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拝啓 おばあさま

職なし、家なし、胸なし。全国を車でふらふらしています。   おばあちゃん。 ほら、孫はこんなに元気です。

拝啓 おばあさま


もうすぐ誕生日ですね、おばあちゃん。
去年はいきなり花束を送りました。
いつもは「無駄なものはいらない」と言っているおばあちゃん。
「お花なんてもらったのは人生で初めてよ」ととても喜んでくれましたね。

「紫色の花束にしてください!かすみ草が好きなので、かすみ草もいれてください!」
と、花屋さんに20分以上かけて要望を伝えました。

12月2日が誕生日なのに、年末に帰省したときに、枯らさずに飾っていてくれた。
「桃ちゃんに見せようと思って」と。

こだわり派のおばあちゃん。自分でいろんなアレンジをして可愛く花瓶に生けていてくれた。
身体を動かすのは辛いだろうけど、アレンジされたフラワーじゃなくて、花束にしてよかった!

きれいな花だった。

高知市愛宕商店街の花屋さん!ありがとう!


そんなことをふと、思い出した、休日。



$拝啓 おばあさま


敬具

拝啓 おばあさま



離れて暮らしている家族のみなさま。
先日7日は父の61歳の誕生日でした。
あたしは父に、畳地のブックカバーを送りました。


$拝啓 おばあさま
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そして、ツイッターで父への愛をつぶやきました。
そのつぶやき、大反響。

なので、愛を込めて、そのつぶやきをここにまとめます。

アイラブ パパ。



『本日は父の誕生日。お父さん以上の理想の男はまだ見つかりません。そうメールしたら、なんか小難しいメールが返ってきたけど、意訳すると「ありがとう。がんばれ!」ということらしいので、がんばる。』


『父は、たぶん街にひとりはいる変なおじさんの部類に入る人だった。塾の先生だったけど、仕事以外ではロン毛を縛って、作務衣に下駄をはいていた。中学のとき私が忘れた習字道具をその格好で届けにきてくれ、クラス中の話題になった。今はボウズにした父。そんな父が大好き。みなさんありがとう。』


『父はある日、塾の先生をやめ、居酒屋をはじめた。街の居酒屋特集みたいなタウンペーパーで、「開店前の店でギターを弾いている大将が見えたので訪ねてみました!」みたいな紹介をされた。知人の居酒屋でコンサートをひらいたりしていた。そういや、父は詩集も出版してた。たしか、母の出版社から。』


『高校の数学の先生がなぜかうちの父の詩のファンで、父のことを「先生!」と呼ぶものだからややこしかった。父の書く詩もややこしかった。先生は書道の県展で毎回最優秀をとるような人だったのに、書の題材を父の詩にして、ややこしい詩が草書で書かれてなんだかもうわけわからんかったけど賞とってた』


『いつも記念日には張り切ってやたら凝った手料理を振る舞う父。はりきりすぎて失敗もよくしてた父。でも金とらずにサービスしちゃうから自分の居酒屋の経営は大変だった父。自分も一緒に酔って会計の計算ができなくなる父。うーん、父』


『ラブラブでござる RT @waka615elmo 素敵親子だなぁ! “@momo_com 本日は父の誕生日。お父さん以上の理想の男はまだ見つかりません。そうメールしたら、なんか小難しいメールが返ってきたけど、意訳すると「ありがとう。がんばれ!」ということらしいので、がんばる』


『母から離婚を切り出され、ちいさくなっていた父。当時の話をすると「私そんなこと言ったっけ?」という母。今はラブラブの父母』


『酔っぱらってこけて血だらけで陽気に歌いながら帰ってきた父。何針も縫う大怪我に、バンソーコー貼って寝ていた父。翌朝血だらけの枕を見て母絶叫。今も父の頭には傷が残り、駐車上には血のあとが残っています。』


『好きな女の子を四国から九州までおっかけて大学留年した父。』


『塾で教えていたときはマジこわい父(二度と見たくない)。広末涼子さんが生徒にいたらしいけど、せっかくデビュー時にもらったテレカとかを、簡単に人にあげるなんて今となってはもったいない。』


『寝ぼけて母と間違えあたしに抱きついた父。こっそりふとんに潜り込んだかいがありました。大好きです。(中学生時)』


『初めて彼氏を紹介したとき、あたしを彼氏の車に乗せないように、なぜか彼の車に乗り込もうとした父。おい、父。』


『電話in高知:中学生の私「今日何時に帰る?晩ごはんどうする?」 父「いらない。岩手にいるから」 私「は!?何、急に!」 父「宮沢賢治に会いたくて」 私「お母さん、お父さん今日岩手だって!?」 母「そういやそんなこと言ってたかも」 やめてよ!』


『結婚するとき、父のお母さん(あたしのおばあちゃん)に「いいの?うちの息子で。ほんとにいいの?」と念を押された母。今となっては「当時は世間知らずでわけわかってなかった」と言ってますが、そんなふうに言われてますよ、父。』


