛ぇええ!(〃∇〃)
これでお風呂に入って「痛ぁいっ!」ってなるシーンもあれば最高でしたねww
④いきなりグロッキーになってて爆笑したww
二人とも、しっかりするんだ!ww
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夏フェスについての解説、非常に気合いが入ってますなΣ(・ω・ノ)ノ!