芦原妃名子さん | のんびりと。ゆったりと。

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統合失調症の回復が長年の課題ですが、なんとなくいい感じになりそうな気がしています。
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今日は原作改変騒動が起きた頃、大人買いした「芦原妃名子さん」の漫画を一気に読みました。


未完の「セクシー田中さん」と「砂時計」を読みました。


どちらも読み応えがありました。


とても繊細で、人への優しさや、あの時感じた「初恋」の感情を感じました。


自死されましたが、作品は永遠に遺ります。


「砂時計」という作品での言葉


「天の星は死人(しびと)のためのもの」

「地上の星は生身の人間が汗水たらしてつくるもの」

西条八十さんの「かなりや」の詩を引用されていたのですが とてもこころに響きました

※下は一部になります


唄を忘れた

 かなりやは

象牙の船に

 銀の櫂(かい)

月夜の海に浮かべれば

忘れた唄を 思い出す


亡くなった父親が 

最期に大好きだった唄が歌えなくなっていたことと


私が音楽ができなくなった時のことを 

思い出しました…