7日の新幹線での移動中に、実体配線図をかいてみました。
実はこのプリアンプは、イコライザはC-22型、トーンコントロールはNF型と過去製作したプリとほぼ同じ回路になります。
私はアンプを製作するごとに、回路図、実体配線図を束ねて、ホッチキスで留めてクリアファイルに差し込んでいます。
これらの資料は本当に役に立ちます。
なぜなら、入力セレクター周りの配線、モードの切り替え時の配線、トーンコントロールまわりのパーツの置き方、バランスコントロールの配線など、頭が混乱しそうな部分を残しているため、もう一度最初から考える必要がないのです。楽ですよ。
当初、モードセレクタの実体配線図を考えるだけでも1時間はかかっていました。
われながら、よい習慣だと満足しています。え?AIにやらせるともっと早いですって?
そりゃその通りですがそこまでもっていくのに、能力と時間とお金がないので、ここまでで我慢です。

あれ、何でヒーターDC点火回路をマイナスにしているのでしょうか。缶ビールの飲み過ぎかな。
上の図で真空管のソケットまわりには、何も記入していません。ここは過去の実体配線図参照、となります。
それでいいのです。楽です。
アースラインも描きました。ご存知の方は電源トランスの2次高圧巻線のセンタータップからアースラインがはじまっているのがお分かりだと思います。たどっていくと、イコライザのところまで母線が引き回されているのが、見えると思います。
各パーツ個別に実体配線図が準備されていますので、この実体図作成のプロセスはかなり短縮できます。
なので帰宅したら配線開始です。その前にパーツのピッキングが必要ですね。
そうでした。このプリはMCトランス搭載なので、そのパフォーマンスも楽しみです。ハムを拾ったらどうしましょうか。また楽しいトラブル発生なので、そうなっても楽しいですね。
ただし、もうマッキン型のイコライザも4回程度起用してプリを完成させましたので、次はMarantz#7ですね。
このプリアンプを現代でも問題なく使えるように、いやいや現代の機器につながれても十分役に立つ仕様にしたいと思っていますし、オリジナルの無駄な部分は大胆にカットして、自分自身が使いやすくて、かわいいMarantzを組み立てていこうと思っています。
そうですね、入力はノーシールドなのでCDの2Vの信号が、他の回路に漏れてしまいます。これは要改善。
LP78も使いません。テープヘッドのイコライザは不要、デッキを使うとしても、イコライザは殆どの機種が内蔵のものばかり。
あとは、使いもしない入力ファンクション。せいぜい4個あれば、必要にして十分でしょう。
過去は使われる予定もない、信号のための部品を配線していましたが、もうそんなのもやめです。
ああよかった。見つけましたプリアンプ製作の次なるターゲット。