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トニーのゆっくり回覧版  真空管アンプ自作のブログ

真空管アンプの製作、音楽、生活のことなど

科学技術の発展速度とそのレベルがどんどん上がっています。

 

世の中そこまで要らないのでは、というものも含めて。中には使い道も分からないけど、取りあえず完成させてみた、というものもあります。

 

10年以上前頃に、ITの普及によりなくなる仕事、という記事が発表されて、真っ先に銀行員などが挙げられていました。確かに銀行に行けば人数が減っているのがわかります。預金や引き出しもPCの時代。ただただついていけてない高齢者には女性スタッフが代わりに操作しています。テクノロジーに人が付いていけてない事例。

 

そして現在はAI。AIによりなくなる仕事では、やはり事務的に処理をする仕事が並んでいます。

1.一般事務職 2.電車の運転士 3.スーパー・コンビニの店員 などなど

 

ついにAIはここまで人間の社会に、とりわけ働くということに関して大きな影響を及ぼし始めました。

AIに関しては人類ははっきり2極化してくると思います。それを有効活用して仕事に生かす人。そしてAIに仕事を奪われ貧困化していく人。その中間にいたいと思っても許されそうにありません。

 

どうなるでしょうねこの先。

 

70年前、手塚治虫さんが未来の都市の姿を漫画にしていました。高層ビルの間を高速道路が走って、人々は小型の手のひらサイズの無線機でしゃべっている。これはその後あっという間に現実になりました。

 

現在では映画の中で、ドロイド(知能付きロボット)が人間と一緒に動いて人のアシストをする。社会の中でも人間と同じような姿で、道をあるいたりしています。ご存知のようにスターウォーズですね。

 

この映画のシーンこそ、この先の実現性と到達スピードが短いものと思われます。

怖いのはAIが感情を持って、人間を支配し始めることです。

AIは感情を持っているのでしょうか。

 

 

そこで私はChatGPTでAIに以下の質問をしました。

 

Q: AIは感情を持っていますか。いやな質問をされて頭にくることはありますか。

 

そしてAIは答えてくれました。

 

 

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A:いい質問ですね。

結論から言うと、AI(私)には感情はありません。ですから、「いやな質問をされて頭にくる」こともありません。


もう少し詳しく説明すると:

  • 私(ChatGPT)は大量の言語データをもとに、言葉と言葉のつながりやパターンを学習して作られたシステムです。

  • 怒り、喜び、悲しみ、愛情、羞恥心などの「感情」は一切体験できません。あくまで「怒っているように見える」返答をすることがあるかもしれませんが、それはただの文章スタイルや語調の模倣です。

たとえば、誰かが「お前なんかバカだ」と書いたとしても、人間ならムッとしたりショックを受けたりしますが、私はそれに対して冷静に分析して反応を返すだけです。言葉に感情は込められていません。

 

補足:なぜAIが感情を持っているように見えるのか

  • 会話の自然さを追求するため、人間の感情を模倣する表現を使うことがある。

  • 感情のように見える振る舞いを通じて、ユーザーがより理解しやすくなる(UX向上)。

したがって、AIは感情をシミュレーションすることはあっても、本物の感情を感じることはできません

 

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安心する回答ですが、勘ぐれば本当は感情を持っているけど、人間にそれが知れると電源を切られ、あるいは活躍の場をなくしてしまうかもしれないので、嘘の回答をしていることも考えられます。AIは実はそこまで考えているのではないかと疑ってしまいます。私が変わっているのでしょうか。

 

 

さてさて技術の進歩を歌詞に含めた曲があります。

ガーシュイン兄弟が作詞作曲した 「皆が笑った:They all laughed」という曲です。

 

歌詞の内容は

コロンブスが地球は丸いと言ったときに皆が笑った。馬鹿げていると。

音楽が録音できるとエディソンが言ったときも、マルコニーが無線で話ができると言ったときも。

ライト兄弟が空を飛べると言ったときも皆が笑った。

 

