奴が、また現れました。

そうです。

浄水器の表示に出てくる――

「交換」

の文字です。

しかも今回は、まだ点灯ではありません。
点滅です。

説明書をあらためて読んでみると、どうやらこの点滅は、

> 「そろそろ浄水カートリッジの交換時期ですよ」



という予告らしい。

つまり、まだ完全に交換時期を迎えたわけではない。

まだ使える。

まだ戦える。

……はずなのですが。

点滅しているのを見ると、猛烈に交換したくなるんですよね(笑)

朝、水を使うたびに、

交換……
交換……
交換……

と目に入ってくる。

「まだ大丈夫ですよ」と言いながら、ずっとこちらにプレッシャーをかけてくるわけです。

これはひょっとして……

メーカーの陰謀ではないでしょうか。

「交換」の文字を点滅させておけば、人間は気になって新品のカートリッジを買ってしまう。

恐るべしINAX。

というわけで、今回も用意しました。

INAX 浄水カートリッジ JF-47 ハイグレードタイプ。

前回交換したのは2月28日。

今回は9月なので、だいたい6か月半くらい使ったことになります。

説明書を見ると、総ろ過水量の目安は1,600L。
また家族の人数や水の硬度、使用量によって交換時期は変わり、1〜2人なら数か月程度がひとつの目安になっています。



そう考えると今回は、わが家としては少し長めにもった感じでしょうか。

もちろん使用量によって変わりますし、表示も使用状況を見ながら交換時期を知らせてくれているのでしょう。

それにしても、この「点滅」という絶妙な演出。

「今すぐ交換しろ!」ではなく、

「そろそろですよ……そろそろですよ……」

と毎日ささやいてくる。

なかなかの心理戦です(笑)

でも、毎日飲む水ですからね。

ここをケチっても仕方ありません。

新品のカートリッジも無事到着。

さあ交換しますか。

……と、その前に。

前回も思いましたが、

この箱を見ると、なぜか財布へのダメージまで見える気がするんですよね。

浄水のため。
健康のため。

そして何より――

あの点滅から解放されるために(笑)

今回も交換です。





佐野サービスエリアで、何気なく天井を見上げると……

なんとも豪華なシャンデリア。

「サービスエリアにしては、えらく立派だなぁ」

くらいに思っていたのですが、近くにあった説明板を読んでびっくり。

これ、ただのシャンデリアではありませんでした。

なんとニューヨークの名門ホテル、

ザ・プラザホテル

の回廊を飾っていたシャンデリアなのです。

そしてここからが本題。

1964年、ビートルズ初のアメリカ訪問

1964年。

イギリスからやってきた4人組、ザ・ビートルズが初めてアメリカを訪れました。

このときニューヨークで彼らが宿泊したのが、ザ・プラザホテル。

説明板には、当時のビートルズ4人がホテルの回廊にいる写真も飾られています。

そして、その写真が撮影されたのが……

このシャンデリアが設置されていた回廊。

おおお。

ということは。

ジョン・レノン。
ポール・マッカートニー。
ジョージ・ハリスン。
リンゴ・スター。

彼らが歩いていたその場所を、

このシャンデリアが照らしていたわけです。

なんか急にありがたみが増してきた(笑)。

ニューヨークから、なぜか佐野へ

さらに面白いのが、このシャンデリアのその後。

ニューヨークで行われたオークションを経て日本へ渡り……

現在は、

佐野サービスエリアで再び輝いています。

ニューヨーク・マンハッタンの超一流ホテル。

そこから海を渡って日本へ。

そして最終的に……

東北自動車道・佐野SA。

ものすごい旅です。

シャンデリア本人も、

「まさか最後にSAで働くことになるとは」

と思っているかもしれません(笑)。

60年以上前の光が、今もここに

写真を見ると、現在の佐野SAは木をふんだんに使った現代的な空間。

その天井に、クラシックなシャンデリアがズラリ。

最初は単純に、

「ずいぶん豪華なSAだなぁ」

と思っていました。

でも由来を知ってから改めて見ると、ちょっと見え方が変わります。

1964年。

ビートルズが世界を熱狂させ始めた時代。

ニューヨークのザ・プラザホテル。

そこで輝いていたシャンデリアが、60年以上の時を超えて、今、自分の頭の上で光っている。

こういうの、いいですね。

そして、その歴史あるシャンデリアの下で我々は普通にご飯を食べる(笑)。

これもまた時代というものなのでしょう。

佐野SAへ行ったら、佐野ラーメンやお土産だけではなく、ぜひ一度天井を見上げてみてください。

同行者には、さらっとこう言いましょう。

「このシャンデリア、ビートルズが初めてアメリカに来たとき、同じホテルで光ってたんだよ」

ちょっとしたうんちくとしては破壊力抜群です。

佐野サービスエリアの天井には、1964年のニューヨークが残っていました。

——これは知らなかった。

そして知った以上、誰かに言いたくなる(笑)。


朝のこゆきのお楽しみ。

それはチュールタイムです。

もともとは猫用に買った小さなおやつ用のお皿なのですが、サイズもちょうどいいので、最近はこゆきの朝のチュールにも使っていました。

チュールを食べ終わったあとも、

「まだ残ってない?」

と言わんばかりに、お皿をペロペロ、ペロペロ。

名残惜しそうにいつまでも舐めています。

まあ、そこまではいつもの光景。

ところが今朝――。

やってくれました。



見事にお皿が割れているではありませんか。

しかも、落として割ったというより……

かじった?

