今更感もなきにしもあらずですが、今更ながら手こずった部分を含めて書き残しておきます。
ラズパイは3Bくらいまではパソコンと比べて結構遅かったので、SSH接続して使う方が普通っぽかったです。
それが4Bになって大幅に速度が上がり、殆どLinuxパソコンというか普通にUnixにマシンとして使えるようになったので、いちいちパソコンからSSHアクセスしなくても単体でキーボード、マウス、ディスプレイを接続して動かせばいいようになってきました。
ラズパイ5に至ってはラズパイ4Bよりも更に高速化して、挙句の果てにNVMe SSDで動くようにしたら余裕です(ただし4Bで使っていた電源を流用しているとフルスペックで動きませんが)。
久しぶりにWindows10パソコンからSSH接続しようとしたら、すんなり接続出来ず色々やることになりました。
Raspberry Pi側としては、
①SSHが有効になっていること。
②パスワードとホスト名は把握しておくこと。
③ifconfigでIP Addressを把握しておくこと。
Windows側はコマンドプロンプトもしくはPowershellからSSH接続にします。今まで何となく、
>ssh pi@raspberry
と入力したらパスワード入力を求められて、パスワードを入力すれば良かったのですが、
C:\Users\user>ssh pi@raspberry
ssh: Could not resolve hostname raspberry:
と出てきたり、
>ssh IP Addressでトライすると、
user@IP Address: Permission denied (publickey,password).
と出てきたりして、
良く分からない感じで接続できなかったのですが、Publickey, passwordというところをちゃんと調べると、IPアドレスだけで接続しようとする場合はユーザーが特定ではない状態での接続になるからパスワードが合わないようでした。
>ssh pi@IP Address
でトライして、ラズパイ側の設定で決めておいたパスワードを入力すると無事にSSH接続出来ました。
以前はそんなこと気にしてなかったのですが、ラズパイもユーザーが増えてSSH接続に対してのセキュリティについて対処されているのかと実感しました。SSH自体UDPと比べるとセキュリティレベルは高いですが、暫く使わない間に変わった?という印象です。ラズパイ4BになってからはSSHを使った運用は減る傾向ですので、気が付いたらまた変化しているかもしれません。