たまに、羊毛フェルトでかわいいものを作って販売する、というのを見かけます。
日本は、ウール消費大国だそうです。
日本でウールは作られていませんので、輸入に頼っていることになります。
その輸入先で、どのようにウールが作られているか知っていますか?
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2017年の末、PETA調査員は南オーストラリアとビクトリアの16か所の刈り取り小屋に潜入し、これまで何度もPETAが暴露してきたものと同様の虐待行為を撮影しました。
オーストラリアだけではありません。
アメリカでも、チリでも、アルゼンチンでも、イギリスでも、スコットランドでも、どの毛刈り現場でも虐待が確認され暴かれています。
動物虐待に加担しない方法は唯一つです。
動物性素材が含まれた製品を購入しないことです。
アニマルフリーを選んでください。
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乱暴な毛刈り。
暴力。
乱暴な扱いをされ、死んでしまった羊たち。
画像はこれでもマシなものを選んでいます。
見ての通り、ウールは動物虐待の産物です。
羊毛フェルトは、かわいくもなんともない、ということです。
また オーストラリアでは、ミュールジングが行われています。
ミュールジングとは、子羊の臀部(でんぶ)・陰部の皮膚と肉を切り取ることを言います。
これが麻酔なしで行われ、羊は激痛に苦しみます。
人間都合で品種改良されてしまった羊は、多くのウールを得るために皮膚を拡張させたため、深いシワができます。
そして、臀部・陰部のシワには糞がたまり、毛に付着しやすく、そこにウジ虫がわきます。
それを防ぐために、このミュールジングを行っています。
人間が羊の体を勝手に変えておきながら、変えたことによって起こった不具合のせいで、羊が切り刻まれるということです。
羊は毛が生え変わらず、人の毛刈りが必要な動物ですが、元々はそうではありません。
本来は、毛が抜けて生え変わる動物だったのです。
それを人間が、これまた勝手に品種改良を行い、毛の生え変わらない、大量に毛が生える 羊を作り上げてしまったのです。
羊も、犬や馬や豚牛鶏のように、人間によって操作され、搾取され続けている動物なのです。
衣類に使われる動物の扱われ方は、どれもひどいものばかりです。
毛皮
ダウン
アンゴラ
アルパカウール
衣類なんて、代替素材が沢山あり、明らかに不必要なものです。
なのに、いまだに動物から採取しています。
生産者側は、売れれば、動物が苦しもうとしったことではないってことです。
動物を利用すれば、そこには必ず虐待があります。
例外は一切ありません。
食、衣類、娯楽、生体販売。
どの産業であっても、動物は虐待されています。
そして広告などを用いて、良いイメージだけを我々に植え付け、隠し続けています。
動物性のものは すべて利用しない、買わないようにしましょう。
衣類を買う場合は、必ず素材をチェックしましょう。