『母「道でゲロ吐いてる人がいても助けちゃダメよ、結婚するはめになるから」』


『「あんたを産む予定なかったのよね」と両親。おいコラ。でも笑いとばせるくらい愛してくれてありがとう。 話は尽きないけどお風呂にはいる。父、お誕生日おめでとうー』




ーーー30分後。



『小学生のときウチに女の子の友達が遊びにきていて、現れた父がTシャツをめくって「桃子の父です」と自分の乳首を指した。愛する父、娘は風呂あがりでとぅるっとぅるです!』


『「父、お風呂先どうぞ(家長だし。疲れてるし)」と言うと、「いや、先はいって。俺は若い娘のエキスが出た風呂に入る」と答える父。いつもめっちゃエキス出しといたで!でもあたしのエキスももう消費期限に近づいてるねん!』


『「父親って、すべての男の基準になるんだね!(だから私の理想はお父さん!)」と言うと母は、「…ほんとにごめんね…(ため息)」』


『しかし、弟のトランクスはかぶれても、さすがに父のトランクスはかぶれない。』


『まあ、なので、5学年後輩の母に出会えたんですがね。 RT @momo_com 好きな女の子を四国から九州までおっかけて大学留年した父。』


『「お父さんの好きな人は?」 父「お母さん!」 「お母さんの好きな人は?」 母「………」 こんなラブラブな両親が好き。』



父、愛してます。
おたんじょうびおめでとう。



そしておばあちゃん。
おばあちゃんのツイートもしましたよ。


『祖母「避妊はちゃんとしなさいよ!」(大学上京する孫娘に。まじびびった)』



そんな私は、今日も元気です。



敬具


PS. 『「好きなタイプはお姉ちゃんと真逆の人」と言ってアタシに似たタイプの彼女を毎回連れてくる弟に激萌え。』


拝啓 おばあさま



5月あたりからの、いろんなとこ行った写真を
すこうしずつFacebookに
公開しています。
なかなかにのんびりと。

こちら → ◎◎◎




すこうしずつ。


すこうしずつ。



敬具


拝啓 おばあさま



ここにきて、車生活(正確には車がある生活)の恐ろしさを噛み締めています。

そうそれは、



『罰金』



まあ罰金にはいろいろありまして、
スピード違反。駐車違反。運転中に携帯やナビを操作していたなどのなんたら違反。
ほかにも、前後確認せずドア開けたとか、なんか細かくいろいろあるんですけども。
まあぜんぶ違反なんですね。

しかしスピード違反は運転してるほとんどの人はやってしまっているし(現状)
駐車違反はすこし目を離した好きに1マン5千円が飛んでいく~
運転中に携帯やナビ…っていうか今日運転中に新聞ひろげて読んでるおじさん見たよ!
ってまあぜんぶ違反なんですけどね。

そうつまり、
車は自分のモンでも道路は自分のモンではないので、道路の上にのっかってる以上そこのルールに従いましょうということですね。そらそうです。地球は誰のモンでもないですが私のモンでもないのでそら早いモン勝ちだと思います。



でもねー
なんつーかねー
罰金はしかたないのだけど(自分が悪いし)その罰金で出費するっていうのがなんともねー
かなしいの。

払うつもりもなかった金を払うってなぁ悲しいね。予想外だから悲しいんだねきっと。期待を裏切られた気分になるの。
きっと人間てのは自分で自分を把握したいもんなんだな。予定(自分で把握してた自分のこと)が狂うと悲しい。

事故。罰金。……車生活になってからそこでどんだけの出費があったことか。
これはどっかに家を借りるほうが安いぜよ。


でもあたしは


自分の持っているものが「家」じゃなくて「車」であることで、“ひとつところにいない”という『気楽さ』を買っているのだからしかたない。


この生活が「実際どうなのよー」というのは、数年後のあたしが誰か目の前の人にお話していることでしょう。
今んところは、



車生活は金がかかるぜ(自分のこころがけ次第)



ということです。

車のことで頭が重くなるくらいは大人になりました。
これからも、大人街道驀進します。



敬具


拝啓 おばあさま


日本国内をぐるぐるしていたかと思いきや、一転ひきこもり生活に突入しております(他人んち)。

朝起き、
朝ごはんつくり、
英語とスペイン語を数十分やろう
かとおもいきや
ツイッターとかユーチューブとか見ちゃう。
あ、もう夜か。
買い物行こう
夜ごはん作って、
ちょっと84インタビューの原稿確認して
あーんちゅかれたおやすみい~~

みたいな。

まあこれがデフォルトですね。いや、他にもその日その日の用事があったりなかったりしますが。


………いやー、恥ずかしい!デフォルトって言っちゃったよ!!
あたくしデフォルトって言葉は嫌いなのです。
でも糸井重里さんの「オトナ語辞典」に書いてあったのでオトナのふりして使ってみようと思ったけど実際使ったらちょっと気恥ずかしくてごまかして進んじゃおうと思ったけど思い出し恥ずかし状態なのでどろんします。

おやすみなさい、今日もよい夢を。



ひさびさにテレビでチューヤンも見れたことだし。



敬具