昨日から今日とずっと聴いていました。
コンデンサーを黒いものに替えてみました。実はこの後もまた、変更しました。
鳴らすパワーアンプをEL34PPにしました。このアンプはOPTにアクロサウンド社のTO-300、出力管に英国ムラード社のブラックバーンの工場で製造されたEL34 を使用しています。私はへたな300Bアンプよりはるかにいい音を提供してくれるこのアンプが一番気に入っていて、頼りにしています。製造NO.を6301としています。63歳で作った1台目の意味合いがあります。もう4年経っていますね。
スピーカーはアルテックの20センチフルレンジの408A です。ストレートでバランスのとれた、アルテックサウンドを奏でてくれるユニットです。
レコードを次から次に聴きました。やはり懐かしい音です。CR型イコラザだからでしょうか。NF型と違って、俺が俺がと前にどんどん出てくる印象ではありません。静かで、素直な音です。
CDを聴きました。とてもHiFiです。ソースの音を余すところなく聴かせます。ミシェル・ペトルチアーニのライブ録音を聴いていると、拍手がリアルで、私の近くに座っている人が叩いているような感じです。
次にアンプをまたDA30PPに戻しました。柔らかくて芯があり、コロコロ転がるような音で鳴ります。DA30の個性なのでしょう。
EL34PPのスピード感や張りだしとは趣きが違いますが、やはり実力を感じます。
さてコンテンポラリーサイテーションⅣの音に結論を出す必要があります。思いつくまま列挙します。
1.ハイファイである。
2.音がストレートに飛んでくる
3.CDなどのライン入力では、CR型トーンコントロールの音だが、現代のソースも普通に鳴らせる
4.空気感がよく出る。ライブ音源はもちろんだが、スタジオ録音のものもホールで聴いている印象である
5.弦楽器、管楽器、打楽器とまんべんなく再製する
6.ハムやクリックノイズが出ない
手元に置いて使いたいのですが、もう置き場がありません。
しばらく試聴の旅にだして、戻ってきたら処遇を決めます。プリの製作はあと4台の予定です。