オシロスコープ 最終編 | トニーのゆっくり回覧版  真空管アンプ自作のブログ

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先日、このオシロスコープの使い方を説明しました。

 

説明内容は、この機械固有のものではなく、全てのオシロスコープに備わっている共通の機能の説明になります。なのでこの使用方法の説明はどんなメーカーのどんな機種にでも適用できるものです

 いろんな顔をしたオシロスコープがありますが、説明した機能のツマミはどの機種にもあります。とにかく触っていれば波形が変化しますし、理解できると思います。

 

この最近、触ることが多くなり、だんだん愛着が湧いてきました。

 

通常オシロスコープへの入力はBNCコネクタで測定用プローブにつなぐのですが、このオシロにはコネクタが付属していませんでした。

 

 

なのでコネクタを発注しました。

 

これ628円でした。オシロスコープ入手価格100円の6倍以上です。

 

 

この機械の当時の販売価格を調べてみました。発売された期日は不明です。おそらく40年程度前だと思われます。価格は78,000円でした。

 この機械の状態をよく観察すると、あまり使われていないことが分かります。

ツマミは摩耗することなく、ギザギザ部分はエッジがしっかり残っています。使われて間もなく、倉庫などに保管されていたものだと思います。

 数十年ぶりに電気を入れられたようですが、しょっぱなからきれいな波形を映してくれました。

再エージングで3時間以上波形を出しっぱなしにしてやりました。

これでまた元気に動いてくれることでしょう。

 現行のオシロスコープは大きいので手離すことも考えています。