え?

お皿って、食べ物でしたっけ?🤣

チュールを食べ終わっても諦めきれず、

「この白いやつにもチュールの味が染み込んでいるに違いない」

とでも思ったのでしょうか。

そして犯行後のこゆきがこちら。



何事もなかったかのように、ちょこん。

その顔。

「わたし、何かしました?」

いやいやいや。

しましたよ。

証拠品、しっかり残ってますから!

最近はフローリングをガリガリしたかと思えば、今度はお皿。

我が家のあらゆる物が、こゆきの成長とともに耐久試験を受けているような気がします。

こうしてまたひとつ、我が家から物が消えていく……。

でも数年後、この写真を見たら、

「ああ、こゆきが小さい頃に割ったお皿だ」

なんて笑って思い出すのでしょう。

……とはいえ。

思い出はもう十分だから、家は壊さないでね。

破壊神こゆき。

次なる標的はいったい何なのか。

飼い主と破壊神との攻防は、まだまだ続きそうです。🐶💥




奴がきた。浄水器からの「交換」宣告

奴がきた。

いつか来ることはわかっていた。

しかし、見て見ぬふりをしていたかった。

そう――

「交換」

この文字が点滅するときが、ついにやってきたのだ。

浄水器のフィルター交換。

ただ交換するだけ。

言葉にすれば、それだけのことである。

しかし奴は、我々に二つの試練を与える。

ひとつ。

財布へのダメージ。

そして、もうひとつ。

フィルターを交換するという手間。

「まだいけるんじゃないか?」

「もう少し、このままでも……」

そんな弱い心が頭をよぎる。

しかーーーし!!

案ずることはない。

ここで立ち上がらずして、いつ立ち上がるというのだ。

立て、国民よ。

我らが浄水のために!

立て、国民よ。

自らの健康のために!

財布への多少のダメージなど恐れるな。

交換作業の多少の面倒など乗り越えろ。

蛇口に青く点滅する「交換」の二文字。

これは警告ではない。

我々に決断を迫る、浄水器からの檄文なのだ。

……というわけで、

フィルター、買います(笑)

そして交換します。

次にこの「交換」の文字が現れるその日まで――

我が家のきれいな水は、守られたのであった。

たぶん。





ふと床を見ると……

ん? なんだこれは??

よく見ると、フローリングに見事なガリガリ跡が!!

犯人はもちろん……

こゆきです(笑)

わが家のフローリングは檜。
木の質感が気に入っている床なのですが、どうやらこゆきにとっては「ガリガリするのにちょうどいい木」だったようです。

しかも、ちょっと引っかいたというレベルではありません。

写真を見ると、爪なのか歯なのか、何度もガリガリしたような跡がしっかり残っています。

いつの間にこんなことを……。

気がついたその場でこゆきを叱って、「ここはガリガリしちゃダメ!」と教えました。

そして再犯防止のために、すぐさまビターアップルをシュッシュッ。

これでもうやらないでくれるといいのですが……。

ただ、ビターアップルをかけても、すでについてしまった傷が元に戻るわけではありません。

檜のフローリングに刻まれた、こゆきの作品第1号。

あぁ……。

でも傷を眺めているうちに、ふと思い出したことがあります。

こゆきを初めてわが家に連れてきた日のこと。

保護団体の方が家の中を見て、

「木がいっぱいですねーーー」

と言っていたんですよね。

そのときは特に深く考えていなかったのですが、今になって思うと……

こういうことだったのか!?(笑)

床も木。家具にも木。
こゆきの目の前には魅力的な「木」がいっぱい。

もしかすると保護団体の方には、この未来が見えていたのでしょうか。

まだ7か月のこゆき。
これから先も「そこはダメ!」「これは噛んじゃダメ!」という、人間とこゆきの攻防は続いていきそうです。

今は「あーあ、傷ついちゃった……」と思う檜の床も、何年か経ったら、

「ここ、こゆきが子犬のころにガリガリしたんだよね」

なんて笑いながら話す場所になっているのかもしれません。

そう考えれば、この傷もわが家で暮らし始めたこゆきが残した成長記録のひとつ。

……とはいえ。

できれば成長記録は、もう床には刻まなくていいからね、こゆき(笑)

ビターアップルを片手に、人間とこゆきの攻防はまだまだ続きそうです。