動物繊維であるカシミヤは、セーターやマフラーなどの防寒具に使用されます。
カシミヤは、カシミヤヤギの毛から採取します。
その生産方法は、優しく切ってあげているわけでも、バリカンで剃ってあげているわけでもありません。
Animal Rights Center「カシミヤは恐怖と苦痛の産物」
(閲覧注意)
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セーターなどに多用されているカシミヤ。
その生産は、他の動物性素材と同様、残酷で悲惨なものであることが、PETAの調査により明らかにされました。
カシミヤの90%が中国とモンゴルで生産されています。
その両国の生産現場の調査映像では、カシミヤの残酷さを証明しています。
カシミヤは毛をすいているため残酷ではないと誤解されていますが、実態は悲惨です。
作業員はヤギを引き倒し、地面に叩きつけ、手足と角を縛って身動きを封じ、大きな鉄のクシで乱暴に毛を引き抜いていきます。
しかも、仲間が殺された後の毛皮の上で。
足が不自然に曲げられている様子も目撃されています。
立てなくなり、膝をついて這うヤギの姿も目撃されています。
傷を負っても治療は酒をかけることだけ。
この工程を何度も繰り返されます。
何年か恐怖と痛みの中で毛がむしり取られた後、ヤギたちは肉と皮のために殺されます。
ヤギの屠殺は悲惨なものです。
中国ではハンマーで頭をなぐり、しかし意識を失わせられずに首を切っています。
モンゴルでは、そもそもスタニング無しで首をゆっくりと切り、失血死を待ちます。
観察されたヤギは2分間血を流し苦しみ続けました。
そして安い肉と皮として売られていきます。
どうしてこのような残酷な製品が売られて続けるのでしょうか。
企業はもしかしたら実態を知った上で売っていたかもしれません。
もしくは知らなかったのかもしれません。
しかし、企業は消費者が真実を知るまで、できるだけ長くこのような残酷で安い素材を利用して儲けようと考えています。
これまでにも多くの素材の実態が暴かれてきました。
アンゴラ、超微細ウール、ウール、メリノウール、皮革、ダウン・・・
大量生産に変わったころから残虐性は一気に増大しました。
しかし、一つの素材がその非人道性から終りを迎えるまでは、相当に長い時間がかかります。
その間、動物たちはずっと苦しみの中に居続けます。
どうか、企業は一刻も早く動物性素材の使用をやめてください。
そして消費者は、一刻も早く、動物性素材への投資をやめてください。
カシミヤ製品を買うということは、あなたが金を払ってこの残酷で無慈悲な行為をさせるということです。
この虐待を止めるためには、カシミヤ製品やその他の動物性素材を含んだ製品を購入することを一切やめる必要があります。
どうか、あなたが買おうとしているカシミヤ入りのセーター、マフラーを棚に戻してください。
買い物の際には、タグを確認し、動物性素材が含まれていないものを選んでください。
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これがカシミヤの実態です。
動物性の毛や繊維の生産は、すべて悲惨です。
毛皮
ウール
ダウン・フェザー
アンゴラ
アルパカウール
モヘア
シルク
これら全て、動物虐待の産物です。
動物が優しい、弱いのをいいことに、人間たちは金儲けのためにやりたい放題です。
賢明な消費者がこの裏側に気づき、買うことをやめない限り、動物達の苦しみは一生続きます。
動物性の毛や繊維は買わないようにしてください。
衣類や小物やアクセサリーは、今使っているものを限界まで使う。
どうしても必要な場合は、タグを見て、動物性の素材が含まれていないか確認する。
中古のものを買う。
などの工夫をお願いします。
ペットのおもちゃ、バッグ、家具、車の座席の素材なども注意してください。