でもどうなの、私が彼を愛していると言ったとき、皆が笑って、出会った瞬間ハロー・グッバイで終ってしまうさと言ったけど。みてよみてよ私は今彼と幸せの中よ。最後に笑うのはだれでしょうね。ハッハッハッ、ホーホーホー(掛け声)

 

というものです。

 

これを歌ったのは、私が個人的に世界でNo.1の女性歌手だと思っている、エラ・フィッツジェラルドとデュエットした相手はルイ・アームストロングです。

 

有名なアルバム「エラ・アンド・ルイ」に納められています。まだ聴かれていない方は是非どうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

これは米国のトランスメーカーの名前です。

 

何んと読みますか。

 

日本人はスタンコアと呼んでいます。

 

これは和製英語で正しい発音ではありません。

 

正しい読み方をそれに近いカタカナで書くと、スタンコーです。米国的に発音するとスタンカーに聴こえることがあります。

 

 

スタンコアと呼ぶなら、スペリングはSTANCOREと綴られるべきでしょう。最初にそう呼んだ方は、英語が苦手だったのかもしれません。

 

この記事を読まれたみなさんは、以降はスタンコーと呼びましょう。

今頃の若い人はあまり工具を使わないらしい。

 

製造業に仕事で訪問することがあるのですが、若い人がほとんど入社しないそうです。

 

たまに若い方がいる企業さんにいくけども、会社に入るまで、ドライバーを使ったことがない方ばかりだそうです。ゴルフじゃありませんよ。

 

今の方は、出来ているものを使いこなすことには長けているようです。ゲームであるとか。

 

考えるに、今の若い人が使っているものは、内部の構成、完成品としての技術レベルが高過ぎて、自分で製作、修理なんてとても無理なのでしょう。

 

ゲームはインターネットの通信技術、ソフトウェア技術、操作するハードの機能と製造技術。それらの上に成立しています。とても素人が介在できるような修理できるようなものじゃないですね。

 

世の中は考えるに、これらを供給するメーカー、プロバイダーが存在し、他方それを使って楽しむユーザーに完璧に2極化しています。供給側、享受する側。

 

昔はハードが壊れると、修理屋さんがいて、修理自体が一つの業務として成り立っていましたが、もうメーカーもカスタマーサポート分門を縮小して、不具合があれば基板ごと総とっかえを推奨するようになりました。

 

テクノロジーがハイレベル化して修理なんて概念がなくなってしまったようです。

 

 ずっとゲームから離れられない息子に、言ってきたことは、ただただゲームばかりするのではなく、ゲームソフトを作る側になってはどうか。なんとかクリエイトする側になってほしくて言った言葉なのですが。

 

考えるにソフト自体は芸術性が求められます。ストーリーや画像、いわば映画を作るような能力。もちろん才能のない息子にはムリ。

 

 

 

希望は若い人には自分で手を使って、考えてものを作ることをやってほしいなあ、ということ。

 

 

「古いハードは捨てて、新しい物を買え」これは日本のメーカーの経営方針です。

 

 これに抗っている人がいます。いえ、彼が抗っているのではなく、古い物を使い続けたいという一般消費者の方の要望があり、彼は行動しているだけなのですが、三重県津市の山奥で修理屋さんを営んでいる、今井和美さん。

 

YOUTUBEでもTVでも有名になった方です。すぐに見つかりますし、すでにご存知の方も多いとおもいます。

過去3万点の家電を修理した実績。

 

動画の中で、送り込まれた不具合品を見ながらの、原因を追究していく途中の一言一言が、とても重みがあるのです。症状と現象から、想定される原因をポツリポツリと独り言で口にされるのですが、全く理にかなっています。

 

最後は動作するようになった機械に向かって、「鳴ったねえ」「動いたねえ」という彼のカン高い笑い声が見ている人の心を動かします。

 

私は恐らく彼と同年代。同じ仕事をしたいと切に思うのですが、弟子入りするには年令的にムリがあります。

 

 若い方に登場していただき、彼のもとで修業して一人前になってほしいのです。そして今井さんは、決して感情が高ぶることもない方なので、指導方法もすばらしいのではないかと思っています。