えびの方面の素晴らしい眺めが、目に飛び込んで来た。
高過ぎて、高所恐怖症の私は恐れつつ、急激な坂を下り、小林、都城経由で
ひたすらペダルを踏み、ついについに大淀川付近にたどり着いた。夕方前だった。
昨夜熊本市を出て、20時間、200㌔超の道のり。何とか明るいうちに着いた。
宮崎市内を懐かしみ、ファミレスで仮眠取り、甲子園目指して究極に鍛えられた追憶の地へ
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30年前、真夏の炎天下の南国宮崎で、疲労骨折する程走らされた、地獄の河原一周10㌔コースを
自転車で走った。
これまでの人生で、辛く厳しい時、今を含め奇跡的に復活へ向かう勇気をくれたのは、
紛れもなくこの時の厳しい練習であり、恩師(監督)であり、親友だとあらためて思った。
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後の人生で辛い時、目を閉じると必ず蘇って勇気をくれた、遠くの橋が涙で霞んだ。
まぶたの奥に強烈に焼きついた、河原の風景と共に。