新年。 | handmade labo カシマBASE

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変わった刃物屋です。

どうぞよろしくお願い致します。

新年明けましておめでとうございます。


私は年末まで作業していましたからね。

初詣に向けて

しっかり洗車して
オールシーズンタイヤに履き替え。スノーフレークマークが入っているタイヤです。

大晦日の夜、毎年恒例の日光へ。道中、鹿とキツネに遭遇。
それにしてもホントに暖かい大晦日でしたね。こんなの初めてです。手袋さえ無くても平気な感じでしたからね。
新年の陽明門。良いですね〜。
おみくじ。いや~、いきなり縁起良いスタートです。
その脚で輪王寺。
二荒山神社と参拝。とても幸先の良い初詣となりました。

そして元旦恒例行事の雑煮。
これを仕込むのは私が担当です。喜んでもらえたのでOKです。

そして元旦マラソン。今年は風が強くて選手達には過酷な条件でしたね。
普段は全部見ますが、最後まで見ることも出来ずに寝落ち…。疲れが溜まっていたのでしょう。

と、寝落ち中、突然スマホから警報が。

その後、嫌な揺れが襲ってきました。
そしてコレ。…言葉にならない…。

今はとにかく避難し、身の安全を最優先にしていただきたいです。

私は専攻が土木工学ですから、当然地震工学も学びました。そのメカニズムは極めて複雑でして、工学の知識だけでは予知や対策をするには限界があります。

残念ながら日本は4つのプレートの上にある為、地震災害は避けて通れない運命にあります。

1995年の阪神淡路大震災後、直下型地震に対応すべく工学的には新しい理論として、地震時保有水平耐力法(保耐法)という耐震設計法が用いられることになりました。これは構造物倒壊に至るメカニズムをより詳細に精査する設計法で、それ以前は許容応力度設計法というシンプルな設計法のみでした。

そのため、土木構造物については保耐法以前に設計された建物は、補強設計で補う形を取っているのですが、一般家屋となるとそうはいきませんよね…。正直な所、プレート型であれ直下型であれ、古い家屋を巨大地震に耐えられる構造に補強するのはかなり困難です。

更に今回は地盤が液状化もしている様ですから、こうなると家屋の基礎を全て杭基礎にでもしない限り災害に耐えうることは不可能かと思います。

現在では、砕石パイル工法により液状化に対応出来る基礎もあるのですが、それでも限界はありますからね…。

とにかく、一刻も早い被災者の救済を願うのみです。

そんな中ですが、カシマ2024始動します。
熊手を新調。気持ちを入れ替えてのスタートです。
新年早々、強敵との戦いです。中子まで焼きが入ってしまっている為、ダイヤモンドビットを使って根性のみで穴開け。5〜10分くらいでは到底開きません。
正にストレスフルな工程を乗り切って
ガンガン進めていきます。

カシマの整理整頓も進めています。
在庫棚の製作。
ブランク材の増産も進めていきます。

とにかく、2024年が始まりましたから、しっかりとやっていきますよ!

See you !