今期はTVドラマの「季節のない街」というのを観ています。
Disney +で配信されているものをテレビ東京の深夜ドラマで放映されています。
今はまだ、ドラマは途中なのですが、気になって原作が同じ物で、昔に黒澤明さんの監督作品の「どですかでん」を観てみました。
どちらも群像劇ですが「季節のない街」の方が現代にアップデートされていて、悲惨さが少ない感じがしました。
「どですかでん」は戦後のバラックの貧困な暮らしで、より悲壮感が強く感じられます。
※私の父親や、私が感じていた貧困に近いと思います。
ただ、どちらの作品も、人としての優しさを感じられます。
今は、生活は豊かになりましたが、いい意味で人との距離感を保てるので、濃密な人間関係は減ったように感じます。
いつの時代も、「自分はどう生きていくか?」は問われていく命題のように思いました。