新井薬師とその周辺(千寺詣で№266、千社詣で№194~195) | ZZ・倶舎那・渋谷申博のブログ

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渋谷申博としての本業は神社仏閣、神道・仏教に関する文を書くことです。ZZ・倶舎那は「もう一つ」のペンネームです。


 今日は少し足を伸ばして中野区の新井薬師まで新年のお詣りに行ってきました。
 新井薬師は西武新宿線・新井薬師駅から徒歩10分ほどのところにあります。

 新井薬師は正しくは梅照院という真言宗豊山派の寺院で、薬師如来と如意輪観音が表裏一体となった黄金仏を本尊としています。
 寺伝によると、この仏像は弘法大師の作で、鎌倉時代の武将・新田氏の念持仏とされていましたが、その後いずことなく消え去ったそうです。
 天正14年(1586)に行春がこの地に草庵を建てた際に梅の木の穴からこの像が発見され、本尊として安置したとされます。
 以後、諸病平癒、とくに眼病に功徳があるとされ、信仰を集めてきました。



 4日なのでもうそれほどの混みようではありませんでしたが、それでも本堂前には行列ができていました。

 縁起物の中には目薬なんかもあります。

 東北復興支援の屋台なども出ていました。

 境内を裏に抜けると北野神社があります。
 菅原道真を祀る天神様です。新井天神とも呼ばれています。



 手水舎の建物が変わっていますね。



 摂社の大鳥神社。

 ここから北に向かい、西武線を越えて、沼袋駅近くの氷川神社へ向かいました。昔、沼袋に住んでいた頃は、よくお詣りした神社です。



 年越しの大祓で設置されたのでしょうか、茅の輪くぐりがありました。

 末社の御嶽神社のお犬様。
 なかなか個性的な顔つきです。